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記録ID: 8516025
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ハイキング
中央アルプス

38年ぶりの南木曽岳 当時と現在の比較

2025年08月04日(月) [日帰り]
 - 拍手
すまし録 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:50
距離
7.6km
登り
888m
下り
890m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
1:38
合計
6:45
距離 7.6km 登り 888m 下り 890m
7:35
7:36
14
7:50
7:53
2
7:55
8:00
98
9:38
9:56
9
10:05
3
10:08
10:12
11
10:23
11:13
21
11:34
11:41
99
13:20
13:29
12
13:41
13:42
16
1987年以来、38年ぶりの2回目の南木曽岳。とても暑くて、とてもしんどい急登だった。体力の限界を感じた。
天候 視程悪し。曇り時々晴れ(朝、頂上は雲がかかっているのが麓から見えた)
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・駐車場7時到着で、我々の車のみ。
・下山時(14時)も、我々の車のみ。
・登山中、女岩で1名の登山客に抜かされた。
このことから8月4日(月)の南木曽岳の登山者は、我々パーティー2名と単独行の1名の合計2パーティー、3名のみの可能性が高い。予想より人が少なかった。
コース状況/
危険箇所等
 朝、駐車場はアブ?がたくさん。扉を開けると車内に入ってきた。どうなることかと思ったが、朝の登山道の下部に少しいただけで、あとは大丈夫。なお、下山時、駐車場にも奴はいなかった。
その他周辺情報 〇クアリゾート湯舟沢(15時頃の利用)
・私としては、とても良い温泉だった。
・第1~3駐車場は、ほぼ満車だったが、浴室は10人程度でまったりできた。
・多分、プール利用者が多いのでは?
・湯のみは、ハイシーズンで1100円だが、JAFカード提示で1000円。
・グーグル口コミのとおり、ロッカーの鍵が閉めにくいのがあった。
図1 鎖場
 38年ぶりに南木曽岳を登った。そこで38年前の写真と同じアングルで写真を撮影しようと試みた。図が小さくて見にくい場合は「元サイズ」を押せば拡大できるかもしれません。

 上の右図は、1987年に撮影した写真で、その場所は、鎖場のスタート地点と記憶しており、今日(8/4)、その場所で撮影してきた(上の左図)。しかし、写真を比べると岩の形が全然違う。撮影場所が違うのか、岩が崩れたのか、現時点でよくわからない。
図1 鎖場
 38年ぶりに南木曽岳を登った。そこで38年前の写真と同じアングルで写真を撮影しようと試みた。図が小さくて見にくい場合は「元サイズ」を押せば拡大できるかもしれません。

