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Yamareco

記録ID: 8616926
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

トムラウシ山(短縮登山口よりピストン)

2025年08月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
13:09
距離
17.5km
登り
1,513m
下り
1,513m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:32
休憩
0:34
合計
13:06
距離 17.5km 登り 1,513m 下り 1,513m
4:47
2
スタート地点
4:50
26
5:16
5:17
68
6:24
6:29
117
8:27
8:33
70
9:44
51
10:35
56
11:31
11:32
40
12:13
12:34
29
13:50
36
14:26
14:27
48
15:15
100
16:55
41
17:36
18
17:54
3
17:57
ゴール地点
天候 曇時々雨
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場は広く結構な台数停められるが、ここに至るまでが穴ボコだらけのダート。状態は割とひどい。私の車は車高が低いので、何ヶ所かで腹擦ったっぽい。
バイオトイレあり。
コース状況/
危険箇所等
コマドリ沢が近づくまではとにかくねっちゃねちゃ泥道。木道を置いたりしてくれてはいるが、泥まみれ不可避。コース自体は最初から山頂までわかりやすい。
その他周辺情報 トムラウシ温泉大雪荘が登山口にあり。短縮登山口の道が嫌すぎたのでこっちのほうが良かったけど、今回は時間の都合上…
明るくなってから出発
2025年08月29日 04:47撮影 by  iPhone 13, Apple
2
8/29 4:47
明るくなってから出発
登山口
2025年08月29日 04:50撮影 by  iPhone 13, Apple
1
8/29 4:50
登山口
温泉登山口との合流まではなだらか
2025年08月29日 05:07撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 5:07
温泉登山口との合流まではなだらか
道はぬかるみ
2025年08月29日 06:03撮影 by  iPhone 13, Apple
8/29 6:03
道はぬかるみ
カムイ天上、既に遅れ始めている
2025年08月29日 06:23撮影 by  iPhone 13, Apple
8/29 6:23
カムイ天上、既に遅れ始めている
ぬちゃ道は延々と続く
2025年08月29日 06:47撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 6:47
ぬちゃ道は延々と続く
高曇りが維持してくれればいいのだが(しない)
2025年08月29日 07:10撮影 by  iPhone 13, Apple
8/29 7:10
高曇りが維持してくれればいいのだが(しない)
果てしなく降ってコマドリ沢分岐
2025年08月29日 08:29撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 8:29
果てしなく降ってコマドリ沢分岐
下った分、また登る…
2025年08月29日 08:40撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 8:40
下った分、また登る…
だいぶ上がってきた
2025年08月29日 08:49撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 8:49
だいぶ上がってきた
でもまだ登る
2025年08月29日 08:49撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 8:49
でもまだ登る
開けた場所に出た。滑りやすいが電波がある(フラグ)
2025年08月29日 09:02撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 9:02
開けた場所に出た。滑りやすいが電波がある(フラグ)
前トム平、白いね…
2025年08月29日 09:45撮影 by  iPhone 13, Apple
8/29 9:45
前トム平、白いね…
暗雲が立ち込め、やや強い雨。風も強く、カッパ上取り出す
2025年08月29日 09:59撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 9:59
暗雲が立ち込め、やや強い雨。風も強く、カッパ上取り出す
雪渓だーそりゃ寒いわ
2025年08月29日 10:25撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 10:25
雪渓だーそりゃ寒いわ
トムラウシ公園、完全にガスの中ってわけでもない
2025年08月29日 10:32撮影 by  iPhone 13, Apple
8/29 10:32
トムラウシ公園、完全にガスの中ってわけでもない
山頂どこ…
2025年08月29日 10:57撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 10:57
山頂どこ…
こっち?(違う)
2025年08月29日 11:18撮影 by  iPhone 13, Apple
8/29 11:18
こっち?(違う)
こっちか
2025年08月29日 11:29撮影 by  iPhone 13, Apple
8/29 11:29
こっちか
雲がないうちに登りたい…
2025年08月29日 11:32撮影 by  iPhone 13, Apple
8/29 11:32
雲がないうちに登りたい…
最後の分岐
2025年08月29日 11:33撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 11:33
最後の分岐
やーーーっと登頂
2025年08月29日 12:13撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 12:13
やーーーっと登頂
三角点たっち
2025年08月29日 12:13撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 12:13
三角点たっち
私が最後尾、誰もいない山頂
2025年08月29日 12:14撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 12:14
私が最後尾、誰もいない山頂
少し待つと、雲が取れたりもする
2025年08月29日 12:32撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 12:32
少し待つと、雲が取れたりもする
長居しすぎて天気はどんどん悪化
2025年08月29日 12:34撮影 by  iPhone 13, Apple
8/29 12:34
長居しすぎて天気はどんどん悪化
上下レインウェア、ずぶ濡れで転んで泥だらけーもうやだー
2025年08月29日 16:51撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 16:51
上下レインウェア、ずぶ濡れで転んで泥だらけーもうやだー
ぶっちぎりのラスト一台、戻れて良かった…
2025年08月29日 17:55撮影 by  iPhone 13, Apple
2
8/29 17:55
ぶっちぎりのラスト一台、戻れて良かった…
半分寝ながら無理矢理食べるが全然喉を通らなかった…もう登山やだ…
2025年08月29日 22:23撮影 by  iPhone 13, Apple
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8/29 22:23
半分寝ながら無理矢理食べるが全然喉を通らなかった…もう登山やだ…
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー スマートフォン スマートウォッチ サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ モバイルバッテリー

