大東岳・強風の山頂

2016年05月08日(日) [日帰り]

• GPS: 14:21
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,397m
• 下り: 1,390m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:23
• 合計: 6:38

7:10 秋保ビジターセンター
7:13 7:15 大東岳登山口
8:44 8:44 標高点
9:33 9:37 大東岳
11:21 11:27 樋の沢避難小屋
11:42 11:43 北石橋コース入口分岐点
12:50 12:58 雨滝
13:05 13:07 白滝
13:43 13:43 大東岳登山口
13:48 秋保ビジターセンター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■ビジターセンターの向かいの駐車場を利用
■登山口にも10台分ほどの駐車スペースがありました

写真

5/8 7:11

秋保ビジターセンター。この向かいに広い駐車スペースがある。

5/8 7:15

登山口。ここに10台ほど止まっていた。

5/8 7:30

ラショウモンカズラ

5/8 7:34

エンレイソウ

5/8 7:58

立石沢の休憩適地。カップルが休憩していた。最終的にこの日出会った登山者は合計7人だった。

5/8 8:09

時季外れのX'mas

5/8 8:23

すみれの群生

5/8 8:28

登山道には1合目〜9合目まで表示あり。五合目は休憩に丁度良い。

5/8 8:53

イワウチワ

5/8 8:57

タムシバ

5/8 9:17

鎖の下がる急斜面

5/8 9:18

鼻こすり。急なのは50mくらい。

5/8 9:33

傾斜が緩むと山頂は近い。山頂付近は藪に覆われている。

5/8 9:34

大東岳山頂。

5/8 9:37

舟形山〜泉ヶ岳方面。

5/8 9:37

黒伏〜舟形。こっちから見るとまた見え方が違う。強風でユックリできず早々に下る。

5/8 9:47

西側へ少し下り開けた場所から刈田〜熊野岳。

5/8 9:51

振り返って大東岳。

5/8 9:51

手前に糸岳〜P1132。奥に蔵王連峰、仙台神室〜山形神室。竜山。瀬ノ原山。

5/8 9:52

南面白山の登山道がよくわかる。バックに葉山を確認できる。

5/8 9:52

小東岳

5/8 9:58

厳つい仙台神室の山容が目を引く。

5/8 10:04

弥吉ころばしの急坂を下る。

5/8 10:10

途中、倒木が道を塞いでいた。

5/8 10:19

カタクリ

5/8 10:43

ショウジョウバカマ

5/8 10:45

シラネアオイ

5/8 10:48

崩落地のトラバース

5/8 10:48

青空の下、山笑う。

5/8 10:59

ニリンソウ

5/8 11:09

ニリンソウの群落

5/8 11:22

樋の小屋避難小屋

5/8 11:23

避難小屋の裏手の沢が美しい。

5/8 11:25

危うく小東峠に登り返すところだった。

5/8 11:34

新緑の季節。。。

5/8 11:41

ミツバツツジ

5/8 11:55

イワカガミ

5/8 11:57

ここは鎖もロープもなく枝を掴んで通過。

5/8 12:00

タテヤマリンドウ
↑ほかの方のレコを見ると"フデリンドウ"のようです。

5/8 12:04

ロープを頼りに下る。

5/8 12:15

ここは石を掘ってスタンスができている。

5/8 12:30

梯子滝？

5/8 12:38

裏盤司岩。紅葉の時期は絶景だと思う。

5/8 12:42

シロヤシオが満開。

5/8 12:55

雨滝。糸の様な水の流れは空中で霧となって風任せに落ちていく。

5/8 12:58

下には滝つぼと言うようなものはなく水溜り。

5/8 13:42

登山口に戻ってきた。

5/8 14:06

ビジターセンターで熊を観察。

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

感想

TONO

　今年のGWは暦通り。3,4,5の3連休で朝日連峰を計画していたが、5日に仕事が入り結局2連休となった。日帰りでどこか登るか・・・とも思ったが、天気が不安定で山に行く気にはなれなかった。久々にスッキリ晴れた8日の日曜日、大東岳に向かった。神室や面白山からそのドッシリとした山容は否が応でも目を引き、「いつか登らねば」と狙っていた頂だ。
　初の大東岳は表コースで登って裏コースで下りる周回コースをとった。鼻こすりは急斜面だが距離は短かく、拍子抜けするくらい呆気なく山頂に到着。地形図では広い山頂部分を予想していたのだが、藪が生い茂っていて行動できるのは狭い登山道の範囲のみ。山頂は強風が吹き抜けとても長居できず早々に退散。裏コースへ10分ほど下った展望の良い場所で写真を撮るも風に煽られカメラを構えるのもままならず。弥吉転ばしの急下りを過ぎて樋の沢へ下るが、避難小屋から先でルートミス。小屋に気を取られて左に入るルートを見逃し、小東峠方面に登りかけて引き返した。
　正しいルートに復帰したがこの先が長かった。何度も小さな沢を渡りながら大東岳の基部を巻いて行くのだ。しかも崩落した様な急斜面のトラバースが所々出てきて神経を使う。滝や裏盤司の岩壁が見れたりして変化に富んだコースと言えなくもないが・・・登りより時間がかかって登山口に戻ってきた。
　途中ビジターセンターの中を30分ほど興味深く観察。熊のはく製が置いてあったがジックリ見ると結構な大きさだ。これが突進して来たらひとたまりもなく押し倒されるだろうと思った。出会わないような対策をとるしかないが、山をやっている以上いつか出会い頭に遭遇する危険はある。3年前に丹沢で見た逃げて行く黒いお尻はやはり熊以外考えられないし・・・
　とりあえず熊のことは置いといて、大東岳・・・二口山塊の盟主と言えるその頂を踏めたのは満足だったが、強風でジックリと山座同定できなかったのは残念。もし次に行くなら積雪期、快晴の一日に表コースをピストンしてみたいところだ。
（TONO）