記録ID: 852188
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
【表妙義縦走】道の駅みょうぎ[S]→見晴→天狗岩→相馬岳→堀切→石門群→道の駅みょうぎ[G]
2016年04月24日(日) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:59
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,330m
- 下り
- 1,299m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:00
距離 9.2km
登り 1,330m
下り 1,315m
天候 | 曇り(途中から頂上ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢部分にまだヒルは見かけませんでした。 前日に雨が降ったのか、一部の岩場あたりの土壌がぬたっておりました。 |
その他周辺情報 | 登山後は道の駅みょうぎにてお酒(妙義山)、チーズを購入! |
写真
【1か月ぶり2度目】
1か月ぶり2度目の表妙義縦走チャレンジです。
今回は奥の院→相馬岳→堀切→鷹戻し→堀切→下山、という予定でしたが、己(恐怖心)に打ち勝つことが出来ず、鷹戻しまで見に行かずに下山(敗退しました)...。
1か月ぶり2度目の表妙義縦走チャレンジです。
今回は奥の院→相馬岳→堀切→鷹戻し→堀切→下山、という予定でしたが、己(恐怖心)に打ち勝つことが出来ず、鷹戻しまで見に行かずに下山(敗退しました)...。
【よーいどん】
スタート地点は「道の駅みょうぎ」そばの妙義神社へと至る鳥居となります。
道中の写真については前回、詳しく解説してますので、今回は前回説明できなかった箇所と、難所中心で行こうかとおもいます。
スタート地点は「道の駅みょうぎ」そばの妙義神社へと至る鳥居となります。
道中の写真については前回、詳しく解説してますので、今回は前回説明できなかった箇所と、難所中心で行こうかとおもいます。
【大文字経由】
前回は神社南側から辻へと至るコースでしたが、今回はオーソドックスな大字から辻へと至るコースとしました。
このコースは最初沢筋を登ることになります。
今日は見かけませんでしたが、もう少しするとヒルが活発になるかもしれませんね...
前回は神社南側から辻へと至るコースでしたが、今回はオーソドックスな大字から辻へと至るコースとしました。
このコースは最初沢筋を登ることになります。
今日は見かけませんでしたが、もう少しするとヒルが活発になるかもしれませんね...
【最初の鎖場】
最初の鎖場に到達しました。
難易度的には鎖を使わなくても登れるような鎖場です。
とはいえ、岩面の状態(乾いているのか、濡れているのか)にも左右されるものかと思いますので、安全に行くのであれば鎖を握ることを強くオススメします。
最初の鎖場に到達しました。
難易度的には鎖を使わなくても登れるような鎖場です。
とはいえ、岩面の状態(乾いているのか、濡れているのか)にも左右されるものかと思いますので、安全に行くのであれば鎖を握ることを強くオススメします。
【二つ目の鎖場】
二つ目の鎖場は最初の鎖場と比例して、3倍近い長さがあったかなと記憶してます。
ここで嫌だったのはご覧のとおり、岩面が濡れており、ドキドキしながら登る羽目になりました。
が、ボルダーXの性能はすさまじく、多少濡れていてもスリップするようなことは無かったです。
二つ目の鎖場は最初の鎖場と比例して、3倍近い長さがあったかなと記憶してます。
ここで嫌だったのはご覧のとおり、岩面が濡れており、ドキドキしながら登る羽目になりました。
が、ボルダーXの性能はすさまじく、多少濡れていてもスリップするようなことは無かったです。
【大の字へと至る鎖場】
大の字へは途中、辻へと至る道から寄り道する形となりますので、行かなければ行かなくてもいいのです。
ですが、大の字の岩場は結構な展望スポットとなってるので、行っておいたほうが良いです。
なお、鎖場は岩がよく磨かれているせいか、ちょっと掴む場所を考える必要がありました。
大の字へは途中、辻へと至る道から寄り道する形となりますので、行かなければ行かなくてもいいのです。
ですが、大の字の岩場は結構な展望スポットとなってるので、行っておいたほうが良いです。
なお、鎖場は岩がよく磨かれているせいか、ちょっと掴む場所を考える必要がありました。
【奥の院の鎖場】
ここからが表妙義縦走白雲山コースの本番です。
まずは奥の院の30mの鎖場を突破することになります。
この奥の院を登ると、この先タルワキ沢のコルまでエスケープルートが存在しないため、技術、体力に不安があるようであれば、ここで撤収したほうが良いです。
ここからが表妙義縦走白雲山コースの本番です。
まずは奥の院の30mの鎖場を突破することになります。
この奥の院を登ると、この先タルワキ沢のコルまでエスケープルートが存在しないため、技術、体力に不安があるようであれば、ここで撤収したほうが良いです。
【ビビリ岩登攀中】
ビビリ岩登攀中の写真です。
今回、このビビリ岩で滑ってしまい、危うく墜落しかけました。
原因はビビリ岩の取り付き部分で靴に泥を拾ってしまったことでしょう。
反省として次回からブラシをもっていこうかと思ってます。
ビビリ岩登攀中の写真です。
今回、このビビリ岩で滑ってしまい、危うく墜落しかけました。
原因はビビリ岩の取り付き部分で靴に泥を拾ってしまったことでしょう。
反省として次回からブラシをもっていこうかと思ってます。
【ビビリ岩の上から】
ビビリ岩については恐らく何度登っても慣れないと思います。
難易度的には大したことはないのかもしれませんが、どうしても背後の切れ落ちが気になってしまうのです...
