木曽駒ヶ岳


- GPS
- 03:07
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 465m
- 下り
- 463m
コースタイム
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 3:08
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
春に縁あってこっちの方に来た。その時今年の夏は木曽駒ヶ岳に登りたいなぁって思った。以前ヒメウスユキソウに逢いたくて、来たことがあるけれど、その時は電車だったのでもうずいぶん前になる。駒ヶ根駅からバスとロープウェイで登ったと思う。その時は木曽駒ヶ岳には登っていないので、何十年ぶりかのリベンジである。
8時半それぐらいにバスセンターに着いた。もう正規の駐車場はいっぱいで、横っちょの即席の駐車場に停めさせてもらった。料金は正規と同じだったのでよかった。バスの往復とロープウェイの往復を入れると2025年の今年は4710円でした。高いと見るか安いと見るかはその人次第といったところでしょうか。
バスには全員座らせて乗せていました。補助席も使って全員座っていきました。それもそのはずです。バスが動いて山道に差し掛かったあと、揺れました。だから全員座らせていくようです。
駒ケ岳ロープウェイは定時と30分が発車時刻なのだけれど、9分おきに出ていました。片道乗り降りも含めると9分毎だとちょうどいいみたいです。ほぼピストン運行していました。
ロープウェイを降りたらとても冷んやりしていた。それもそのはず温度計を見ると15度。それは涼しいはずです。おりてすぐはガスがかかってきており、ちょっとお天気下り坂かな。少し晴れ間を見つけて写真を撮っていました。
はじめは周遊コースの人も一緒に歩いているので、愉快なのんびりな感じ。だけど登山コースになった途端、いきなりの急坂になる。初めのうちは息が切れ気味でなんだか登ることできないけれど、だんだんエンジンがかかってきます。斜面を見ると、高山植物がたくさんいました。これはと思い写真を撮っていると、全然前に進めません。あちこちで撮影が始まると前に進めなくなる。登山組は少ないのかなって思ったけれど、けっこういました。ガラガラとした急斜面を登っていきます。
道は整備されているみたいで、金網に囲まれた石たちが崩れないようにしているようでした。この作業けっこう大変なんだよなぁ。やったことはあるが重労働である。少しずつ登るととりあえず平なところに出る。乗越浄土である。この前行った東吾妻山でもそうだが、山の上では"浄土"という言葉をよく目にする。名付けた人が浄土と勘違いしたのだろうか。今でこそロープウェーであっという間に登ってしまったけれど、昔の人は自分の足で登ったんだろうなぁ。登山道もないこの山を登るのは、修行僧というのもあって、"浄土"という名前をつけたのだろう。宝剣岳の"宝剣"もちょっとそれっぽいといえばそれっぽい。
宝剣山荘の裏を越えて、目の前の中だけに向かう。ここから先に行くものもあれば、ここでのんびりするものもいるようだ。少しガスっぽくなってきているので、のんびりはしていられない。なんとかまた中岳まで登ると、目の前に木曽駒ヶ岳が見えた。あと一息、一度降りて、また登ることになる。隣では中岳が頂上だと思っていた人がいたみたいで、ここから木曽駒ヶ岳を目指すか迷っている人がいた。ゆっくり降りて登れば頂上ですよ。って言ったら笑っていた。結局ゆっくり登ることにしたようだ。
私もゆっくり登ることにした。ガラガラの道を降りてくる人と道を譲りながら降りて、また登っていく。頂上山荘のテント場には、もういくつもテントがありきらびやかだった。最後上りです。でも時間をかければ山頂につけました。
山頂に着いたら、けっこうガスが回ってきて、真っ白になっていた。風がそこそこ出てきたのでガスが飛ばされて周りの景色が見える時があったり、またガスが濃くなって全く見えなくなっていた。少し風が強くなってきたので、頂上でおにぎりをいただいたら下りることに。
中岳の登り返しがちょっときつかったけれど、下りはゆっくり降りればなんとかなりました。せっかくなので、下のぐるっと周遊コースも歩いて、ロープウェイ駅まで戻りました。青空はなかったけれど、宝剣岳まできれいに見える千畳敷カールはみごとでしたね。
懸念したロープウェイの待ち時間ですが、混雑するとピストン運行をしてそんなに待たされることありませんでした。山登りをそんなに経験していない人でも、3000mのような高山を体験できるので、なかなかいい山ですね。今回も楽しく山歩してきました。
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