記録ID: 8579860
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳(熊出没)
2025年08月18日(月) 〜
2025年08月19日(火)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 16:46
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,247m
- 下り
- 2,440m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 5:10
距離 6.4km
登り 1,203m
下り 90m
2日目
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 12:07
距離 17.5km
登り 1,095m
下り 2,378m
5:00
35分
宿泊地
17:07
ゴール地点
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
吊尾根以外は特になし。 |
写真
はい出ました、熊です。
先を歩いている人達が、こちらに向かって大声で何かを言っているなと思ったら、「熊がいるぞー!」と教えてくれていたのでした。
子連れでしたので尚更絶対に近付けないなと思いながら、しばらく様子を見ていたのですが登山道上から退いてくれず。
参ったなと思っていたら、後ろから種池山荘のスタッフの方が来て話をしたところ、何と前日に冷池山荘のテン場にクマが出没して徘徊したため、冷池山荘はテン泊利用原則中止とのこと…!!
どうしようか迷いましたが、とりあえずこの日は種池山荘でテン泊することにして来た道を戻りました。
なお戻っている最中、熊が普通に追ってきて(たまたまこちらに向かってきただけかも)さすがに焦りました。小屋の人も微妙に焦ってました笑
先を歩いている人達が、こちらに向かって大声で何かを言っているなと思ったら、「熊がいるぞー!」と教えてくれていたのでした。
子連れでしたので尚更絶対に近付けないなと思いながら、しばらく様子を見ていたのですが登山道上から退いてくれず。
参ったなと思っていたら、後ろから種池山荘のスタッフの方が来て話をしたところ、何と前日に冷池山荘のテン場にクマが出没して徘徊したため、冷池山荘はテン泊利用原則中止とのこと…!!
どうしようか迷いましたが、とりあえずこの日は種池山荘でテン泊することにして来た道を戻りました。
なお戻っている最中、熊が普通に追ってきて(たまたまこちらに向かってきただけかも)さすがに焦りました。小屋の人も微妙に焦ってました笑
幕営料2,000円を支払い、テント設営。
なおここに宿泊すると水1Lがもらえます(要容器持参)。
あと泊まらなくても1L200円で売ってくれるので、本当にありがたいです…。
それにしても暑い。テントの中になんてとてもじゃないけどいられません。
日差しを避けようと小屋の中に入っても暑いし、いい感じの風の通る木陰的な場所もなくて、いつもの如く熱中症になっていた僕に追い討ちをかけてきました。
なおここに宿泊すると水1Lがもらえます(要容器持参)。
あと泊まらなくても1L200円で売ってくれるので、本当にありがたいです…。
それにしても暑い。テントの中になんてとてもじゃないけどいられません。
日差しを避けようと小屋の中に入っても暑いし、いい感じの風の通る木陰的な場所もなくて、いつもの如く熱中症になっていた僕に追い討ちをかけてきました。
テントを張ってからとにかくやることがなく(電波がないのでスマホ使用不可、暑い&熊が怖くてその辺をブラブラもできない、食欲がなくラーメンを作って食べる気にもならず)、就寝までの時間が正直苦痛でした。
僕は山に向いてないのかもしれないな、と思ってちょっと悲しくなりました。
僕は山に向いてないのかもしれないな、と思ってちょっと悲しくなりました。
日没。
景色見ながらずーっと「明日どうしよう…もう帰るか…熊は怖いけど覚悟を決めて鹿島槍行くか…」って考えてました。
この時点では、鹿島槍ピストンして種池山荘にもう一泊して、翌朝下山するつもりでいましたが…
景色見ながらずーっと「明日どうしよう…もう帰るか…熊は怖いけど覚悟を決めて鹿島槍行くか…」って考えてました。
この時点では、鹿島槍ピストンして種池山荘にもう一泊して、翌朝下山するつもりでいましたが…
朝4時起床。
というかほぼ寝られませんでした。
大いびきかいて寝てる奴、夜まで歩き回ったり喋ってる奴、延々とガサガサゴソゴソやってる奴…こんな環境下でも普通に寝られる図太い人が本当に羨ましいです。
そしてこの地獄の夜を経験して、私は決めました。
「意地でも鹿島槍ピストンしてから、今日下山してやる」と。
まあとにかくこの日は、「ここでもう一泊してまたあの地獄を味わうとか絶対に嫌だ」という強い信念に突き動かされながら行動していました笑
というかほぼ寝られませんでした。
大いびきかいて寝てる奴、夜まで歩き回ったり喋ってる奴、延々とガサガサゴソゴソやってる奴…こんな環境下でも普通に寝られる図太い人が本当に羨ましいです。
そしてこの地獄の夜を経験して、私は決めました。
「意地でも鹿島槍ピストンしてから、今日下山してやる」と。
まあとにかくこの日は、「ここでもう一泊してまたあの地獄を味わうとか絶対に嫌だ」という強い信念に突き動かされながら行動していました笑
さすがに朝晩は寒かったし食欲が少し戻ったので、カップヌードルを腹に入れて出発。
ウィンドマスター初陣、噂に違わぬ軽さと素晴らしい火力性能です。カップヌードル程度の湯量だとあっという間に沸騰しました。
ウィンドマスター初陣、噂に違わぬ軽さと素晴らしい火力性能です。カップヌードル程度の湯量だとあっという間に沸騰しました。
鹿島槍ヶ岳南峰(2,889m、本日の最高地点)。
本当はここで「鹿島槍ヶ岳登頂成功」ということにして折り返すという選択肢もあったのですが、”山屋の性”(大嘘)で北峰を目指すことに。
本当はここで「鹿島槍ヶ岳登頂成功」ということにして折り返すという選択肢もあったのですが、”山屋の性”(大嘘)で北峰を目指すことに。
吊尾根。
写真だとわかりにくいんですが、ここは結構、というかかなり危ないです。
ガレガレの崖を上り下りようなイメージ。
滑落もそうですが、普通に歩いてるだけで落石発生する感じなので、落とすのも落とされるのもめちゃくちゃ怖かった。
この山唯一の危険ポイントでした。
写真だとわかりにくいんですが、ここは結構、というかかなり危ないです。
ガレガレの崖を上り下りようなイメージ。
滑落もそうですが、普通に歩いてるだけで落石発生する感じなので、落とすのも落とされるのもめちゃくちゃ怖かった。
この山唯一の危険ポイントでした。
感想
思わぬアクシデント(熊遭遇からの宿泊地変更)があり、二日目はまあ本当にシャレにならないほどキツかったです笑
ですが、北アルプスならではの素晴らしい大絶景を堪能することができ、心から行って良かったと思いました。
なぜ誰も彼もが北アルプスを目指すのか、よくわかりました。
荷物については、前回の反省を活かして水は1.5Lだけ持参。
調理器具の軽量化等も相まって、荷物が軽くて(軽くはないですが笑)感動しました。
テン泊はもうホントに…辛かったです…。
何というか…心身両面の強さが欲しいですね…。
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利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
4/5
体力レベル
4/5
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