記録ID: 871521
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越
越後三山・残雪の中ノ岳周回(大水上山・利根川源流)
2016年05月14日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 2,110m
- 下り
- 2,107m
コースタイム
天候 | 早朝:ガス 昼:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
センター前が満車の場合、三国川トンネル方面に5台程度の駐車スペースあり。 十字峡登山センター前の中ノ岳登山口および十字峡入り口に登山カード入れあり。 登山カードとペンは箱の中に用意されていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日向山の尾根: 登りが登山道入り口からずっときつい。谷川岳の西黒尾根(日本三大急登)よりもきついと思った。標高差1600m。鎖場も数か所。 5合目以降残雪が多かった。 ガスの中では道に迷いそうな所が数か所あった。なお、この登山道ではほとんど道しるべのテープが貼られていなかった。 中ノ岳〜丹後山稜線: 東側残雪が非常に多い。 稜線の登山道が雪に埋まっている箇所が多く、雪上を歩くことになった。 一部雪庇状になっている所もあり、これからの時期の通行は要注意。 丹後山からの下り: 急な下りが続く。日向山の尾根よりは少し緩やかか。 登山口から十字峡登山センターまでの道のりが長い。落石が多く、処理が待たれる。 残雪は、日向山の尾根よりずっと少ない。この日は日差しも強く、顔にたかる虫がたくさん湧いていた。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴:五十沢温泉さくり スーパー:Aコープ五十沢店 |
写真
手前左側の山が大水上(おおみなかみ)山。群馬県みなかみの水上。大水上山〜丹後山の稜線上は上越国境(新潟・群馬県境)。
中央分水界というのは、太平洋に流れる川と日本海に流れる川の境界。つまり左側の雪水は利根川源流をなし、遠く太平洋に流れ、右側の雪水は三国川となり日本海に流れる。
中央分水界というのは、太平洋に流れる川と日本海に流れる川の境界。つまり左側の雪水は利根川源流をなし、遠く太平洋に流れ、右側の雪水は三国川となり日本海に流れる。
利根川源流の碑。緯度、経度、標高が測量されており、ここが利根川の水源点として定義されているようだ。利根川水源は昭和29年になってやっと見つかったとのことだ。皆が知っている大河川の源流とはいえ、探すのは並みの労力ではなかったということか。
なお字は群馬県知事によるものらしい。群馬県の思い入れは相当なもののようだ。大水上山も露骨に群馬側の地名で興味深い。
なお字は群馬県知事によるものらしい。群馬県の思い入れは相当なもののようだ。大水上山も露骨に群馬側の地名で興味深い。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
ファーストエイドキット
時計
タオル
カメラ
ポール
|
---|
感想
中ノ岳周回は、越後三山の山域で、マイカー登山で日帰り縦走ができる数少ないルートで、やってみたいと思っていた。
山と高原地図で越後三山を買って、目に留まった「利根川水源碑」。色々調べると、山と川の関係が改めて分かり、分水嶺という楽しみ方が山の楽しみに加わった。今回の山行は、その楽しみ方を実際にやってみて意義深いものとなった。
「中央分水嶺百名山」というのがあるとしたら、大水上山は選抜してやりたいと思う。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1533人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する