餓鬼岳（日本二百名山）：白沢登山口から

2025年08月28日(木) 〜 2025年08月29日(金)

• GPS: 12:43
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,779m
• 下り: 1,776m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:16
• 合計: 7:52

距離 9.0km 登り 1,864m 下り 245m

7:52 白沢登山口駐車場
7:54 7:55 白沢登山口
8:05 白沢堰堤林道終点
8:31 8:32 紅葉の滝
9:15 9:22 魚止めの滝
9:44 9:55 最終水場
12:02 12:09 大凪山（標柱）
12:24 12:25 大凪山
13:40 13:46 百曲り入口
14:41 14:45 餓鬼岳
14:48 15:05 餓鬼岳小屋
15:20 15:41 餓鬼岳
15:44 餓鬼岳小屋

2日目

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:23
• 合計: 4:49

距離 8.5km 登り 192m 下り 1,813m

5:33 餓鬼岳小屋
5:35 5:37 餓鬼岳
6:04 6:06 百曲り入口
6:59 7:00 大凪山
7:10 7:12 大凪山（標柱）
8:29 8:33 最終水場
8:53 9:04 魚止めの滝
9:41 9:42 紅葉の滝
10:11 白沢堰堤林道終点
10:19 白沢登山口
10:22 白沢登山口駐車場

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前泊：糸魚川のホテルえびすに宿泊。
　入浴：みのわ温泉ファミリーハウス（580円）
当日：白沢登山口の駐車場までマイカーで。餓鬼岳小屋宿泊。
後泊：なし。
　入浴：安曇野しゃくなげの湯（600円）

写真

8/28 7:53

白沢登山口の駐車場。駐車場はあと2つあります。一番上の駐車場に仮設トイレがあります。

8/28 7:55

トイレの陰に白沢登山口の表示がありました。

8/28 7:55

登山道はここを左に曲がります。登山計画書のポストがあります。

8/28 8:06

しばらくは林の中のなだらかな道を進みます。

8/28 8:09

ここで川を渡って、その後は沢沿いの道になります。

8/28 8:22

何回か川を渡りながら、沢沿いに登っていきます。

8/28 8:22

沢沿いの岩に鉄の杭を打ち込んで板を載せた栈道がたくさんあります。ここは2m位の高さですが、落ちて頭を打ったり、足を折ったら大変です。

8/28 8:37

花崗岩が風化して真砂化して、板や杭が失われているところもあります。

8/28 8:41

小さな支流の沢を幾つも横切ります。その中には水場が6カ所あります。

8/28 8:46

ヤマレコのアプリで「紅葉の滝」とアナウンスされるところより上流側に紅葉の滝があります。

8/28 8:47

紅葉？か何かの葉の向こうに滝が透けて見えています。

8/28 9:01

白沢本流を何回も渡りますが、川底が真砂なので水が澄んでいてきれいです。

8/28 9:09

前を女性2人組が歩いていました。駐車場で少し前に出発した人たちです。一度抜いたものの、抜き返されて、その後は追いつけませんでした。彼女たちは翌日唐沢岳まで行って下山したようです。