ビビリ岩については恐らく何度登っても慣れないと思います。
難易度的には大したことはないのかもしれませんが、どうしても背後の切れ落ちが気になってしまうのです...
【背ビレ岩の先の下降鎖場】
背ビレ岩の先には下降する鎖場があります。
高さ的には7m程度でしょうが、結構いやらしい感じの構造になってます。
若干ハングしているようなところがあり、足置きが見難いところがありますので、要注意です。
背ビレ岩の先には下降する鎖場があります。
高さ的には7m程度でしょうが、結構いやらしい感じの構造になってます。
若干ハングしているようなところがあり、足置きが見難いところがありますので、要注意です。
【滑り台状の鎖場】
この鎖場は結構な長さがあるかつ、岩面が磨かれた感じになってますので、グリップが弱い靴だと少々苦労するかもしれません。
何よりも下降という形となりますので、どうしても尻込みしてしまう感じとなり、腕に負担がかかります。
割と思い切って、下を意識せずに鎖をするすると出していけば、案外あっさりと降りてこれます。
この鎖場は結構な長さがあるかつ、岩面が磨かれた感じになってますので、グリップが弱い靴だと少々苦労するかもしれません。
何よりも下降という形となりますので、どうしても尻込みしてしまう感じとなり、腕に負担がかかります。
割と思い切って、下を意識せずに鎖をするすると出していけば、案外あっさりと降りてこれます。
【遠くから見れば】
先ほどの滑り台状の鎖場も、横から見ると思った以上に傾斜は緩いのかなと思います。
※とはいえ、鎖から手を放した状態で滑ると文字通り滑り台のごとく落ちていけますが。
先ほどの滑り台状の鎖場も、横から見ると思った以上に傾斜は緩いのかなと思います。
※とはいえ、鎖から手を放した状態で滑ると文字通り滑り台のごとく落ちていけますが。
【タルワキ沢のコル】
相馬岳手前のタルワキ沢のコルです。
ここから中間道へとエスケープすることが出来ます。
今回は堀切まで行く予定でしたので、ここからエスケープはしませんでしたが、前回の記録にどんなものか記載しております。
下りはあまり好きじゃないです。
ちなみにこのコルに至るまでに一度ミスをしております。反省文は後ほど...
相馬岳手前のタルワキ沢のコルです。
ここから中間道へとエスケープすることが出来ます。
今回は堀切まで行く予定でしたので、ここからエスケープはしませんでしたが、前回の記録にどんなものか記載しております。
下りはあまり好きじゃないです。
ちなみにこのコルに至るまでに一度ミスをしております。反省文は後ほど...
【バラ尾根へと至る道】
相馬岳から金洞山へと至るにはタルワキ沢のコルを下り、中間道から堀切の分岐まで行くか、相馬岳の南側にあるバラ尾根を進むことになります。
このバラ尾根は個人的にはかなりの曲者でした。
相馬岳から金洞山へと至るにはタルワキ沢のコルを下り、中間道から堀切の分岐まで行くか、相馬岳の南側にあるバラ尾根を進むことになります。
このバラ尾根は個人的にはかなりの曲者でした。
【急傾斜のザレ場】
滑らないように気を付けるのはもとより、極力石を落とさないように意識しなければならないため、ここで気力を一気に使い果たした感があります。
ちなみに途中3回ほどコールしてます...
滑らないように気を付けるのはもとより、極力石を落とさないように意識しなければならないため、ここで気力を一気に使い果たした感があります。
ちなみに途中3回ほどコールしてます...
