大杉谷水系・ミネコシ谷〜堂倉谷



- GPS
- 52:14
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 979m
- 下り
- 971m
コースタイム
5/3
大台ヶ原P〜(登山道)〜日出ヶ岳11:35/11:45〜(登山道)〜H1500下降点12:10/12:40〜ミネコシ谷入渓12:45〜(ミネコシ谷下降)〜大台林道15:55/16:05〜(林道)〜堂倉橋16:30〜粟谷小屋17:10着
5/4
粟谷小屋から七ツ釜滝まで往復して堂倉橋からミネコシ谷出会いまで遡行
5/5
テン場7:10〜堂倉谷入渓7:15〜(遡行)〜石楠花谷出会い8:35/8:45〜H1420付近13:15〜尾鷲道13:30/13:40〜(登山道)〜大台ヶ原P15:00着
天候 | 3日:曇り後雨 4日:晴れ 5日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:大台ヶ原15時30発大和上市駅行き¥2000 ※関西でも電車・バスにスイカが使えました |
コース状況/ 危険箇所等 |
※3日ミネコシ谷のミネコシ谷の大滝50mを2ピッチの懸垂下降で下りる ※沢の下降は下部に滝が集中している ※4日予定していた堂倉谷下部は増水のため遡行中止、大杉谷の登山道を七ッ釜滝まで往復 ※5日ミネコシ谷出会い遡行、石楠花谷を過ぎるとH1400m付近まで連瀑帯が続きます。 |
写真
感想
ゴールデンウィークはどこも混むのであまり出掛けないのですが、今年は渓友塾で一緒だったA木さんから紀伊半島の沢のお誘いが来た。関西方面は全く疎いのでどこにあるのかも知らなかったが、誘って貰えるうちが花とばかりに何も考えずに行きますと返事をしてしまった。大峰の地図と大台ヶ原の地図を買う。
リーダーのA木さんは関西にいたことがあり、毎年この時期に紀伊半島の沢に入っている。この堂倉谷も一昨年遡行しているが上部は雨のために中止したとのこと、下流部の記録を見るととにかく水量の多い沢で少し不安になる。また二泊の沢登りは久し振りだし・・・・でも、こんな機会は滅多に無いのでトレーニングを積んで挑みましたが正直私には大変な沢だった。
2日は新幹線で新大阪に行き、安宿に泊まり翌朝大阪阿部野橋駅から近鉄電車に乗り大和上市駅に着いた、ここからバスで大台ヶ原に向かう。いつもなら大行列になるというバス停も天気予報が悪いので少ない、それでも2台のバスが出た。2時間かかり大台ヶ原に着き100名山のピーク日出ケ岳まで登る。久し振りの大荷物が肩に食い込む、悪天の予兆か山頂は立っていられないぐらいの強風が吹いている。一休みしてシャクナゲ坂を下りてミネコシ谷下降点まで下り沢装備を付け少し下るとミネコシ谷の源頭に下りた。ゴーロを下って行くとこの谷最大の3段40m位の滝が現れ2ピッチで滝下におりました。堂倉谷出会い近くに出てきた滝はヤブがうるさいからと滝の中を懸垂したのですが下部が少しハングしていて振られそうで怖かった。なんとか無事に大台林道に着いて空を見ると今にも降り出しそう、今日はこのまま粟谷小屋に泊まることになり林道を歩いて小屋に向かう。小屋に着いたとたんに雨が降ってきて夜半は暴風雨、小屋に避難して良かったねと一同ほっとする。
5/4
天気は良いのに増水のため堂倉谷の入渓は中止になり、大杉谷を七ッ釜滝まで往復しました。
レポはこちら、http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-868617.html
5/5
今日はミネコシ谷の出会いから遡行、天気は今日もピーカンで遡行日和です。堰堤を一つ越してから入渓。初めはゴーロ歩きがシャクナゲ谷出会いまで続き、ゴルジュぽくなって来たなと思ったら連瀑帯のはじまり〜標高1200mあたりからは水線通しの登りでシャワークライミング。まだ5月ですよ〜〜今回水の沢だと聞いていたので思いきって新しい雨具を持ってきて正解だった。それでも日陰や待っているときは寒かった、一つ登るとまた上に滝が続いていて「もうお腹いっぱい」と声が出る。
連瀑帯が終わりナメ滝が現れているところで休憩、ここでリーダーからバスの時間に間に合わないのでここで登山道に上がりますと言われもう足が上がらなくなっていた私は正直ほっとしましたやはり水につかると体力が消耗します。H1400m付近まで来ると源頭のような渓相になり左の尾根を目指して登り尾鷲道の登山道に出ました。ここから尾鷲辻まで登り大台ヶ原Pに着いたのが15時、なんとか最終のバスには間に合いほっとしました。
紀伊半島の沢は思っていたよりもスケールが大きく、雨で洗われた谷は深くて険しい。A木さん曰く「堂倉谷は下流部より、上流部の方が手ごわい感じがしました。」とのこと、今回雨で堂倉谷の下部を遡行出来なかったのは神様が私には無理だと思い降らせてくれたのかも・・・下部を遡行していたら今日は歩けなかったと思うので。今回遡行出来たのはテントやロープを持ってくれたリーダーのA木さん・Y田さん、S木さんのお陰です。ありがとうございました。紀伊半島良いところですね
今回のリーダーをしてくれた「沢ヤカ男」さんのブログ。
堂倉谷下部の遡行は2014年5月に書かれています
http://ameblo.jp/9000224/day-20160507.html
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