鎌ヶ岳（長石谷〜尾根周回）鈴鹿セブンスマウンテン制覇

2025年08月27日(水) [日帰り]

• GPS: 07:16
• 距離: 6.6km
• 登り: 636m
• 下り: 637m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:15

距離 6.6km 登り 849m 下り 848m

10:14 御在所岳中道ルート前駐車場（旧料金所前）
10:21 長石谷登山口
12:07 12:28 犬星大滝
13:52 県境縦走路・雲母峰道分岐
14:01 14:05 岳峠
14:11 15:08 鎌ヶ岳
15:48 長石尾根・三ツ口谷分岐
15:50 尾根道分岐2下
16:29 弥一ヶ岳
17:24 長石谷登山口
17:29 御在所岳中道ルート前駐車場（旧料金所前）
17:29 ゴール地点

天候

晴のち一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御在所岳登山者用の無料駐車場を利用。平日のせいかガラガラでした。登山中誰とも出会わなかったので、おそらくほとんどの方は鎌ではなく御在所に向かったと思われます。

コース状況／危険箇所等

長石谷はとにかくルートがわかりづらい。尾根は砂利で滑りやすく急坂が多いので下山時は転倒、滑落に要注意です。

その他周辺情報

鈴鹿の山に登った後はいつもアクアイグニスに寄ります。最高です。

写真

8/27 10:14

10時頃に駐車場に到着、平日のせいかすいてました。鎌ヶ岳の登山中は誰にも会わなかったのでほとんどの方は御在所に向かったものと思われます。

8/27 10:15

駐車場から舗装された道を数百メートル下ります。

8/27 10:22

登山口。向かって右がおりてきた道路、左が登山道です。

8/27 10:22

登山口から少し下ると

8/27 10:23

いきなり川を渡ります。ゴロゴロした岩の上を渡るので注意。

8/27 10:25

沢沿いに進んでいきますがルートがわかりにくいです。こうしたケルンを目印にします。

8/27 10:32

この岩の隙間を登る部分、わかりにくいですがテープもあり正規ルートです。

8/27 10:37

長石谷と尾根への分岐。この道標が急登の上にあるのでここまで来るのが大変でした。

8/27 10:39

踏み痕がわかるところは良いのですが

8/27 10:45

よくわからないところが多いです。ここは矢印があるのでまだ良いのですが目印が何もないところも多々あります。

8/27 10:46

8/27 10:47

開けていて気持ちがいいです。

8/27 10:49

沢に出ました。この沢沿いに登っていきます。

8/27 10:59

わかりにくいですがこうしたケルンがあるので見落とさないよう注意しながら進みます。

8/27 11:08

ところどころに矢印はありますが目印はたまにしか出てこないので基本的に進めそうなところを自分の目で確認しながら手探りで登る感じでした。

8/27 11:08

ケルン

8/27 11:09

ゴロゴロした岩が果てしなく続きます。

8/27 11:21

8/27 11:23

たまにテープもあります。

8/27 11:24

階段状の岩

8/27 11:26

カエルが多いです。ぴょんぴょん飛び回ってました。

8/27 11:29

水の音は気持ちが良いです。ここは左がルートですね。

8/27 11:43

8/27 11:46

道なき道を進む感じ

8/27 11:54

8/27 12:02

8/27 12:06

ここは踏み痕がありますね。

8/27 12:12

犬星大滝に到着しました。ほぼ休憩なしで歩きましたが2時間かかりました。コースタイムは約1時間となってますがルートがわかりにくく、立ち止まって周りを見渡したり地図アプリを確認したりが必要なので初見で1時間は無理だと思います…

8/27 12:26

落差もあり立派な滝です。

8/27 12:31

ここから稜線に向かいますが徐々に傾斜がきつくなります。

8/27 12:33

どこが道なのかわかりにくいのは変わらず

8/27 12:39

8/27 12:42

こんな感じのがれ場をひたすら登ります。

8/27 12:56

8/27 12:57

右手奥に道標があります。

8/27 12:58

8/27 12:59

沢沿いのせいかヤマビルが多いです。絶対領域（？）から5回吸われました。靴の上など何度も確認しながら登ってましたがやつらは音もなくいつの間にか忍び寄ってきます。忌避剤があった方が良いです。

