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Yamareco

記録ID: 8657895
全員に公開
ハイキング
奥秩父

十文字山・三国山で9月の花探し

2025年09月07日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 埼玉県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:05
距離
12.9km
登り
1,263m
下り
1,261m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:09
休憩
1:15
合計
10:24
距離 12.9km 登り 1,263m 下り 1,261m
6:16
30
6:46
98
8:24
8:45
34
9:19
9:28
46
10:14
10:15
38
10:53
11
11:04
27
11:31
15
11:46
11:47
26
12:13
12:14
46
13:00
13:08
32
13:40
13:48
69
14:57
15:00
27
15:27
15:33
25
15:58
16:06
25
16:31
16:40
0
16:40
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三国峠の駐車場を利用しました。
数台停められそうですが、利用する人は少ないようです。
峠への埼玉県側からの林道は通行止めになっているので、長野県側の村道梓山線を通行します。
舗装はしてありますがかなり傷んでいます。道幅も狭く木の枝などが車に擦ることもあります。
また落石もあるようで、石が道の真ん中に落ちていたりします。

上信越自動車道は佐久平PA〜軽井沢IC(上りのみ)のトンネルで工事が行われていて1車線規制中です。
帰路19時頃に、この渋滞通過に30分以上かかりました。
コース状況/
危険箇所等
梓白岩は三国峠側から苔むす樹林の急坂を登れます。
難しいことはありませんが、頂上付近はナイフリッジと石ころの急斜面です。巻道の登山道に石を落とさぬよう細心の注意が必要です。
その様なことで梓白岩と弁慶岩付近では落石に注意が必要です。

