白馬 杓子岳（双子尾根）

2016年05月05日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.7km
• 登り: 1,421m
• 下り: 1,423m

コースタイム

日帰り

• 山行: 14:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 14:30

4:00 猿倉台地（1502m）
5:00 5:00 小日向のコル（1824m）
6:00 6:00 樺平（2120m）
6:00 6:00 奥双子のコル（2284m）
11:00 11:00 双子／杓子尾根 J P（2620m）
18:30 ゴール地点

天候

晴れのち強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉台地にベースキャンプを張ってトライしました。

コース状況／危険箇所等

猿倉台地から小日向のコルまでは雪あり。小日向のコルを越えて、杓子岳まで向かう双子尾根は雪が大分解けて藪漕ぎの個所が数か所あり。
5月3日から5月5日まで所属する山岳会のメンバー8人（山スキー4人、歩行隊4人）で白馬合宿をしてきました。そのうち5月5日は双子尾根を登りました。
当初、その日は主稜を考えていましたが、雪の少なさに双子尾根へ変更、杓子岳経由で白馬岳山頂を目指しました。午前2時半に起床し、猿倉台地へ設営したテントを4時に出発し、順調に進んでいたものの、双子尾根もところどころ雪が解けており、藪漕ぎを余儀なくされ、ジャンクションピークに到着。先行していた2パーティーは強風に撤退、またツエルトで待機していましたが、我々は歩を進め、11時頃に杓子岳山頂へ立ちました。その後は、超大風にあおられ、四苦八苦しながらも風を避けるために杓子岳の南面を下り、約40度の雪壁を下降し、何とか大雪渓まで下りました。出発から帰還までの行動時間が15時間と長時間に渉ったにも関わらず、メンバー8人全員が無事に帰還できたこと非常に幸運だったと感じてます。
一歩間違えれば遭難に繋がる要素もありましたが、私も含めて会の各メンバーの今後課題が明確となった合宿であり、有意義だっと思います。

写真

猿倉台地を4時に出発地。日が明けてきました。

小日向のコルから白馬岳方面

双子尾根

強風とガスで厳しい。

杓子岳頂上

杓子岳から大雪渓を抜けエスケープ

装備

個人装備

長袖シャツ ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ビーコン 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 時計 サングラス ハーネス ヘルメット ロックカラビナ スリング

共同装備

スコップ ゾンデ ツェルト ロープ