白山(風雨の修行)


- GPS
- 04:42
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,374m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 4:52
天候 | 雨・風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道は明瞭 |
写真
感想
夏の白山は激混みなので行きたくはないが、今日の様な風雨予報なら人は来ないだろうと修行に出かけることにした。
昨年11月に100ヶ月連続登頂を達成して以来ずっと登頂はご無沙汰していた。リハビリを兼ねての修行も良いだろう。
深夜1時半に別当出合を雨のスタート、カッパを着るとサウナで汗びっしょだろうからずぶ濡れでも変わらない、黙々と登って行く。虫がウザいけど涼しいからまだマシである。
別当覗きを過ぎると崖崩れの大きな音がした。別当谷は崩壊が激しい、甚之助小屋まで1時間10分ほど、この雨の中だからまずまず、時折激しく雨が叩きつける。
流石に黒ボコ岩まで上がると寒いのでカッパを着た。室堂の便所で乾いた服に着替えるか迷ったが面倒なのでそのままスルーした。室堂前広場はホワイトアウト、大鳥居が分からずウロウロ彷徨った。なんとか登山道に合流して行くしかない。
室堂から上は雨風激しく、久しぶりの地獄だった。全身ずぶ濡れなので寒すぎだが、厳冬期に比べればまだマシかと頑張ることにした。
もうピークにこだわる事もないけど夏に敗退はあり得ない。奥社に2時間半ほどでようやく到着、寒い早く帰りたい。奥社から山頂までも難儀するくらい今日は大変だった。ピンポンダッシュでゲザーん
登山道の濡れた岩で滑らない様に帰りは慎重に下ろう。前泊者も少しはいるだろうけどこの地獄で誰も登る気配は無かった。
室堂センターには入れないのでそのまま帰りもスルーした。黒ボコまで来てようやく風は無くなり安堵した。甚之助小屋にも人は居なくて結局別当出合まで貸切登山だった。こんな天気で来る人は修行目的以外ないだろうから当然と言えば当然だ。
全身ずぶ濡れなのでそのまま車に乗り込み市ノ瀬のスノーシェッドに避難してようやく着替えを済ませることができた。先日の剱岳で鍛えられた右足は今日も痛みも出ずむくみが出るくらいで済んで良かった。
次に白山に来るのは雪が降る11月だろう。夏はもう遠慮したい。
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