三国山の頂上近くに5m弱の岩場があります。
手足の置き場に困るようなことはありませんが、鎖はありません。

その他特に気になる所はありませんが、全体的にやせ尾根や急坂が多いので、つまずいたり、滑ったりが大ケガにつながる危険はあります。
三国峠に向かって走行中、道の真ん中に大きな石が落ちていました。
一人で動かせたので良かったですが、注意が必要です。
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三国峠に向かって走行中、道の真ん中に大きな石が落ちていました。
一人で動かせたので良かったですが、注意が必要です。
歩き始めて20分ほどですが、こんな感じの尾根歩きが結構あります。
2025年09月07日 06:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 6:37
歩き始めて20分ほどですが、こんな感じの尾根歩きが結構あります。
悪石に到着です。
特に岩山なわけでもなく、腰掛ける場所は三角点くらいしかありません。
2025年09月07日 06:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 6:46
悪石に到着です。
特に岩山なわけでもなく、腰掛ける場所は三角点くらいしかありません。
梓白岩へはここから登れます。
十文字側とは様相が大分異なります。
2025年09月07日 08:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 8:13
梓白岩へはここから登れます。
十文字側とは様相が大分異なります。
梓白岩の頂上です。
三方は崖になっていて進めません。
右下には登山路が通っています。
2025年09月07日 08:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 8:22
梓白岩の頂上です。
三方は崖になっていて進めません。
右下には登山路が通っています。
展望は今日一番です。
千曲川沿いの野菜畑と、八ヶ岳です。
2025年09月07日 08:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 8:22
展望は今日一番です。
千曲川沿いの野菜畑と、八ヶ岳です。
南側の展望です。
三宝山とこれから登る十文字山が見えます。
2025年09月07日 08:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 8:23
南側の展望です。
三宝山とこれから登る十文字山が見えます。
北東方向には両神山と赤岩の岩尾根が連なります。
2025年09月07日 08:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 8:26
北東方向には両神山と赤岩の岩尾根が連なります。
階段が連続で3つあります。
手すりがあって、登りやすいです。
2025年09月07日 09:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 9:10
階段が連続で3つあります。
手すりがあって、登りやすいです。
十文字山が少しずつ近付いてきます。
2025年09月07日 09:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 9:14
十文字山が少しずつ近付いてきます。
弁慶岩を木橋で巻きます。
2025年09月07日 09:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 9:25
弁慶岩を木橋で巻きます。
風が気持ち良い尾根道です。
2025年09月07日 09:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 9:40
風が気持ち良い尾根道です。
のぞき岩です。
周辺に崖はあるようですが、シャクナゲが生い茂って良く分かりません。
2025年09月07日 10:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 10:13
のぞき岩です。
周辺に崖はあるようですが、シャクナゲが生い茂って良く分かりません。
十文字山へは苔の針葉樹林を登ります。
奥秩父感があふれます。
2025年09月07日 10:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 10:18
十文字山へは苔の針葉樹林を登ります。
奥秩父感があふれます。
不思議なことに、十文字山頂を越えて南側にはこのような景色はありません。
2025年09月07日 10:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 10:45
不思議なことに、十文字山頂を越えて南側にはこのような景色はありません。
十文字山頂です。
本日の最高点ですが、展望はありません。
2025年09月07日 10:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 10:52
十文字山頂です。
本日の最高点ですが、展望はありません。
十文字小屋に到着しました。
薪の後ろの保護柵の中には色々な植物が自生しています。
毎回柵の中を覗くのが楽しみです。
2025年09月07日 11:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 11:08
十文字小屋に到着しました。
薪の後ろの保護柵の中には色々な植物が自生しています。
毎回柵の中を覗くのが楽しみです。
小屋周辺の植物です。
イタドリは種を実らせています。
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小屋周辺の植物です。
イタドリは種を実らせています。
9月ともなると花の種類も少ないですが、サンヨウブシが咲いています。
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9月ともなると花の種類も少ないですが、サンヨウブシが咲いています。
沢山花を付けて目立ちます。
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沢山花を付けて目立ちます。
カイフウロは前回来た時にも咲いていましたが、同定をさぼってしまいました。
終わりは近そうです。
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カイフウロは前回来た時にも咲いていましたが、同定をさぼってしまいました。
終わりは近そうです。
柵の外にアキノキリンソウです。
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柵の外にアキノキリンソウです。
弁慶岩の十文字側です。
2025年09月07日 12:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 12:59
弁慶岩の十文字側です。
時々方向限定で遠くが望めます。
右に弁慶岩が見えます。
後方は白泰尾根です。
2025年09月07日 13:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 13:24
時々方向限定で遠くが望めます。
右に弁慶岩が見えます。
後方は白泰尾根です。
梓白岩の十文字側です。
2025年09月07日 13:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 13:37
梓白岩の十文字側です。
同じく長野側の巻道から見上げます。
2025年09月07日 13:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 13:40
同じく長野側の巻道から見上げます。
足元には頂上にあるような石が積もっています。
2025年09月07日 13:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 13:40
足元には頂上にあるような石が積もっています。
鉄塔が見えてくると三国峠はもうすぐです。
2025年09月07日 15:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 15:12
鉄塔が見えてくると三国峠はもうすぐです。
三国山へは峠の埼玉側にあるトイレの横から登ります。
2025年09月07日 15:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 15:28
三国山へは峠の埼玉側にあるトイレの横から登ります。
山頂へはこの鎖の無い岩場を登ります。
2025年09月07日 15:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 15:46
山頂へはこの鎖の無い岩場を登ります。
程なく山頂に到着です。
ですが・・
2025年09月07日 15:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 15:58
程なく山頂に到着です。
ですが・・
ヤマレコマップの山頂は少し先に表示されています。
あの岩付近です。
2025年09月07日 15:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 15:59
ヤマレコマップの山頂は少し先に表示されています。
あの岩付近です。
一応登ってみましたが、境界杭があるだけで、標高も少し低い気がします。
2025年09月07日 15:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 15:59
一応登ってみましたが、境界杭があるだけで、標高も少し低い気がします。
再び山頂に戻って、遅くなったおやつにします。
