記録ID: 8518155
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波
男体山
2025年08月05日(火) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:01
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 2:18
- 合計
- 9:03
距離 9.9km
登り 1,304m
下り 1,309m
15:03
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日本百名山 実は登るつもりは無い山でした。 先日、磐梯山でお会いした女性三人組に励まされて行く気になり、登れるのは身体が動くうちだろうかと、思い立った理由です。 前日は戦場ヶ原での動画の収録。 天気も良かったので、その日に登山でも良かったのですが、予定通り2日目に決行。 朝から天気は晴れ始めて良し良し。 午前5時半。 二荒山神社中宮祠の駐車場に来ると、既に数台がスタンバイ中でした。 二荒山神社はまだ門が閉まっていて、開門は午前6時。 しかし、それよりも前に社務所が開けて、登山受付が始まりました。 入山料1000円で登山届を出し、通行手形を貰います。 ちょうど6時に活動を開始することができました。 門を潜って階段を上り始めて登山の開始。 しかし、この階段、かなり段差があり、まだ身体が起きていないと結構きつい。 横をトレランスタイルで軽装の女性が声をかけてくれましたが、足取り軽く行ってしまします。 三合目までは森の中。 笹の根っこで安定はしていますが、そこそこの傾斜。 舗装された林道に出て、しばらくは舗装路を歩いて四合目の登山口へ。 少し休憩してから鳥居を潜ります。 ここから先は尾瀬歩荷さんの動画を見ていたので映像のイメージがあり、鉄の手すりの区間に直ぐに入ったので、「ここか!」となりました。 だんだんと石ゴツゴツになり、ところどころで掴まり登り。 だんだんと石雪崩の様な斜面になり、かなりの急登で、しかもかなり長い。 やっと石の区間を抜けると今度は緑色の土嚢で補強されたやや湿った土の区間。 ここもかなりの傾斜。 朝に挨拶を交わしてくれた女性がもう降りて来た! 森林限界を越えると火山の小石ザリザリになり、ズリズリと滑りながら登って行き、振り返れば中禅寺湖を見下ろす絶景。 ここまでは木の中の道で、日陰で涼しいのですが景色の展望はほとんどありませんでしたので、テンションが上がります。 が、息も上がりっ放し。 あと少しで山頂だと見えるのですが、それがなかなか大変な登り坂。 やっと山頂に到着し、先ずは神社にお参り。 右手の社務所に行き、登山バッジをゲット。 御守りや御札もあり、なんと驚くのは手書きの御朱印もいただけるとのこと。 御朱印帳を持参すればここで書いていただけて、順番待ちには番号札を用意と、下界の社務所と同じフルスペック! 若い男性2人が管理られている様なのですが、毎日この坂を登って来るのかな?大変だな? と思いましたが、布団が2つ干してあるのを発見。 電気はソーラーパネルで確保しているらしく、モダンな音楽が流れていました。 御朱印は500円。 神社の右奥に例の刀が立っていて、ここしか無い唯一無二の人気の場所。 順番を待ってから岩に上りました。 刀の奥には縦走路が繋がり、大真名子山から女峰山への絶景。 さてさて、実は三合目付近から腰痛がまた出てしまい、ストレッチなどをしながら何とか誤魔化して登頂しましたが、やはりゆっくりと腰掛けての休憩が必要になりました。 カメラはアクションカメラと軽い物だけにしましたが、ドリンクを4本持ったのもあり、背負ったものの重量はそこそこありました。 特にウエストバッグが良くないらしく、この辺も装備の見直しが必要になりました。 しばらくの休憩の後に三角点にタッチ。 銅像の前を通過して、左手の太郎山の神を祀る社に行ってみます。 ザリザリ斜面の少しの下り。 社は平な石の上に建っていて、腰を下ろさせていただきました。 しばしの時間、見下ろす中禅寺湖の絶景を眺めながら休憩。 戦場ヶ原も見下ろせ、見上げれば日光白根山の山並み、右に視線を移せば尾瀬の燧ヶ岳のツインピークスの絶景。 雲が左手からどんどんやって来て、そろそろ行動を開始しないと予定の時刻には下山完了できなくなってきました。 何となく、時間が押すと雨の心配もあります。 