乗鞍岳(剣ヶ峰)


- GPS
- 05:17
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 388m
- 下り
- 389m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:17
天候 | 雲の中。たまに晴れる。そして立っているのがつらくなるような強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
日焼け止め
携帯
時計
ストック
カメラ
|
---|
感想
今年3戦目の山は乗鞍岳である。
獲得標高も400m未満と高尾山より楽に登れるだろう…そう思っていたが、その思いは歩いて20分もしないうちに打ち砕かれた。
歩いていてすぐに息が切れる。上り坂ではあったがそんなにきついわけではない、しかし歩くとすぐに息が切れる。運動不足もここに極まれり、そんなことを思っていたところでふと気がついた「ここ酸素薄くね?」。Apple WatchでSpO2を測ると92%と表示される。Apple Watchの値がそんなに信頼性があるわけではないが、まるで全力疾走をしたか、ものすごい斜度の坂を上ったかしたような数値に唖然とした。そしてここが普段登るような低山ではないとやっと理解した。
そこからは慎重に歩くようにした。息が切れたら止まって休む。そんな私を奇異の目で見ていた人もいたが気にすることはない。高山病になるよりはましだろう。そんな思いでだらだらと歩き山頂に着く。
もうへとへとだった。酸素が少ないとはこんなに運動負荷を上げるものなのかと。がれ場が苦手なこともあるが、全身が疲れ切っていた。山頂小屋の裏のベンチで昼食をとった後そそくさと下山を始める。このあと富士見岳とか上るつもりだったがやめることにして、予定より早いバスで駐車場まで戻ることに。
こんなことを書いておいていうのもなんだが、久々に楽しい登山だったのだ。強風が吹き、体を思いっきり冷やしていても、雲が山頂に向かって吹きあがるという光景は高山に来たという気持ちを高めてくれる。今年登った北横岳だって蓼科山だって高山なのに、乗鞍岳だけが高山に来たという気持ちにさせてくれた。私の日常には全く存在していない高山の風景がいいリフレッシュになり、楽しいと感じさせてくれたのだと思う。
しかしその代償は翌日の体調不良となって帰ってきている。体を冷やしすぎたせいか風邪を引いたようだ。でも心だけはしっかりと晴れている。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する