展望はありません。
2025年09月07日 16:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 16:01
再び山頂に戻って、遅くなったおやつにします。
展望はありません。
登山道から少し外れた崖上からの展望です。
今日歩いた尾根と、遠く中央に三宝山です。
2025年09月07日 16:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 16:13
登山道から少し外れた崖上からの展望です。
今日歩いた尾根と、遠く中央に三宝山です。
三国峠に無事下山です。
2025年09月07日 16:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/7 16:38
三国峠に無事下山です。
ここから今日出会えた花達です。順不同です。
山影のマルバダケブキに朝日が射してきました。
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ここから今日出会えた花達です。順不同です。
山影のマルバダケブキに朝日が射してきました。
まだ蕾もありますがピークは過ぎた感じです。
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まだ蕾もありますがピークは過ぎた感じです。
サンヨウブシです。
ヤマトリカブトより葉の切れ込みが少ないです。
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サンヨウブシです。
ヤマトリカブトより葉の切れ込みが少ないです。
花の柄に毛が無いのも特徴ですが、老眼のため現地では判別がつきません。
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花の柄に毛が無いのも特徴ですが、老眼のため現地では判別がつきません。
こちらはホソバトリカブトだと思います。
葉が深く広く切れ込んでいます。
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こちらはホソバトリカブトだと思います。
葉が深く広く切れ込んでいます。
花の柄に起きた毛が沢山あります。
鹿も食べない草ですが、この周辺で数株見ただけです。
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花の柄に起きた毛が沢山あります。
鹿も食べない草ですが、この周辺で数株見ただけです。
今日一番元気に沢山咲いていたのがハナイカリです。
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今日一番元気に沢山咲いていたのがハナイカリです。
十文字山の周辺以外ではよく見ました。
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十文字山の周辺以外ではよく見ました。
トウヒレンの仲間は同定の厄介な種類ですが、キンブヒゴタイだと思います。
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トウヒレンの仲間は同定の厄介な種類ですが、キンブヒゴタイだと思います。
雌しべの先がクルッとカールするのが、アザミの仲間と異なるチャームポイントです。
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雌しべの先がクルッとカールするのが、アザミの仲間と異なるチャームポイントです。
ダイモンジソウです。
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ダイモンジソウです。
ピークは過ぎつつあるようです。
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ピークは過ぎつつあるようです。
崖の途中にシュロソウがポツンと咲いています。
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崖の途中にシュロソウがポツンと咲いています。
トダイハハコだと思います。
葉や茎を覆うくも毛の量が多く白く見えます。
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トダイハハコだと思います。
葉や茎を覆うくも毛の量が多く白く見えます。
よく見ると花は終わっているようです。
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よく見ると花は終わっているようです。
ミヤマモジズリは沢山自生していますが終盤です。
ほとんどが萎れた花を付けています。
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ミヤマモジズリは沢山自生していますが終盤です。
ほとんどが萎れた花を付けています。
全て咲き揃っている貴重な子です。
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全て咲き揃っている貴重な子です。
数はとても少ないですが、ヒメミヤマウズラも咲いています。
花はほぼ終わりです。
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数はとても少ないですが、ヒメミヤマウズラも咲いています。
花はほぼ終わりです。
苔の中に葉がのぞいています。
来年はもう少し早く来てみましょう。
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苔の中に葉がのぞいています。
来年はもう少し早く来てみましょう。
鹿に食べられたのでしょうか、丈の低いイブキボウフウが一株だけ花を付けていました。
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鹿に食べられたのでしょうか、丈の低いイブキボウフウが一株だけ花を付けていました。
クリヤマハハコだと思います。
葉を擦ると指に甘い香りがしばらく残ります。
ナギナタコウジュを擦った後でも残っていました。
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クリヤマハハコだと思います。
葉を擦ると指に甘い香りがしばらく残ります。
ナギナタコウジュを擦った後でも残っていました。
ウスユキソウはほぼ終わりです。
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ウスユキソウはほぼ終わりです。
タカネママコナは標高の低い所で見頃です。
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タカネママコナは標高の低い所で見頃です。
南天山ほどの群生はありませんが、密度の濃い場所も所々あります。
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南天山ほどの群生はありませんが、密度の濃い場所も所々あります。
キオンは終わりに近いです。
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キオンは終わりに近いです。
イヌヨモギだと思います。
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イヌヨモギだと思います。
ナギナタコウジュは咲始めです。
葉を擦ると強い香りがあります。
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ナギナタコウジュは咲始めです。
葉を擦ると強い香りがあります。
タチコゴメグサです。
イネ科の植物に半寄生しています。
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タチコゴメグサです。
イネ科の植物に半寄生しています。
小さな花です。
岩の上にツメレンゲが蕾を上げています。
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岩の上にツメレンゲが蕾を上げています。
自生するのは初めて見ました。
花が咲くのを見に来たいですが、どうしようかな・・
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自生するのは初めて見ました。
花が咲くのを見に来たいですが、どうしようかな・・
カワラナデシコがまだ咲いていました。
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カワラナデシコがまだ咲いていました。
前回訪れた時より大分暑さは収まった気がします。
同じノコンギクを見ても秋を感じます。
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前回訪れた時より大分暑さは収まった気がします。
同じノコンギクを見ても秋を感じます。

感想

ひと月前に登った尾根を再び歩いてみました。
私は花探しが目的なので、ひと月違えば別の山に登るくらい新鮮な感覚があります。

前回は毛木平から500m登って今回の尾根に取り付き、三国峠からは長い車道をを延々歩いて毛木平に戻りました。
今回はその両方を省く画期的な楽ルートだと思い望みましたが、調べると毛木場の登山口より三国峠は70mしか高くありません。
距離は大幅に少ないのですが、累積の標高差は1.3倍もありました。
それでも久しぶりに雨や雷を気にせず、尾根道をたっぷり歩けたのは良かったです。

苔むす針葉樹林や、石灰岩の岩場、僅かですが草地などもあって植相には変化が多く楽しい山です、ラン系を含め気になる葉っぱも何種類かありました。
来年は季節を変え何度か訪れたいと思います。

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