太平洋を目指して�◆‐硝椡� ⇒ 車山 ⇒ 麦草峠
長野県
TOMO-CHO
体力度について
- GPS
- 23:34
- 距離
- 63.9km
- 登り
- 4,074m
- 下り
- 2,642m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 21:24
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 23:39
| 天候 | 晴れ⇒夕立⇒曇り⇒大雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
この夏の目標の一つである、日本海 ⇒ 太平洋の第2弾です。
まぁ、第1弾の日本海 ⇒ 松本駅が失敗している
( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8484237.html )
のですが、負けずに続きをということで、今回は松本駅を出発して、
車山のある霧ヶ峰や、麦草峠を経由して、八ヶ岳を北から南に縦走して小渕沢駅まで
という1泊の予定を組んでいました。
計画では、双子池ヒュッテのテント受付時間である16:00に双子池ヒュッテに着けるように
松本駅を20:00出発する予定でしたが、お盆休み関係ない外国からの急な仕事が入り
松本駅に着いたのが23:40過ぎでした。
この時点で、プラン変更が必要となったのですが、候補は2つ
（A）ペースアップして双子池ヒュッテに16:00に着く。
（B）補給を予定している白樺湖の近くで4時間ほど仮眠する。
のどちらかを予定して（多分Bなんだろうなとおもいつつ）出発しました。
（1）松本駅 ⇒ 鉢伏山荘
松本駅からを市街地4km弱あるいて登山道へ入りました。
金華山経由鉢伏山山荘の道は、初めてのルートです。道ははっきりしているので
ナイトハイクでも安心だなと思っていたのですが、
小さなピークを過ぎて下っているときに、木の葉に滑ってバランスを崩しました。
やれやれ、気を付けないとと下り始めたのですが、
しばらくしても上りにならないし、街の明かりが見えるし・・・
でも、GPSではコース外れていないし・・・
と気が付いたら、200m程逆走していました。
気が付いた時には、なんだかな〜となって、
このまま松本駅まで帰ってしまおうかと思いました。
今回の山行の最大のピンチでした。
少し休んだらモチベーションがもどってきたので、
改めて慎重に進むことにしました。
前鉢伏山のあたりでは、笹に前日の金曜日に降った雨粒がたくさんついていたのですが、
足に触れるのは短い距離だろうと、レインウェアの下を履かずに強行しました。
予想外に水気たっぷり（というかビショビショでした）だったので、
笹エリアを100m程歩いただけで、靴の中に水が入ってきてしまいました。
横着はするものではないですね。
前鉢伏山の手前で明るくなりました。
（2）鉢伏山荘 ⇒ 八島湿原入口 八島山荘
鉢伏山荘から二ッ山までは、美ヶ原ロングトレイルの一部でとても歩きやすかったです。
ここは、もう一度歩いてもいいかもと思いました。
三峰山では、足にまめができたので、テーピングをするために少し休憩しました。
予報では、曇りとのことでしたが、時折青空も見えて・・・
できれば、曇ったままがいいなと思ったのですが、夕方まで良い天気が続きしました。
三峰山からは中央分水嶺トレイルの一部となり、期せずしてトレイル梯子の日になりました。
そんなことを思っていると、和田山南峰からの下りで、
ルーファイミスというか、GPSを妄信してしまい結果藪漕ぎをしてしまいました。
下った後も、それらしき道は見つからず・・・
帰宅して帰ってみると、
みんなの足あとのオレンジ色の点々がかなりバラけていて幅広い・・・
冬の足跡が夏の足跡として記録されている可能性もあるけど、
やっぱりみんな藪漕ぎなりして適当に下ることが多いんだと思います。
ルーファイミスというよりかは、下調べ不十分な結果のミスですね。
とは言え、和田峠まできているので、八島山荘を目指します。
ここまでのペースは、コースタイム×0.8を上回るペースで悪くはない感じ。