【看板】
途中、注意喚起する看板がありました。
個人的に思うところは鷹戻しもちろん危険な場所だとは思うのですが、そこに至るまでの道も一般登山のレベルから考えると、かなり難易度が高い=怪我の危険性が高いように思えます。
無理な登山は絶対にしないようにしたほうが良いです。
途中、注意喚起する看板がありました。
個人的に思うところは鷹戻しもちろん危険な場所だとは思うのですが、そこに至るまでの道も一般登山のレベルから考えると、かなり難易度が高い=怪我の危険性が高いように思えます。
無理な登山は絶対にしないようにしたほうが良いです。
【撤退決意】
さて、今回は実は堀切から鷹戻しの手前まで行く予定でしたが、バラ尾根にて心が折れた(恐怖心に負ける)かつ、画像のように急激に天候が悪くなる兆しがあったため、鷹戻しまで行かずに堀切で下山することとなりました。
さて、今回は実は堀切から鷹戻しの手前まで行く予定でしたが、バラ尾根にて心が折れた(恐怖心に負ける)かつ、画像のように急激に天候が悪くなる兆しがあったため、鷹戻しまで行かずに堀切で下山することとなりました。
【鎖がついてない】
普通なら鎖がかけられてもおかしく無い様な道が多いのもバラ尾根。
ここで改めて「そういやバリエーションルートだったな...」と思い出すことに。
アルパインレベルだと無いのが当たり前なんでしょうけども。
※個人的にはバリエーションルートとアルパインは同列に考えてなかったりします。
普通なら鎖がかけられてもおかしく無い様な道が多いのもバラ尾根。
ここで改めて「そういやバリエーションルートだったな...」と思い出すことに。
アルパインレベルだと無いのが当たり前なんでしょうけども。
※個人的にはバリエーションルートとアルパインは同列に考えてなかったりします。
【岩がせり出してる道】
この道は若干右側の岩がせり出しており、真ん中らへんが狭くなってましたが手前の道がひどすぎたのであまり恐怖感はありませんでした。
普通の山だったりするとちょっと心拍数も上がりそうなもんですが、妙義山だとどういうわけか、慣れます。(それが一番怖い)
この道は若干右側の岩がせり出しており、真ん中らへんが狭くなってましたが手前の道がひどすぎたのであまり恐怖感はありませんでした。
普通の山だったりするとちょっと心拍数も上がりそうなもんですが、妙義山だとどういうわけか、慣れます。(それが一番怖い)
【堀切】
バラ尾根のピークを過ぎて、少し下ったところで堀切に到着です。
今回はここからエスケープしました。
(ある意味予定通り、ある意味撤退)
堀切から中間道までは15分程度とありましたが、私は20分ほどかかった記憶があります。
バラ尾根のピークを過ぎて、少し下ったところで堀切に到着です。
今回はここからエスケープしました。
(ある意味予定通り、ある意味撤退)
堀切から中間道までは15分程度とありましたが、私は20分ほどかかった記憶があります。
【なんかすごいのが】
なんかすごいのが見えました...
多分リードクライミングだと思われます...
※5月3日コメント
行ってみて気が付きましたが、アレが鷹戻しです。恐らく登れない、または下れない人のためにザイルを出して確保しているんではないかと...
なんかすごいのが見えました...
多分リードクライミングだと思われます...
※5月3日コメント
行ってみて気が付きましたが、アレが鷹戻しです。恐らく登れない、または下れない人のためにザイルを出して確保しているんではないかと...
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
|
---|
感想
今回は1か月ぶり2度目の妙義山となりました。
前回と同じく、白雲山コースでの縦走となりましたが、タルワキ沢のコルではなく、堀切からのエスケープとなります。
堀切から鷹戻しまで偵察に行く予定でしたが、バラ尾根で疲労+強烈なザレ場+天候の悪化のおかげで恐怖心で急激に心が萎えてしまい、結局鷹戻しを見に行くことができず、敗退となります。
そこで、金洞山を西岳からアプローチして、鷹戻しを覗いてみるというルートを近い内に行ってみようかと思ってます。まずは敵を知ることが先決です...
【反省】
天狗岩からタルワキ沢のコルに至る途中、下に人がいるにも関わらず、"石を落としてしまった可能性"があります。
変な書き方ですが、明確に落としたということもこれまたない感じです。
ただし、途中明らかに砂利を踏んだ記憶があり、落とさないまでにしてもかなりぎりぎりのところまで滑らしてしまいました。
その時は落ちなかったのですが、しばらく進むと上に人がいないにも関わらずカラカラと石が落ちてくる音がし、実際に握り拳よりちょっと小さいくらいの石が落ちていくのが見えました。
この時点でコールすべきでしたが、咄嗟のことだったのでコールできず...下にいた人たちには申し訳ないことをしてしまいました。(幸いにしてあたらなったようです。不幸中の幸いです。)
自分ではないかもしれませんが、落ちるきっかけを作ったかもしれないのは確かなので、次回からはより一層気を付けなければと思います。
また、ご覧になられているかわかりませんが、当日被害(?)にあいそうになった方々にはこの場をかりてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
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