御嶽山(王滝口ルート往復)

2025年08月29日(金) [日帰り]

• GPS: 06:10
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,076m
• 下り: 1,080m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:34
• 休憩: 1:31
• 合計: 6:05

距離 9.3km 登り 1,076m 下り 1,080m

6:01 田の原登山口
6:04 6:05 田の原大黒天
6:10 遥拝所
6:22 大江権現
6:25 6:26 あかっぱげ
6:35 金剛童子
6:45 八合目避難小屋
6:57 6:58 富士見石
7:04 7:05 一口水
7:13 7:14 九合目避難小屋
7:46 7:47 王滝頂上
7:54 7:55 御嶽教御神火祭斎場
8:06 8:08 剣ヶ峰山荘
8:09 8:11 御嶽山
8:23 8:25 黒沢十字路
8:32 8:39 二ノ池山荘
8:39 二ノ池
8:49 8:51 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
9:03 9:05 覚明堂休泊所
9:07 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
9:12 黒沢十字路
9:25 9:27 剣ヶ峰山荘
9:27 9:29 御嶽山
9:32 9:33 剣ヶ峰山荘
9:38 9:39 御嶽教御神火祭斎場
9:42 9:43 八丁ダルミ
9:47 9:49 王滝頂上
10:11 10:12 九合目避難小屋
10:19 10:20 一口水
10:24 富士見石
10:35 10:36 八合目避難小屋
10:42 金剛童子
10:50 10:51 あかっぱげ
11:03 11:04 遥拝所
11:09 田の原大黒天
11:13 12:06 田の原登山口
12:06 ゴール地点

天候

8時くらいまでは快晴（下界は雲海）、以降はガスがち

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は協力金500円。金曜日だったからか、十分余裕あり。

コース状況／危険箇所等

ザ・一般道。八合目以降はヘルメット推奨。

その他周辺情報

前泊：道の駅 三岳。前泊だけに利用したが、御嶽山のインフォメーションも兼ねているらしい。あと、農産物やオカンのお惣菜系が充実してたみたいで（後日公式サイトで確認）、感謝も含めて帰りもよれば良かった。。
※ 当初は登山口で前泊予定だったが（トイレもキレイと評判だったし）、運転に疲れたので早めに前泊することにした。山道の運転のタイミングで明るくなったので、結果的に正解だったかも。