8/27 13:02

一見わかりづらいですが矢印がありますね。

8/27 13:04

8/27 13:23

とにかくどこがルートかわからないので登れそうなところを登る感じです。

8/27 13:30

8/27 13:35

8/27 13:38

8/27 13:51

ひたすらがれ場を登ります。

8/27 13:57

稜線が近付いてきました。

8/27 13:58

何かの骨

8/27 14:02

稜線に出ました。岳峠です。

8/27 14:02

鎌ヶ岳は目の前です。どっしりとして形が良くカッコいいです。

8/27 14:03

こちらは水沢岳、入道ヶ岳に続く稜線の道。過去に入道ヶ岳から水沢岳は歩いたことがあります。

8/27 14:03

鎌ヶ岳、流石に直登は無理なので右手から巻いて登ります。

8/27 14:13

8/27 14:14

山頂までもうすぐ

8/27 14:22

8/27 14:45

登頂しました。山頂はちょっとした広場な感じです。狭い狭いと聞いていましたが思っていたよりは広かったです。

8/27 14:49

鈴鹿セブンスマウンテン制覇！！手に持てる道標とは珍しい。

8/27 14:23

祠もあります。

8/27 14:43

山頂から南方向、中央の入道ヶ岳から右に続く水沢岳と鎌尾根が見えます。

8/27 14:52

山頂から北を見るとすぐ隣の御在所岳

8/27 14:52

御在所の左手奥は雨乞岳かな。以前登りましたが良い山でした。

8/27 14:52

西方面。滋賀県の方かな。

8/27 14:53

北方面のパノラマ写真

8/27 14:57

鎌ヶ岳登頂を最後に病気で亡くなられてしまった方を偲ぶプレートがありました。登山仲間の方が設置されたのでしょうか。1971年とあるので54年前ですね。ちょっと切ないです。

8/27 14:58

武平峠からの直登ルートのようです。鎖があるけど通行できないのかな？

8/27 14:59

東方面

8/27 15:03

西方面

8/27 15:03

雨乞岳

8/27 15:04

さらば鎌ヶ岳

8/27 15:09

長石尾根から下ります。

8/27 15:10

8/27 15:15

砂利が多くて滑りやすいです。

8/27 15:17

8/27 15:21

このロープのエリアはちょっと難所でした。急坂で滑りやすい上にやや高度感もあります。気にもつかまりながら慎重に下ります。

8/27 15:24

下ってから見上げたところ。ここを登るのもきつそうだな…

8/27 15:29

8/27 15:34

8/27 15:39

砂利で滑りやすい急坂も慎重に下ります。

8/27 15:48

8/27 15:48

三ツ口谷への分岐

8/27 15:50

消えてしまった上からマジックで手書きで書かれた道標。

8/27 15:53

森の中を進みます。

8/27 16:12

8/27 16:12

8/27 16:14

振り返ると鎌ヶ岳。下り始めて1時間でだいぶ遠くに来た感じです。

8/27 16:16

鈴鹿スカイラインが見える。

8/27 16:20

弥一ヶ岳への登り返し

8/27 16:24

弥一ヶ岳を通過

8/27 16:36

御在所岳も見上げる感じに

8/27 16:38

樹林帯の急坂を下ります。

8/27 17:12

長石谷と尾根との分岐まで戻ってきました。

8/27 17:13

8/27 17:23

登山口に戻ってきました。

8/27 17:28

登山口から駐車場への登りが地味にきついです…

8/27 17:51

帰りはアクアイグニスに。お疲れさまでした！

撮影機器：

Pixel 9a Google

装備

備考

ヒル忌避剤を切らしていたのでなしで行ったところ道中で5回吸われました…

感想

sugisan1981

今回は鈴鹿セブンスマウンテンの鎌ヶ岳を登ってきました。

武平峠からのルートはコースタイム往復2時間程度で手軽に登ることができそうですがちょっと物足りない感じだったので以前から気になっていた長石谷ルートから登ることにしました。

事前に先人の方のレポートを見てルートがわかりづらいというのは把握していましたが実際に訪れると確かに非常にわかりづらいです。テープやスプレー、ケルンの目印があるにはあるのですが、飛び飛びな上によく目を凝らさないと気が付かずに見逃す雰囲気でした。何度か数十メートル進んで引き返したりもしたので登山アプリのGPSで位置を確認しながら周りをよく見て登る必要があります。

長石谷でのコースタイムは2時間半となっていますが結局自分は4時間かかりました。そのうち計30分程度は休憩をとりましたが歩行ペースは速い方だったと思うのでコースタイム2時間半は正直信じられません。慣れれば可能かもしれませんが初見の方は3〜4時間と見てタイムスケジュールを組んだ方が安心だと思います。あと何度も沢を横切りますが濡れた岩がつるつるしてよく滑るので注意です（自分も2回川に足突っ込みました）。いつの間にかヒルもくっついてるので靴に忌避剤をスプレーしておくのをお勧めします。

下山は長石尾根から下りましたがなかなかの急坂で慎重に下るのに骨が折れました。逆にこちらから登るのは相当きついと思うのでやはり長石谷から登って尾根から下った方が良いと思います。下山はほぼコースタイム通りに下れました。


実はセブンスマウンテンのうちの6座は2014年〜2021年の間に登っており、残すは鎌ヶ岳のみとなっていました。今回、鎌ヶ岳に登ることができ実に10年越しにセブンスマウンテン制覇を達成することができました！いやー良かったです。