記録ID: 860041
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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
ホワイトアウトと雷鳥の唐松岳
2016年05月01日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:21
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 776m
- 下り
- 1,389m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:14
距離 10.5km
登り 776m
下り 1,392m
GPSの調子が悪く最初はログが取れておりませんが、八方池山荘は5時に出ています。途中でGPSが現在地を取るようになったので取り始めました。
唐松山荘と唐松岳分岐の時点で凄まじい強風とホワイトアウトで、唐松山荘に到着して1時間ほど休憩してから頂上には行かず、撤退をすることにしました。
あまりの風の強さで、バラクラバや冬季用グローブしないと凍傷確実な寒さでした。
下山時のほうが幾分風が和らいでいたと思います。
八方池山荘には11時半につきましたが、リフトが動いてないため、ゲレンデをおりてマイクロバスが待っているゴンドラアダムリフト降り場までおりました。
風速25mの中のゲレンデ歩きは雪渓よりも疲れました。。
唐松山荘と唐松岳分岐の時点で凄まじい強風とホワイトアウトで、唐松山荘に到着して1時間ほど休憩してから頂上には行かず、撤退をすることにしました。
あまりの風の強さで、バラクラバや冬季用グローブしないと凍傷確実な寒さでした。
下山時のほうが幾分風が和らいでいたと思います。
八方池山荘には11時半につきましたが、リフトが動いてないため、ゲレンデをおりてマイクロバスが待っているゴンドラアダムリフト降り場までおりました。
風速25mの中のゲレンデ歩きは雪渓よりも疲れました。。
天候 | 朝5時の八方池出発時点時点では雨→霧雨、6時以降登るに連れ、風が強まり、最終的に2300mを超えたあたりから、ホワイトアウトで視界がほぼ0、風速も常に30m以上あったかと思います。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
4月30日はゴンドラアダムリフトが動いており、八方池山荘までは行けましたが、5月1日は八方池山荘に到着した11時30分にはすべてのリフトが強風のため、停止。ゴンドラアダムリフトの降り地点まで歩いて下山し、そこからマイクロバスが用意されていて下山しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八方池山荘から2100mあたりまでは地面が見えていましたが、それ以降は完全な雪道でした。2300mあたりからはトレースは一切なく、ホワイトアウトで視界0になることが頻繁にあり、常にGPSを見ながらの山行となりました。 |
その他周辺情報 | 帰りは八方温泉でお風呂に入り、白馬駅からリゾートビューふるさとに乗って、松本へ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
ゾンデ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
---|---|
備考 | いくら体力的に問題なく、冬季装備だったこともあって無事に下山出来たとはいえ、標高2300m地点で撤退をすべきだったと改めて反省です。 |
感想
GWは地元北海道の愛山渓に行く予定でしたが、多忙なため、休みが取れず、1泊2日で唐松岳に友人と行くことになりました。
残雪期を楽しむはずが、強風・ホワイトアウトなどで大変な山行となりました。
装備・体力的には何ら問題はありませんでしたが、ホワイトアウトになり始めた標高2300m地点で下山を判断すべきだった点は猛省点です。
地形図やコンパス等は持っていましたが、視界0になると上下左右の平衡感覚がわからなくなり、GPSを常に確認し、友人と離れないよう気をつけつつの登山で、精神的に非常に疲れました。
雷鳥を行きと帰りで見れたのは運が良かったです。
唐松山荘での写真を除けば、標高2300m以上はカメラを出す余裕もない程、風が強く、立ち止まれば急速に体温が奪われていくため、一切写真を撮りませんでした。
残雪期登山は今年はこれで終わりの予定です。
今回行った友人と、6月に甲斐駒ケ岳 黒戸尾根日帰りをやろうと思っているので、更に頑張らないと。。
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yoyu-sanさん、mizuki77さん、初めまして。
5/1の朝、山頂山荘で足止めされて食堂で外の様子をうかがっていたのですが、お二人が猛吹雪の中に到着され更にその足で下山されるというタフさに驚きました。
私もその後、天候の回復を待って下山を始めたのですがGPSは持っていたものの先行されたお二人のトレースが残されていたこともあり大変助けられました
今後のお二人の山行のご無事をお祈り申し上げます
erunyaさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
唐松山荘に到着した際に非常に多くの方が停泊されており、erunyaさんがどなたかわかりませんでしたが
悪天候でしたが唐松山荘についた時点で30分程度早着(登り4hを予定)で、相棒も私も体調・装備も良好で、次の日が晴れでしたのでこれ以上悪化することはないという判断で下山を決行しました。幸いにも丸山過ぎたあたりからホワイトアウトが和らいでおり、それもあってかトレースが残っていたのかもしれませんが、人知れず他の方の安全登山のお役に立てたようであれば何よりです。
erunyaさんも5月1日に下山されたということで、八方池山荘に降りてからもゲレンデ下山されたこと心中お察しします。
私が関東住みのこともあり、erunyaさんとは行く山域が似ていますので、またどこかでお会いすることがあるかもしれませんが、その際はよろしくお願い致します。
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