下山は中禅寺湖を見下ろすザリザリから。 ジグザグには歩くのですが、ズリズリと滑ります。 途中で野生の猿が登山道に登場。 登って来た女性が怖がってしばしストップ。 猿は女性だと馬鹿にして襲うこともあるらしく。 そのまましばらくはそこで休憩して、女性が通過できるまで滞在。 下りは上りよりは大分楽。 それでもステップは慎重にする必要があります。 特に石ゴツゴツの急坂は長いので、かなり足腰に負担がかかります。 頑張って足を下に下に進めますが、何とまたあの女性とすれ違い! 思わず声をかけてしまいましたが、どうやら下で水を補給してから、本日2本目の登頂らしい。 凄いなぁ。 気を持ち直してどんどん下ります。 気温もかなり上がってきましたが、コースは木の中なので大丈夫。 やっと石の区間は抜けましたが、まだまだ先は長い。 やっと林道まで戻りましたが、やはりこの舗装路区間も結構長く、腰痛を散らしながらの歩行となりました。 三合目で靴紐をもう一度締め直してから最後の下りへ。 今回使ったシューズはサロモンのミッドカットモデル。 グリップはかなり良さそうでしたが、サイズがやや大きく、長い下りだとつま先に痛みを感じながらとなりました。 靴紐は丸紐で緩みやすく、調整が難しい。 ぎゅっと締めてしまうと今度は一番上のエッジが食い込み気味になりそこが痛くなる。 などなど、今回の様な急坂が続く場合にはシューズもかなり難しい。 最後の区間は木漏れ日の射す緑の森が美しく見える。 そこにまたあの女性が降りてきて追いつかれてしまった。 少し一緒に歩いてお話をさせていただきましたが、私のペースに合わると滑ってかえって危ないので、そこでお別れ。 軽々と走るように行ってしまいました。 それにしても、同じ山で同じ人と四度も会うなんて… 路面は湿っていてそこそこ滑りやすい。 何ヶ所も滑ったシューズの跡。 しかし、滑ってもリカバリーしながら抜けて行くのだろう。 最後に段差のある階段を下りて、下山の完了。 汗で衣装もズボンもびしょびしょとなりました。 |
写真
感想
男体山の特異性。
登山ルートは主には神社と山頂を往復するだけの一本道。
傾斜もキツくこの距離で1300m程の標高差。
段差もかなり大きく、脚の筋力をかなり消耗。
A to Bの移動感で、山頂の絶景を目指してひたすら途中の障害を乗り超えて行く修行の道。
途中は木の中なのでそれ程暑くは無い。
その分景色を楽しみながらのハイキングとはならない。
渡渉や藪漕ぎ、緑色のノロの乗った滑りやすい石の上を歩くことこそ無いけれど、登山のかなりのスキルが試される。
キツいので食事もトイレもあまり必要に感じない。
ドリンクはペットボトルが2本でほぼ足りました。
ワンディの登山なので実行できるかは天気次第になり、夏のこの時期は防寒着も雨具もほぼ必要を感じない。
雨が降れば危険であり、この激坂をやれば身体は中からずぶ濡れとなること必定。
なので、できるだけ軽量登山する方が良く、トレランスタイルで水を1.5リットルほど持ち歩くだけでも大丈夫そう。
よって、この山はハイキングと言うよりは、トレーニングとして見た方がマッチングは良さそうだとの感想です。
山頂に吹く風はとても爽やかでした。
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コメント
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山頂の社務所が空いてるのはお祭り期間の今だけなんですよ♪私はいつも素通りなんですけど、御朱印もいただけるのは知りませんでした😆
6月30日、雄国沼でもニアミスだったんですね!通過時間を見たらすれ違ってはいないみたいでしたけど、まさか同じ日に登っていたなんてビックリ!
きっとまたどこかでお会いしそうですね😁
こちらはよれよれの山歩きの中を、ひょいひょいと身軽に過ぎ去る、笑顔のチャーミングな素敵な女性の軽やかな姿には驚きでした。
同じ山で同じ人に四度もお会いするなんて、我がのろのろ歩きにも感謝かな?
山頂の神社、今のお祭の時期だけでしたか?
てっきり夏はいつも開いているのかと思ってしまいました。情報ありがとうございます。
二荒山神社中宮祠では弓道のお祭中でもありましたね。
雄国沼でもニアミスでしたか!
素敵な出会いに感謝です。
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