8/28 9:13

魚止めの滝。その手前を左に登っていきます。

8/28 9:14

オオシラヒゲソウらしいです。この花を見たのは初めてかな？

8/28 9:27

ナメ滝もあります。

8/28 9:35

テンニンソウらしいです。

8/28 9:43

ムラサキケマンかなとも思ったのですが、トリカブトの一種なのかな？

8/28 9:46

最終水場です。ものすごく冷たいという訳ではありませんが、汗で渇いたのどには冷たくて美味しく感じました。

8/28 9:47

最終水場を下から見たところ。本来の水場は壊れた橋の少し上のようです。

8/28 10:37

ヒキオコシらしいです。

8/28 10:40

ミヤマアキノキリンソウ。

8/28 10:47

だんだん急登になっていきます。

8/28 12:08

一段目の急登を登り切ったところが大凪山です。

8/28 13:00

ところどころ、こんな風に崩れているところがあって、登山道が上側を巻いています。

8/28 13:21

登山道のあちこちに餓鬼岳からのメッセージが付けられています。

8/28 13:45

オヤマリンドウ。

8/28 13:45

百曲がりに入ります。つづら折れが延々と続きます。

8/28 13:46

トリカブトが咲いていたのはこの辺りだけでした。

8/28 13:48

サラシナショウマもこの辺りのあちこちに咲いていました。

8/28 13:57

ツリバナかマユミのようです。

8/28 14:13

小屋まで30分のところまで来ました。

8/28 14:48

餓鬼岳小屋に到着しました。

8/28 14:48

登山道の末端に餓鬼岳小屋の標柱がありました。

8/28 14:49

餓鬼岳小屋の屋根の右奥に見えるのが餓鬼岳の山頂です。

8/28 14:50

まず餓鬼岳小屋によって受付をして荷物をデポして空身で餓鬼岳山頂に向かいます。

8/28 15:01

餓鬼岳山頂は、小屋のすぐ裏にあります。

8/28 15:01

餓鬼岳の頂上手前から南側を見るとケンズリの向こうに雲ノ平や裏銀座の山々が見えています。燕岳や槍ヶ岳は雲の中に隠れていますね。

8/28 15:05

雲が晴れて、ケンズリの左奥に槍ヶ岳や穂高岳が見えてきました。

8/28 15:11

餓鬼岳山頂に到着しました。

8/28 15:16

ケンズリ、槍ヶ岳、その左の雲がかかっているところが燕岳です。縦走路はケンズリから左へ曲がり、その後右に曲がって大きく下ってから燕岳の稜線へ向かって登り返します。

8/28 15:20

去年登った有明山も見えていました。

8/28 15:21

餓鬼岳山頂の三等三角点「餓飢」です。

8/28 15:22

tate-akiさん、machi78さんと餓鬼岳山頂で。後はケンズリと槍ヶ岳。

8/28 15:23

餓鬼のコブと唐沢岳。唐沢岳まで往復5時間、コブまでは2時間かかるので、今回は行きません。

8/28 15:33

左奥が立山、中央奥が剱岳、右手前が針ノ木岳です。

8/28 15:33

剱岳。天気が良ければ昨日早月小屋から登っていたはずなのですが・・・。

8/29 5:04

2日目の朝。朝食が少し早い4:30頃からになったので、朝日を拝む時間があったのですが、雲が多くてきれいな日の出は見られませんでした。

8/29 5:33

5時半に餓鬼岳小屋を出発して下山開始しました。足が筋肉痛で痛いです。

8/29 7:09

1.5時間で大凪山まで来ました。

8/29 7:11

この辺り笹薮が背の高さほどあります。

8/29 8:55

5番目の水場。そこそこ冷たくてのどの渇きを癒やせました。

8/29 8:59

魚止めの滝。

8/29 9:23

4番目の水場。

8/29 9:25

鎖場。花崗岩が風化しやすいので、足場が崩れて歩きにくいです。

8/29 9:27

木の足場は腐りかけているところも多いです。

8/29 9:31

アケボノシュスラン？

8/29 9:34

第3番目の水場です。

8/29 9:38

手すりに体重をかけるのは危ないです。砂がザラザラ崩れるので気をつけて通過します。

8/29 9:47

第2番目の水場です。

8/29 9:50

1番目の水場です。どの水場もものすごく冷たい訳ではありませんが、そこそこ冷たく水量も十分でありがたく飲ませていただきました。

8/29 9:52

桟道は疲れた足にはちょっと怖いですね。

8/29 10:11

登山口まで降りてきました。

8/29 10:11

林道を歩いて行きます。

8/29 10:19

登山口の駐車場に到着しました。

8/29 10:21

私たちが車を駐めた2番目の駐車場の着きました。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

iPhone 14 Apple

感想

たーつ

餓鬼岳は、昔、燕岳に登った時や、裏銀座を縦走した時に、餓鬼岳が見えて、いつか行きたいと思っていました。ただ、燕岳との間を縦走するとすると、白沢登山口までのアプローチをどうするかという問題があって計画が立てられずにいました。今回、剱岳と連続ということで、白沢登山口に車を置いて、一泊二日のピストンで餓鬼岳だけを登ることになりました。
今回、前夜がビジネスホテル泊だったので、睡眠はそこそこ取れているのですが、早月尾根ピストンと連続なので筋肉痛が出ていて、思っていた以上にペースが上げられませんでした。
天気は直前2日間のような夕立はなく、良い天気で登山道には直射日光が射し込まず、ちょうど良い感じでした。
登山道は、山が花崗岩で出来ていて、風化して真砂となって崩れやすいことから、桟道や滑りやすい鎖場が多く歩きにくいこともあって時間がかかりました。
餓鬼岳山頂は木が無く、展望が素晴らしかったです。燕岳までの縦走路や唐沢岳もよく見えて、行ってみたい気持ちもありましたが、私の足では少なくとももう一泊しないと無理そうです。
そんな中、餓鬼岳小屋に宿泊された女性達は、流動食（酒）の取り過ぎで小屋の食事が食べられないといっている人も含めて、唐沢岳に行く人や燕岳を越えて大天荘まで行く人、既に燕岳間を縦走したことのある人など、スーパーウーマン揃いでした。
今回の登山で、体力不足がよくわかったので、9月の飯豊山は杁差山までの通り抜け縦走は諦めて、最高峰の大日岳までのピストンとし、来年以降、杁差山と主稜線と台地にだけの分岐までのピストンを考えることにしました。