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Yamareco

記録ID: 857765
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
京都・北摂

京都北山 花脊峠・京見坂・芹生峠・柳谷峠・滝谷峠

2016年05月01日(日) [日帰り]
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nagaikazu その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:53
距離
13.0km
登り
718m
下り
1,025m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:20
休憩
1:20
合計
8:40
9:10
21
9:31
10:08
7
10:15
10:18
145
12:43
12:53
78
14:11
14:25
72
15:37
15:37
69
16:46
17:02
48
17:50
途中で携帯用GPSの電池が切れたので、ログは二ノ瀬ゆり道の大岩分岐までしか残っていない。追記:5月7日にスマートフォンのトラックデータを追加して補正した。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路は京都バスで花脊峠まで、復路は二ノ瀬から叡電に乗る。
コース状況/
危険箇所等
京見坂から芹生峠間は道なし。地図・コンパスまたはGPS必携。芹生峠から滝谷峠・柳谷峠分岐に出たあとの780mピークからの南進ルートの道が不分明。直谷側から滝谷峠への道も荒れている。
天狗杉にて
新緑の稜線
滝谷峠分岐から芹生峠を見下ろす。
滝谷峠分岐から芹生峠を見下ろす。
柳谷峠にて。下草がまったく生えていない。
柳谷峠にて。下草がまったく生えていない。
細ケ谷の山シャクヤク
細ケ谷の山シャクヤク

感想

 退職祝いに、GPS(Garmin Etrex 30x)をいただいたので、前から行きたかった京見坂から芹生峠、柳谷峠の区境(左京区と右京区の境界)尾根をたどることにした。北アルプスでは大荒れだったようだが、京都北山は快晴で、暑くもなく快適な一日だった。
 スタート地点の花脊峠に忘れ物をしたので、天狗杉からとりに帰る。これで30分のロス。天狗杉は3年前に来たときより木立の緑が薄く、見通しがよすぎてどちらにでも下降できそうなため、山頂から旧花脊峠に降りようとした時にルートを誤ってしまった。
 旧花脊峠で、オートバイに乗った4人組に会う。これ以降、芹生峠から柳谷峠に向かう途中で、一人の自転車乗りと一人のハイカーに会っただけで、二ノ瀬に降りるまで誰にも会わなかった。ゴールデンウィークにもかかわらず、北山に入る人は少ない。
 京見坂から区境尾根に入る。このとりつきは、確かに事前に下調べをしておかないとわかりにくい。とりつきから送電鉄塔のある780mピークまでは、関電の巡視路を示す砂止めに沿って歩く。780mピークはだだぴろいので進行方向を間違えてしまったが、GPSのおかげで方角を修正できた。GPSの効果を実感できたが、しかし画面が小さく、老眼の身には見にくいのがつらい。また画面の書き換えがおそいのもイライラさせる原因である。
 鉄塔ピークを越えてから、そのあとも小さいピークをいくつがこえていく。このあたりは、尾根がはっきりしない。それぞれの谷の源頭が浅くて広いので、迷いやすい。いちばん迷いやすい780mピークを過ぎたところで、昼飯を食べる。この区境尾根にはテープ類もほとんどなく、踏み跡も薄いので、地図読み山行に不慣れな人は入らない方がいいだろう。
 芹生峠に出たあと、貴船方面から来たサイクリングの人に会う。芹生峠の頂上を芹生側から貴船方面に越えたあとで、右手の樹林に入り、伐採あとを稜線まで急登し、柳谷峠と滝谷峠との分岐に出る。まだ時間があるので柳谷峠にむかう。
 京見坂から芹生峠までの区境尾根に比べると、芹生峠から柳谷峠の間は随所にテープがあり、踏み跡もそれほど薄くない。しかし、790mピークで区境尾根が南に屈折している箇所は迷いやすいので注意(昭文社の山と高原地図「京都北山」では「迷」マークのついているあたり)。ここで柳谷峠から来た人とすれちがう。彼もルートを外して迷っていたようである。
 しばらく歩いて柳谷峠に到着。2003年に魚谷峠から柳谷峠に出たことがある。そのころは笹藪がいたるところに簇生していたが、今回はまったく見なかった。花脊峠からここまでのルートも、すべて藪無しのすっきりした状態であった。天狗杉から降りる途中で、鹿の食害でチマキ笹が消滅しかかっており、その保護を呼びかける掲示板があったので、この藪無し状況は鹿の食害によるものなのか。それとも笹枯れによるものなのか。
 柳谷峠からは直谷(細ヶ谷)におりる。全般的に谷筋はあれており、4年前の水害のためか、かつてあった道標もほとんどなくなっている。小豆坂方面に分かれる分岐も不分明であった。滝谷峠に登る道との出合まで、忠実に沢筋を下り、何度か徒渉する。途中で山シャクナゲの群落を見る。 小豆坂からの道との合流点から滝谷峠をめざす。谷沿いの道は荒れている。滝谷峠に出てからは、よく整備された道を下る。途中でユリ道をはなれ、尾根伝いに進むコースをたどるが、大岩分岐の手前でユリ道に合流する。その後二ノ瀬駅まで勝手知ったる道をおりる。17時40分頃の電車に乗って家まで帰る。

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