朝日連峰 東大鳥川 西ノ俣沢遡行 東善六沢下降

- GPS
- 16:16
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,632m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤川水系 東大鳥川 西ノ俣沢遡行東善六沢下降 ■体感総合4級 水量多め ラバー向き スノーブリッジあり ■アプローチ 駐車場から登山口方面に進み、登山口を左手に見送ってダム上から楽に入渓。 歩き出しから入渓まで5分。 ■西ノ俣沢~水上沢~不明沢 入渓早々、抜群の渓相と美しすぎる水の色で既に感動で一杯になる。 核心は4つのゴルジュの突破の仕方。登攀、ゴルジュ突破、巻きのルーファイと総合力が問われる。 最後の核心、ツバクロダイゼンのゴルジュを抜けると河原になり、幕営適地は多い。 865m二俣を左の水上沢に入って少し進んだ河原に幕営。 水上沢から不明沢の出合いにブリッジあり。巻いて不明沢に降り立つ。 不明沢は小ぶりだが、ゴルジュ地形に小滝が連続して中々楽しめる。 詰め上げた尾根は激藪。そのまま乗っ越して東善六沢の下降に入る。 ■東善六沢下降 何もない沢かと思ってたが、滝もそれなりにあり、さすが朝日の沢という感じ。 源太沢に出合う手前のゴルジュにブリッジあり。隣からも大滝が架かり、中間尾根を限界まで巻き降りて最後は懸垂。 源太沢と出合ったら、荷物を置いて源太沢の大連瀑帯を見に行く。とんでもないモノを見た。2人でぶったまげる。 さらに下降すると赤川本流に出合い、対岸の藪に入り登山道へ脱渓となる。 ■下山 泡滝ダムまで1時間ちょっと。 |
写真
装備
個人装備 |
登攀具一式
泊り装備一式
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感想
今シーズン、9月に行くつもりだった東大鳥川の西ノ俣沢だったが、チャンスはいつ何時訪れるかはわからないものである。
ポムチムといつものように、「今週はどこ行くの〜?」とダラダラとラインをしていたら、気付いたら西ノ俣沢案に乗っかる流れになっていた。
一緒に行くはずだった沢ロボのKCは、ザクロでついに破壊寸前状態。
サックにKCの分の夢と希望を詰め込み、ボムと2人、いざ西ノ俣沢に降り立った。
「これだよ!これこれ!!これが朝日の沢だよ!」
お盆に根子の赤倉沢で、濁流の中を無の境地で遡行したポムは入渓早々そう叫んだ。
白い岩に透き通るグリーンの水、両岸から流れ落ちる大滝の数々、豊富な水量で豪快にうねるゴルジュと滝。
美しい。美し過ぎる。圧倒的な美しさである。
つい先日まで発狂していたアブは一匹もいない。まさにそこには沢の楽園が広がっていた。
記録が少ない西ノ俣沢だが、この渓相は唯一無二である。
核心となる4つのゴルジュ帯も、場馴れしてるポムのおかげで行き詰まる事なく突破。
それぞれの特徴的な顔を持つゴルジュを余裕を持って楽しむ事が出来た。
そして何より、久々に味わった自然の恵み。
タープも張らず、ゴロ寝しながら眺めた満天の星空。
翌日に見た危険な巨大雪渓さえも美しく見えた。
東善六沢を爆速で下降し、時間にも余裕があった事から、源太沢の大連瀑帯を偵察に行く。
源太沢に大ゴルジュがある事を知ってる人は少ないと思うが、そこには朝日屈指の大連瀑帯があった。
写真の情報が皆無なのもあり、その度肝を抜く大滝の写真を2人で何枚も撮り、そしてこの目に焼き付けた。
全てが完璧な2日間だった。
お互い痛い紛失もあったが、そんな事は忘れてしまいそうになるような沢旅であった。
アブもいなく快適な2日間ではあったが、チャドクガの被害を受け、1つだけいらないお土産を持ち帰ってしまった。
これが治るまでは、ありがたく西ノ俣沢の余韻に浸らせていただく事にしよう。
源太沢の大連瀑帯
前から気になっていた西ノ俣沢 8月頭からKCと何回か計画していたが天気が悪かったりで流れていた。天気の良さげな今週末こそはと狙っていた。モーリーさんも加わって体勢は万全!
ところが、金曜日の夕方になってもKCから連絡が来ない。中澤さんも連絡がないから一緒にどこか行ってるんだろうと思ってちょっと心配になり、わかちゃんに聞いたらなんとザクロ谷に出かけているという。 だとしても、彼らなら昼過ぎに下山できるはず… ますます心配になっていたが、16時過ぎに無事抜け切ったとKCから連絡が来た。流石に翌日西ノ俣はパスとなってしまったが、無事でよかった笑。
KCは来れなくなってしまったが、モーリーさんと2人で朝日へ向かう。モーリーさんちはめちゃくちゃ近所で車で2分で合流できる。
泡滝ダムへの林道は利用者も多いためしっかりしているがかなり長い。駐車場で準備をしていざ入渓。アプローチがないのが嬉しい。
西ノ俣沢はかなりの大水量沢でまさに本流遡行のそれ。
釜滝、旧魚止滝ゴルジュ、ネジレ滝ゴルジュ、ツバクロダイゼンと大きく4つの険しいゴルジュが待受け、高巻きもルーファイ力を問われる。
どのゴルジュにも水線突破など到底不可能な滝が多くかかり、全貌を見ることは叶わないが、美しく険しい渓谷の雰囲気は最高。
ツバクロダイゼンを抜けると溪は開け、上ノ河原に至る。意外とさっぱり抜けたのでモーリーさんともう1つくらいゴルジュあってもよかったねと冗談を言い合った笑。
三俣(実際には二俣)を越えるとしばらくゴルジュっぽい感じだが、ポツポツ泊まれるところがあり、湧水のある河原で幕営!
2~3年ぶりの釣りでは20cmないくらいのと25cmくらいのがすぐ釣れた。食い物はたくさんあるので小さい方は逃がした。
モーリーさんは餃子や大量の肉を担いできてくれて腹がはち切れるくらい食いまくった❗️
焚き火も最高で、夜になれば満点の星、男2人だがロマンチックな夜だった。
翌日は支流を詰めて東甚六沢から源太沢へ下降。源太沢の大連瀑の下部を下見したりした(凄かった)
西ノ俣沢はマイナー寄りの沢だけど渓相抜群で、下部の険しいゴルジュと上部の緑溢れる穏やかな河原との緩急が素晴らしい。
モーリーさんありがとうございました❗️
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