七ッ石山〜雲取山


- GPS
- 04:27
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,412m
- 下り
- 2,429m
コースタイム
天候 | 快晴 昼ごろから雲が少し出てきましたが、崩れることもなく終始絶好の山日和でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小袖乗越から堂所までの間に、道筋がはっきりしないため足許の注意が必要な箇所がわずかにありますが、それ以外は問題ありません。 手持ちの山と高原地図(2006年版)によれば、七ッ石小屋下付近に「危」マークがありましたが、棧道がかけられた箇所だったのでしょうか、危険を感じることはありませんでした。昭文社さん、新しい情報を参照せずゴメンナサイ。 トイレは、鴨沢BS、七ッ石小屋(宿泊客以外は100円)、雲取山避難小屋にあります。 |
写真
感想
念願であった七ッ石山と雲取山へ行ってきました。
当初は七ッ石山だけでと思っていましたが、そこからの雲取山往復と鷹ノ巣山・六ッ石山方面へ回るのとさほど距離が変わらないようだったので、七ッ石山で最終判断するつもりでした。
いつものようにバス停から歩き始めます。長い行程を考えて、無理しない程度に少しペースを上げてです。奥多摩の山にしてはゆるやかな登り坂が続くので、息も上がらずに歩を進めることができます。
目的はまず七ッ石山だったので、近道を辿って七ッ石小屋から富士山を遠望します。このあたりから少し急坂になりますが、それでもさほどかからずに七ッ石山山頂へ。さわやかな青空の下、奥多摩の山々や丹沢山系、南アルプスの山並みを楽しみます。もちろん、石尾根の先に見える雲取山もです。
おおよその計画通りだったので、次いで雲取山を目指します。以前の記録にも書いたように、石尾根は別格の広さです。特に七ッ石山から先はまるで高原の道を行くよう。左手に飛龍山や三ッ山を眺めながらゆったりと歩けました。
奥多摩小屋を越えたあたりから急登が三つほど断続します。長い行程を経た後の急坂はそれなりにこたえますが、振り返れば広がる雄大な景色に励まされながら登ります。小雲取山のピークが確かめられなかったのは残念ですが、巻き道に回ればよかったのでしょうか。
ちょうど昼時に着いたので、雲取山山頂には20人ほどの方がゆっくりしていらっしゃいます。雲が少し出はじめましたが、青空との対比がかえってあざやかです。展望盤の山名と照らし合わせつつ、360度の展望を楽しみました。
下りは七ッ石山を経由せずに紅葉が美しい谷沿いを辿ります。途中に二箇所ほど棧道がつくられていましたが、一つは大きく崩落した箇所。ここがかつて「危」マークがついたところだったのでしょう。それ以外はおだやかな下り坂が続きます。紅葉した樹々の中、枯れ葉が散り敷く道を歩くのが好きな私にとって、お気に入りのコースとなりました。
ただ、マムシ岩付近から先は植林帯のため単調な景色となります。しかも、そこそこに長いので忍耐を要する部分ですが、今日の山行を振り返りながら下って予定のバスに間に合わせることができました。
少々駆け足気味でしたが、いくつか溜まっていた「宿題」の一番手だった雲取山に行けて大満足でした。次回は、三条ノ湯や三峰方面などの異なるルートも使って、ゆっくりと東京都最高峰の山歩きを楽しみたいと思います。
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