感想

前日羊蹄山に登り、その足で短縮登山口へ。
まずその運転が辛すぎる。運転中にプロテイン飲み、BCAA飲み、とにかく筋肉疲労を少しでも回復させる。何十キロも手前から、後ろをついてくる車あり。夜の運転はただでさえ神経使うし、抜かして欲しいのにずっと一定距離を保っている。トムラウシ温泉にもついてくるので同じ登山者だろう。ぼこぼこ道の手前で一旦大雪荘に逃げてやり過ごすが、ルートに復帰するとなぜかその車、ダート手前で停まってる!!私も既にHP0.7くらいの状態で思考力ゼロだし構ってられない。そのままダートに突っ込む。即、後ろからまたついてくる車。えっマジで勘弁してください。。酷すぎる路面、スピード10キロ以下、後ろからピッタリついてくるクソジジイ(か知らんけど笑)のストレスで生命力もマイナスになり、23:00頃到着と同時に沼のように眠る。

不安しかない一夜が明け、いろいろ動かしてみたが特に痛みもなく、結構調子いい。行ける、行けるぞ!と鼓舞して進むが行けるわけないんだよねー疲れてるんだよねー。ガンガンに抜かれて、歩き始めて1時間でもう最後尾の予感。別に辛さは感じてないんだけど、いつも以上に歩くのが遅い。
道はぬかるみ、雲が多く、ずっと陰鬱な光景で気分も全く上がらない。雨もぱらつき、レインを出したりしまったりするのも「ああああああああめんどい」と叫びながらめんどい。本当に時間がかかるときは何をするにも時間がかかる。

下山者とスライドしまくり、ぶっちぎりラストで登頂して良かったことといえば一人で満喫できたことくらい。この時点で予定より数時間も遅れてる。
大朝日岳、平ヶ岳、飯豊山…私のトラウマの歴史にキミを刻むよトムラウシ…と涙目で下山開始。
前トム平でいよいよ本降りになり、「あああああああああ下履くのめんどい」と唸りながらもう少し履かずに粘っていると、前方に登山者二人。ちょっと嫌な予感がするなーと近づいていくと、助けを求められた。

その時点で私も半分遭難に足を突っ込んでいる。時間はない。人を助ける余裕も技術もない。当事者のいることなので詳細は控えるが、幸いその場所は電波のある数少ない場所だった。運がいい。15年ほどザックの肥やしだったツエルトを渡し、申し訳ないが先を急ぐ。

遭難対応に時間をそれほど費やしたわけでもないが、精神的にひどく消耗。この悪天候でヘリ飛ぶだろうかとか、どうしてトムラウシに雨具なしで来るんだよとか、あの悲惨な遭難事件を思い出し悶々としながらコマドリ沢登る。
「ああああああああああああ下山で登るのなに?!」と叫んでカムイ天上に着いた頃、麓から救急車のサイレン。同時にヘリの音。ああ良かった、ヘリ飛べたんだ!!私はあと2時間は歩くかな??マジでヘリで送って欲しいの私!はは!ははは!と泥遊びしながらの下山。
心も身体も安定した状態でなければ、この山は登るべきではなかった。ただ私がぶっちぎり最後尾でなければ、あの人たち(外国の方)が最後尾となり、果たして無事だったかなとも思う。

でもそうやって山での因果を考えるのは、この日だけでは済まなかったわけ。
つづーく!

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コメント

まずは遭難対応、お疲れさまでした。流石です。ワタクシも、今後の登山、ツェルトはザックに常に入れるようにいたします。

じゅんさんのトラウマの歴史に刻まれた山々、ワタクシが登ってない百名山ばっかりで、フルえております。嗚呼、登山やだ・・・
2025/9/3 15:12
いいねいいね
1
ツエルトあげちゃったので、その後「もう私は遭難できんぞ…」と謎の緊張が続きました。
トラウマたちは全部、舐めてかかって返り討ちに遭ったやつです。十分ビビって備えておけば、「いうほどじゃなかったな」と思うはずです知らんけど。
2025/9/3 16:20
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1
プロフィール画像
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