写真

8/29 5:55

6時前の御嶽山。あまりにも頂上が近くてビックリした。山頂に雲がかかっているけど、どうなることか・・・

8/29 6:01

登山口。

8/29 6:01

駐車場は無料だと思っていたが、協力金500円をお願いします、とのこと。小銭がなかったので、帰りに投入。

8/29 6:04

途中までは観光客が御朱印をもらいに来るような道。遊歩道もある。あちこちに神社がある。これは大黒天。五円玉の石像がある。

8/29 6:11

ここからが登山道。注意喚起の看板。

8/29 6:14

階段。よく整備されている。

8/29 6:21

大昔は、ここから先は女人禁制だったそうな。

8/29 6:33

緑の看板は、「いざというときにどこに逃げればいいか」を示している。下山したほうが良い場合も、少し上の避難小屋に入ったほうがいい場合もあるからなんだろうな。

8/29 6:43

石像が点在している。

8/29 6:44

8/29 6:44

8/29 6:51

下界は雲海。

8/29 6:52

八合目避難小屋。

8/29 6:52

ここらへんからはイワイワしている。

8/29 7:06

富士見石。ここから想定火口範囲、とのこと。

8/29 7:46

王滝頂上奥社。

8/29 7:46

ここから先は携帯電話不感地域、早めに動け、とのこと。

8/29 7:47

八丁ダルミ。風が抜けるためか、かなりの強風。寒くて長袖を着るついでに、ヘルメット装着。

8/29 7:49

8/29 7:50

8/29 7:56

シェルターが点在。

8/29 8:07

頂上手前に慰霊碑。

8/29 8:07

あの日を思い出しつつ、合掌。

8/29 8:08

石灯篭が・・・

8/29 8:10

山頂到着。

8/29 8:10

なんとか視界があるうちに到着した。

8/29 8:10

まぁ、かなりガスガスですが。

8/29 8:11

8/29 8:11

御嶽神社奥社。

8/29 8:12

あまり頂上に留まるのもアレなので、早々に離れる。

8/29 8:12

階段左手にも、シェルターがある。

8/29 8:24

ガスは濃くなり、とりあえず二の池のほうに行ってみる。

8/29 8:26

8/29 8:27

二の池。水がない。。

8/29 8:31

二の池山荘。作業の音は聞こえるが、やってたのかな？

8/29 8:31

8/29 8:33

とりあえず、ヒュッテまでは行ってみるか。

8/29 8:35

カワイイ。

8/29 8:36

二の池ヒュッテ。休憩できるような雰囲気でもなさそうだったので、立ち寄らずに戻る。

8/29 8:51

九合目覚明堂。

8/29 8:52

8/29 8:53

ちょうど風が遮られる場所だったので、失礼して階段下で休憩させてもらった。

8/29 9:10

再び登り返すと、先ほどより天気がいい。

8/29 9:11

トラバースして帰る予定だったが、この天気ならもう一度山頂に行ってみよう。

8/29 9:13

8/29 9:25

慰霊碑の右側にもメッセージが。

8/29 9:26

さて、今度は眺望はどうだ？

8/29 9:27

アハ。さっきよりガスだわw

8/29 9:40

ガスの中を下山。

8/29 10:08

一口水。水が取れる雰囲気がない。

8/29 10:34

よくみると、この中にも石像。

8/29 11:00

「ここからは登山道」の手前にある神社に寄ってみた。

8/29 11:01

8/29 11:08

途中、道を直す作業をしているところを通らせてもらったが、有機土木という手法で実施しているそうな。

8/29 11:11

無事下山。

8/29 11:18

余裕もあるからコーヒーでも飲もう、と遊歩道に戻る。

8/29 11:20

展望台。山頂を見る展望台ではなく、下界を見る展望台らしい。ガスでなにも見えなかったけど。ここでコーヒーを頂く。

8/29 12:07

帰りに、ビジターセンターに寄ってみた。ここで食事をすることもできるし、なんと充電設備もある。ありがたい。

8/29 12:14

併設の、展示施設も見てみた。そうか、2,200mを越えてる場所って、こんなに少ないのね。

8/29 12:20

前回の噴火を経て、避難設備を充実させた、とのこと。

8/29 12:24

あ。二の池山荘の担々麺のこと、完全に忘れてた。。

8/29 12:24

石室山荘には寄らなかったが、山荘の中が登山道になっている、とある。寄ってみれば良かった？？

8/29 12:47

噴火の犠牲者の遺品も。噴火のときの生々しい状況を説明する動画もあり、心が引き締められる思いだった。このビジターセンターは、必ず寄るべき。

8/29 12:52

13時ごろ、撤収。やっぱり雲に隠れている。早めに出発して正解だった。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

tartlet

御嶽山は、アルプスで唯一行ってなかった百名山。朝のうちは山全体が見える晴天で、途中の修験道を思わせる石像なども含めて、登っていて楽しい、良いハイキングになった。

御嶽山の噴火には、個人的に思い出がある。
2014年9月27日から28日にかけて、私は五竜岳に登っていた。28日早朝に登頂した際、まわりの人が「御嶽山が噴火したらしい」と話をしている。見ると、遠くに確かに白い煙が見えている。そのときは「怖いなぁ」くらいの感想だったが、下山してからテレビを見て、背筋が凍った。あのときに自分があの場にいてもおかしくなかったわけで、決して他人ごとではないと思ったものだった。
今回登っている間も、当時の反省を生かした改善が感じられたが、下山後に見たビジターセンターの映像を見て、当時の現場の様子のすさまじさを改めて理解すると同時に、同じことを繰り返さないという強い決意を感じた。それにしても、私が安全圏から煙を見ていたあの日、あんな壮絶な救助が行われていたとは・・・
これから登る人には、帰りにビジターセンターの展示を見ることを強くお勧めしたい。

以下、徒然なるままに。
・御嶽山は「行程が短いわりに、行くのが大変」「他の山とセットで行くことも難しい」ということで、なんとなく後回しにしていたが、岩手山も登れなくなった現状、「いつまた登れなくなるか分からない」ということで、このタイミングで登ることにした。ちょうど仕事が閑散期で休みも取れたし、日曜日はプレ本番だから、このタイミングで行けるのは軽いハイクだと思ってたので。
・やっぱりアプローチが核心。休み休み行くと、5時間かかる・・・片道にかかる時間の、登山時間がほぼ同等。。
・当初は8時に登り始めても余裕だし、当日発？と思ってたが、3000mの単独峰だと、まず9時以降はガスが出る可能性が高いなと思って、前泊6時発に変更した。実際、8時を過ぎたくらいから雲が増えてきたので、正解だった。（翌土曜日は、10時でも快晴だったので、まぁ運次第かな。。）
・水はグリーンダカラ2Lの他に、1Lの水道水持参。当初山頂でコーヒーでも・・・と思っていたが、風も強かったし、この山に長くとどまるのがちょっと・・・なので、結局下山後にコーヒーを飲む。登山中に飲んだ水は1Lに満たないくらい。行動食はミニ豆大福2つと、蒸しパン二つ。一応春雨ヌードルやスープも持っていったものの、出番なし。
・残る百名山は、北関東/東北のみ。岩手山は解除の見込みが高そうだが、浅間山、そして草津白根山が一番の核心になるような気がしてならない。。