立山(雄山だけ…)


- GPS
- 06:09
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 569m
- 下り
- 568m
コースタイム
天候 | 晴れ 山頂は途中からガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
富山側から入山 行き:あるぺん村からのツアーバス(片道利用) 帰り:アルペンルート(バスとケーブルカー) |
コース状況/ 危険箇所等 |
大変良い |
予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
感想
去年は悪天候で途中撤退を余儀なくされた、立山雄山へのリベンジ。今回は雄山頂上への登頂を果たせたので、この一点についてだけ言えば目標を達成できました。
…ただ、今回の山行計画全体で言うと、完全敗北だったと言わざるを得ません。というのも、今回の本来の目的は立山三山縦走から剱岳を目指すものだったのです。そのために道具を揃え、岩稜帯の練習も重ね、春先から山小屋(今回は剣山荘)まで押さえてしまう程の気合いの入れようでした。ところが、結果としては雄山頂上に着いた段階でこれ以上の山行は危険と判断し、あえなく下山することを選択しました。
室堂からの登り始めはそれこそ順調で、その日開催されてたマラニック大会や直近のみくりが池クマ水泳事件、登山道の異様な人の多さなど、気になることはありつつも、無理ない範囲でいつもより早めのペースで一の越まで到着できました。
ところが、岩場のゾーンに差し掛かってからは、登れば登るほど体が重くなり、何度休憩を挟んでもわずか数歩で息が上がり、登山道は前も後ろも人だらけで自分のペースで登ることなどとてもできず、しまいには目眩や吐き気すら出てきました。前回の八ヶ岳(赤岳)とほとんど同じ、高山病の症状です。大幅に停滞することにはなったものの、何とか気力を振り絞って少しずつ歩を進め、予定時間をオーバーしながら頂上まで辿り着くことはできました。
頂上に着いてからは、一旦しっかり休養を取って様子を見ることにしました。この日は立山三山の稜線さえ越えれば、宿泊地の剣山荘までこれ以上標高を上げる予定もなく、別山越えだけ少し心配ではあるものの、体調さえ落ち着けば山行を継続できるかなと思ってました。ところが、若干の昼寝を含めて1時間ほど休んでみたものの、立ち上がるとまだ目眩がするような状況だったので、割と心が折れつつあったこともあり、下山を決意するに至りました。
その後は昼食のラーメンを作ったり、頂上への登拝に参加したり、マラニックの選手を応援したりなどして、のんびり過ごしてから下山しました。
下り始めてからは体調も復活して順調に進んでいたものの、途中からとんでもない大渋滞に嵌ることに。大量の登山者の下山時間が重なったせいか、岩場の急所のところを先頭にどん詰まりになってました。決して広い下山道ではないですし、色んな登山レベルの人達が集まっていたので、ある程度詰まってしまうのは仕方ないのかなとは思います。ただ、渋滞を上から見てて、明らかに下山に手こずっている様子の方が、道を譲ることをせず休憩もしないままずっと渋滞の先頭を歩かれてることが気になりました。もちろん、ゆっくり歩くこと自体は悪いことではありません。実際に登りの私は目も当てられない程の遅さでした。ただ、登山の時はいつもそうなんですけど、私は自分が遅いという自覚がありますので、登り下りを問わず、後続の方が迫ってきて自分が邪魔になりそうと感じた時点で道を譲り、人の流れが途切れてから再び進むように心がけています。自分自身の登山も大事ではありますが、私のせいで後続の方の登山を邪魔する訳にはいかないので、自分の到着が遅くなるのはそれこそ自己責任だと考え、普段から道を譲ることを優先するようにしています。もちろん考え方は人それぞれで、私みたいな一個人が人様のことにとやかく言うのはおこがましいのかもしれません。ただ、登山って日常生活から離れた特殊な環境で、敢えて大げさな言い方をすると自分の行動一つで他人の生命を簡単に奪いかねないような場所です(落石とかね)。なので、登山する方々には登山中に周りを少しだけでも思いやる気持ちを持つように求めても、バチは当たらないんじゃないかなぁ…と思います。今回で言えば、下山道の渋滞で室堂の到着が遅れ、ツアーのバスを逃して帰れなくなる方とかもいらっしゃったかもしれませんからね…
話は大幅に逸れましたが、今回の山行を通して、今まで自分は高山には強い方だと思ってましたが、それが全くの勘違いだったとハッキリ思い知りました。過去に3000m級もいくつか登ってますが、分析すると、いずれも途中で一泊挟むことで自然と高度順応できていたに過ぎないということが分かりました。例外として乗鞍岳は日帰りでしたが、行程が短く登山強度が低めだったために症状が出なかったのではと思われます。今後高山に挑戦する時は、高度順応をしっかり考えないといけませんね。
それにしても、ずっと目標にして準備してきた剱岳、やはりこのままでは終われないですね。何とか今年中にリベンジできればと思います。
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