新幹線登山が便利な伊吹山はアマナが花盛りだった


- GPS
- 06:50
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,287m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:50
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新横浜06:21/06:46(東海道新幹線ひかり501号) 米原08:48/09:17(JR東海道本線) 近江長岡09:26 近江長岡駅09:45(近江鉄道バス) 伊吹山登山口10:01 伊吹山登山口17:30(近江鉄道バス) 近江長岡駅17:44 近江長岡17:59(JR東海道本線) 米原18:09/18:58(東海道新幹線ひかり532号) 新横浜20:52/20:53(JR横浜線) 八王子21:40 |
写真
感想
今年のゴールデンウィークに登ろうと風まだ寒く花粉飛び交う頃友人と約束していた伊吹山に登ってきた。
始めは麓辺りのどこかで1泊しないとだめかなと思っていたのだが、東海道新幹線を使えば東京西部からでも充分日帰りできることが分かり、さすが新幹線から見える山だけあって便利だなぁと思った。
伊吹山は14年前にも行っているが、その時は山頂部での石灰岩地帯の植物観察が主だったので、伊吹山ドライブウェイを使い山頂部へ至り、頂上を一周しただけだった。
しかも、山頂部は霧に巻かれていて周囲の景色も見ることができなかった。
なので今回は登山を楽しむために南側の上野登山口から登ることにし、山頂での風景を楽しめるように、このゴールデンウィーク中で一番天気の好さそうな日に決行することにした。
行きの新横浜駅のホームでは連休中なのに人が思ったより少なく、車内も結構空いていた。
連休の中日というのはこんなものなのだろうか。
せっかく指定席にしたのに、ちょっと拍子抜けという感じだった。
車窓では丹沢、富士山、箱根山、愛鷹山などの姿も楽しめた。
富士山は山頂部が少し雲に隠れていて天気も思っていたより微妙だなと心配になったが、濃尾平野を西進すると伊吹山が雲ひとつまとわぬ堂々たる姿を現した。
伊吹山登山口へのバスは米原駅から東海道線で2つ目の近江長岡駅から出ている。
駅前は広くなかったのでバスはすぐに見つかった。
バスに乗り込んだメンバーを見ていると、名古屋圏、大阪圏の人たちにとって、東京圏でいうとちょうど丹沢の塔ノ岳や大菩薩嶺のような感じの山なんだろうと思った。
三之宮神社のところから爽やかな風が吹き抜ける新緑の中を登っていくと、途中でスキー場なのだろう樹木がなくなり背後の展望が開ける。
向かい側の霊仙山の手前には関ヶ原。
そしてその西側には琵琶湖が広がっている。
この地域で、この高さからのこのアングルの景色は初めてだったのですごく新鮮で面白い。
夏場だと暑すぎるのだろうが、この時期だとこの草原の登りも爽快だった。
山頂部は南側が切り立ち、北側はなだらかな平原状になっているので、そこを周回できる。
山頂部の北側まで車で来ることもできるので、山頂は観光地のように売店も多く賑わっていたが、一度その周回路に入ってしまうと静かな山歩きが楽しめる。
周回するために東登山道に入り、目の前の広大な濃尾平野へ方面へと下っていく登山道を見て、14年前歩いたのはここだったんだと分かり懐かしくなった。
この時期の伊吹山はまだようやく芽吹いたという感じで、咲いている花もイチリンソウやショウジョウバカマ程度だった。
その中で一番目立ったのがアマナで、今が盛りという感じで咲き誇っていた。
充実した登山を終え、帰りの新幹線で車窓から養老山地の暗闇をぼーっと眺めていたら、14年前の伊吹山登山の時はテントの練習ということで多良峡でキャンプをしたのだが、その夜OBに「君にもいつか守りたいと思える大切な人ができるよ。」と言われたことをふと思い出した。
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