 上の右図は、1987年に撮影した写真で、その場所は、鎖場のスタート地点と記憶しており、今日(8/4)、その場所で撮影してきた(上の左図)。しかし、写真を比べると岩の形が全然違う。撮影場所が違うのか、岩が崩れたのか、現時点でよくわからない。
図2 鎖場
 図1と同じ鎖場。前述の通り、岩の形が違う。今日は巻道を使ったが、鎖場の方を通れば、正しい撮影位置がわかるのだろうか。それとも、岩の形が実際に変わってしまったのだろうか。疑問だ。
図2 鎖場
 図1と同じ鎖場。前述の通り、岩の形が違う。今日は巻道を使ったが、鎖場の方を通れば、正しい撮影位置がわかるのだろうか。それとも、岩の形が実際に変わってしまったのだろうか。疑問だ。
図3 カブト岩
 現在は、草木が増えて、見通しが効かなくなっている。
図3 カブト岩
 現在は、草木が増えて、見通しが効かなくなっている。
図4 上野原登山道の分岐
 1987年は、上野原登山道の分岐に大きな案内図があったことがわかる。また当時は、現在より木々が、とても少なかった。
 なお、1987年の写真のピンクの服の方は、1980~1990年代、鈴鹿の手書き地図で有名な奥村さん。1987年、偶然、南木曽岳でお会いした。
図4 上野原登山道の分岐
 1987年は、上野原登山道の分岐に大きな案内図があったことがわかる。また当時は、現在より木々が、とても少なかった。
 なお、1987年の写真のピンクの服の方は、1980~1990年代、鈴鹿の手書き地図で有名な奥村さん。1987年、偶然、南木曽岳でお会いした。
図5 上野原登山道の分岐
 図4の上野原登山道の分岐を少し離れた所から撮影した写真。今日、調べた結果、撮影場所は、現在の避難小屋付近と特定できた。
 今と昔で、随分と印象が違う。38年の間に樹木が大きく育ち、1987年、トイレは現在の位置になかったと推測。
図5 上野原登山道の分岐
 図4の上野原登山道の分岐を少し離れた所から撮影した写真。今日、調べた結果、撮影場所は、現在の避難小屋付近と特定できた。
 今と昔で、随分と印象が違う。38年の間に樹木が大きく育ち、1987年、トイレは現在の位置になかったと推測。
図6 女岩付近から摩利支天と昔の避難小屋
 昔は、全面的に笹原で、昔の避難小屋が見えていた。
図6 女岩付近から摩利支天と昔の避難小屋
 昔は、全面的に笹原で、昔の避難小屋が見えていた。
図7 奥村さんの手書き地図(1985年作成)
 南木曽岳でお会いしたことがきっかけで、私が奥村さんから当時もらった南木曽岳の地図(頂上付近のみ抜粋)。
 当時の避難小屋の位置がわかると思う。
図7 奥村さんの手書き地図(1985年作成)
 南木曽岳でお会いしたことがきっかけで、私が奥村さんから当時もらった南木曽岳の地図(頂上付近のみ抜粋)。
 当時の避難小屋の位置がわかると思う。
図8 女岩付近にて
 1987年の写真と同じアングルで撮影するのが難しかった。道の位置が少し違っているのか・・・??? 
 なお、1987年の写真において、ピンクの服が奥村さんで、赤い服が奥村さんのパーティーの三浦さん。
図8 女岩付近にて
 1987年の写真と同じアングルで撮影するのが難しかった。道の位置が少し違っているのか・・・??? 
 なお、1987年の写真において、ピンクの服が奥村さんで、赤い服が奥村さんのパーティーの三浦さん。
図9 1987年撮影のどこかわからない写真
 左の写真の撮影位置は、ネガの順番から南木曽岳山頂と現在の避難小屋の間だが、今日は正確な位置はわからなかった。
 中央の写真の撮影位置は、現在の避難小屋の上部付近からと思われるが、樹木が育っていたためか、今日はわからなかった。
 右の写真は、ネガの順番から、女岩と摩利支天の間であるが、多分、樹木が育ちすぎて、今日は撮影場所がわからなかった。
図9 1987年撮影のどこかわからない写真
 左の写真の撮影位置は、ネガの順番から南木曽岳山頂と現在の避難小屋の間だが、今日は正確な位置はわからなかった。
 中央の写真の撮影位置は、現在の避難小屋の上部付近からと思われるが、樹木が育っていたためか、今日はわからなかった。
 右の写真は、ネガの順番から、女岩と摩利支天の間であるが、多分、樹木が育ちすぎて、今日は撮影場所がわからなかった。

感想

 38年ぶりに南木曽岳を登った。そこで38年前の写真と同じアングルで写真を撮影しようと試みた。撮影場所が特定できた写真もあれば、特定できなかった写真もある。特定できなかった原因は、多分、樹木が大きく育ったからだろう。
 意外なのは、図1、2の鎖場の写真。なぜ岩の形が違うのだろう。撮影場所の特定に誤りがあるのだろうか。

(奥村さんとの記憶)
 1980~1990年代、鈴鹿山地の各駅に鈴鹿の手書き地図が置かれていたことを、往時の登山者は知っているだろう。その手書き地図を作成されていたのは、国鉄マンの奥村光信さんという方だ。
 私は奥村さんに、1987年10月10日、南木曽岳の写真図1、2の場所で、初めてお会いした。とても気さくな方で、様々なお話を聞いた。上野原町登山道を下れば、読書村に降りれること、読書村と満蒙開拓団の話、上野原町登山道にはク●がいることなどなどを今でも覚えている。
 今回使用した1987年の写真のうち、図2、5は奥村さんから、図4は奥村さんの同行者の三浦さんから、下山後、お送り頂いた写真だ。
 なお、奥村さんと三浦さんとは、1か月後の1987年11月22日、鈴鹿の宮指路岳で偶然、再会して双方とても驚いた。

 余談だが、今回、南木曽岳を登るにあたり、あれこれネットで調べたところ、今でも、南木曽町観光協会「南木曽岳登山道案内図」( https://nagiso.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/11/rootmap_%E5%8D%97%E6%9C%A8%E6%9B%BD%E5%B2%B3%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97_merged.pdf )に奥村さんの地図が使われていることを知った。1枚目は新しい避難小屋がかかれているので、あとで修正されたものだろうが、2枚目の地図は昭和60(1985)年に描かれた地図、そのままだ。38年間も使われる奥村さんの地図は、やはり、とてもすごい。

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