でも、山荘前の最後のピークである鷲ヶ峰を過ぎての下りで、
ペースが上がらず手に痺れが、これが噂の熱中症かとびっくりして、
風通しが良い日陰で休憩したら、すぐに治まりました。
（この時の気温は、手元の温度計で34℃でした）
（3）八島山荘 ⇒ 池の平ホテル
八島山荘では、熱中症対策（？）としてラーメンを注文してスープまで完食しました。
徹夜で歩いてきて眠かったので、
食べ終わった後10分くらい寝てしまったかもしれません。
食事の他には、水を2リットルとジュースを1本を補給しました。
八島湿原や、ころぼっくるヒュッテ、観光客のふりをして通過した後、
車山山頂から下ろうと思っているときでした。
急に雨が降ってきました。空の半分はまだ晴れているのに・・・
朝の予報では雨マークついていなかったのに・・・
と思っていたのですが、雨粒が大きくなっていくし、ちょっと暗くなってきたので
早めにレインウェアを着ることにしました。
レインウェアは、
上はトレントフライヤーなのですが、下はフルジップがいいのでストームクルーザです。
フルジップは、靴を脱がないでいいのでお気に入りです。
池の平ホテルの近くのローソンに到着する前に、雨は上がり
ローソンで冷やし中華を買って夕飯にしました。
（4）池の平ホテル ⇒ 双子池ヒュッテ
実は、ポールの先端を和田峠からの下りで無くしてしまったので、
ローソンでの休憩後、池の平ホテルにモンベルがあるというので、
と覗いたのですが、ポールの先端は売っていなかったです。
しかも、また雨が強くなってきました。
プランBでは、白樺湖周辺で4時間ほど仮眠すると予定でしたが、
そんなに疲れを感じていなかったので、このまま先に進むことにしました。
八子ヶ峰では、雨が一回上がったので、
夜に備えての準備と、明日の下山まで歩き続けるなら
SUNTOのバッテリーが持たないので充電を兼ねて30分ほど小休止ししました。
これが大正解。八子ヶ峰を出発後から雨が強くなり、
次の日の1時くらいになるまで、雨は上がりませんでした。
強さも結構強くて、登山道に水たまりができるではなく、川ができるレベルでした。
下り＋雨＋岩の組み合わせにものすごく弱く、下りに時間がかかりながら
22:45に双子池ヒュッテへ到着。
（5）双子池ヒュッテ ⇒ 麦草峠
とはいえ、（予約していたとしても）雨が強くてテントを張る感じでもなく、
体力的にはまだまだいけるので、双子池ヒュッテを通過して麦草峠まで行くことにしました。
ここで、違和感発生・・・
双子池ヒュッテの手前は（感覚的には）土がメインの登山道でした、
しかし、双子池ヒュッテから先の砂利メインの林道を歩いているときに、
「硬いな」と感じてしまいました。
劔に行ったときに、「アルプスと奥多摩との地面の硬さの違い」を指摘され、
「硬いアルプスのロングランは慣れていない」と思っているときに、この違和感。
足にできたマメも痛いし・・・
雨降っているし・・・
風強くなったら八ヶ岳寒いだろうな・・・
と、今日はここまで！と折れました。
双子池ヒュッテ以降のエスケープルートは、
麦草峠と美濃戸口からのバス2通りを考えていたのですが、
近い麦草峠でリタイアすることを選択。
多分、24時間歩いてきたことも影響しているのかもしれません。
リタイアを決めたことに安心したのか、
雨池でGPSは、東側の道を示していたのですが、
現地の標識は西側だったため、西側を選択してしまってルートロスト。
結果、今回2回目の藪漕ぎとなりました。
とはいえ、先を急ぐ必要がなくなったので、慌てずに対処できました。
濡れた木道などに手こずりながら、どうにか麦草峠まで到着。
テントも張る場所もなかったので、マットにレインウェアで1時間ほど横になりましたが、
虫のせいで殆ど寝られませんでした。
また、バスの時間まで6時間以上あって、茅野の市街地まで29kmと標識が出ていたので、
歩けるのでは？と、歩いて茅野まで行きました。
今思い返せば、駅まで歩けるなら、エスケープの判断は早すぎたかもしれません。
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