御嶽山でクマさんに会った 王滝頂上〜剣ヶ峰〜摩利支天山〜飛騨頂上〜継子岳〜継子岳2峰（田ノ原より徘徊）

2025年09月24日(水) [日帰り]

• GPS: 09:45
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,479m
• 下り: 1,482m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:14
• 休憩: 2:31
• 合計: 9:45

距離 15.7km 登り 1,479m 下り 1,482m

6:11 田の原登山口
6:17 遥拝所
6:26 大江権現
6:29 あかっぱげ
6:38 6:39 金剛童子
6:50 八合目避難小屋
7:01 富士見石
7:06 一口水
7:14 九合目避難小屋
7:49 7:53 王滝頂上
7:56 八丁ダルミ
8:02 御嶽教御神火祭斎場
8:09 8:15 剣ヶ峰山荘
8:17 御嶽頂上避難シェルター
8:20 8:34 御嶽山
8:35 御嶽頂上避難シェルター
8:45 8:46 黒沢十字路
8:52 二ノ池山荘
8:59 9:01 二の池ヒュッテ
9:08 賽ノ河原
9:17 白竜避難小屋
9:19 三ノ池乗越分岐
9:27 9:37 摩利支天乗越展望台
9:38 9:41 摩利支天乗越
9:43 摩利支天乗越展望台
9:51 10:14 摩利支天山
10:23 摩利支天乗越展望台
10:27 10:29 摩利支天乗越
10:42 10:44 五ノ池
10:46 10:47 五の池小屋
11:09 12:02 継子岳
12:16 12:21 継子岳２峰
12:39 四ノ池渡渉点
12:54 12:56 三・四・五ノ池分岐
13:08 13:14 三ノ池
13:15 13:16 開田頂上（三ノ池避難小屋）
13:30 巻道の三ノ池分岐
13:48 三ノ池乗越分岐
13:49 白竜避難小屋
13:55 賽ノ河原
14:07 14:13 二の池ヒュッテ
14:17 二ノ池山荘
14:24 黒沢十字路
14:35 御嶽教御神火祭斎場
14:39 王滝頂上
15:04 九合目避難小屋
15:08 一口水
15:12 富士見石
15:20 八合目避難小屋
15:25 15:26 金剛童子
15:32 15:33 あかっぱげ
15:42 15:49 遥拝所
15:54 田の原大黒天
15:56 ゴール地点

天候

ガス ⇒ 晴れ時々ガス ⇒ 曇り＆ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田ノ原駐車場を利用（無料）

写真

9/24 5:27

深夜1:30に家を出て4時間かけて王滝へ。
今回の起点になる御嶽山ビジターセンターやまテラス王滝までスキー場内を車で登って行くと、途中で朝焼けの下に雲海が見えた。
こりゃ今日の御嶽山は期待出来るぞ〜

9/24 5:57

しかーし！到着したやまテラス王滝はガスの中…
先週の木曽駒と同じパターンか？

9/24 6:11

ってコトでモチベーションが上がらないまま、御嶽神社の鳥居前で1礼してスタート。

9/24 6:13

高度を上げると雲を突き抜けて、気付いたら雲海の上パターンを期待して進みます。

9/24 6:25

おぉ！青空が見えて来た！

9/24 6:36

青空のあかっぱげ通過。

9/24 6:38

期待通りの気付いたら雲海の上パターンだぁ〜！

9/24 6:45

登りながら何度も振り返ってしまう。

9/24 6:50

ブタ？イノシシ？

9/24 6:57

8合目通過。
ここまで来ると硫黄臭がする。

9/24 7:13

9合目通過。

9/24 7:21

雲海に浮かぶ木曽駒もガスガスだった1週間前とは大違いだ。

9/24 7:27

望遠レンズで富士山こんにちは。

9/24 7:34

いやぁ〜今日は最高じゃぁないか〜

9/24 7:44

青空に向かって登ります。

9/24 7:48

そして王滝頂上に到着。

9/24 7:49

裏に回って噴煙と剣ヶ峰を確認。

9/24 7:50

王滝頂上の石柱。

9/24 7:50

階段登って1礼して鳥居をくぐると〜

9/24 7:51

そこには御嶽神社。
2礼2拍手1礼して〜

9/24 7:56

荒涼としたルートで剣ヶ峰へ。

9/24 7:57

先っちょは噴石で折れたのかな？

9/24 7:59

王滝頂上を振り返る。

9/24 7:59

シェルターを通過。

9/24 8:01

右を見ると雲海が広がる。
飛行機雲が多すぎる。

9/24 8:04

シェルターを通過。

9/24 8:07

剣ヶ峰ピークが近付いて来た。

9/24 8:10

左を見ると噴火口の縁。

9/24 8:16

シェルター3基。

9/24 8:17

その手前には慰霊碑。
手を合わせて犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。

9/24 8:19

階段登って1礼して鳥居をくぐると〜

9/24 8:20

そこには「社神嶽御」
2礼2拍手1礼して〜

9/24 8:22

まずは山頂標識。

9/24 8:22

そして一ノ池を俯瞰。

9/24 8:25

望遠レンズで乗鞍と槍。

9/24 8:26

中央アルプスの向こうに南アルプス。
そのまた向こうに富士山の姿。

9/24 8:27

こんな石柱もあった。

9/24 8:28

剣ヶ峰頂上は想像していたほど広くはないのね。

9/24 8:29

山頂標識越しに雲海を見下ろす。

9/24 8:30

スタートから抜きつ抜かれつで結局同時に登頂した、愛知からのソロ男性に撮ってもらう。

9/24 8:34

平日限定20食の二の池ヒュッテ担担麺を狙って、その男性と同行する流れに。

9/24 8:36

植物の姿がないのは11年前の噴火の影響？

9/24 8:49

水のない二ノ池に降り立つ。

9/24 8:51

ルート対面には水が溜まっていた。

9/24 8:52

池畔に建国姫龍神。
想像してたよりも小さいな。

9/24 8:59

9時に二の池ヒュッテ到着。
狙ってた担担麺は10時からとな。
1時間も待ってられないので担担麺は諦めて〜

9/24 9:05

ネクストピークの摩利支天山に向かいます。

9/24 9:08

賽ノ河原を通過。

9/24 9:15

剣ヶ峰を振り返る。

9/24 9:17

そして三ノ池が見えて来た〜
ホントに青いのね。

9/24 9:25

急登をやっつけます。

9/24 9:26

足元にはイワギキョウが咲く。

9/24 9:27

そして摩利支天乗越に到着。

9/24 9:30

ピークに登ってこれから向かう飛騨山頂と継子岳を確認。
時計回りにグルっと歩きます。

9/24 9:40

その前に先ずは摩利支天山へ。

9/24 9:44

岩の稜線をトラバース気味に進みます。

9/24 9:45

ライチョウいないかな〜

9/24 9:48

先に見えるトンガリは継母岳かな？

9/24 9:52

最後にこんなトコ登ると〜

9/24 9:53

頭上に山頂標識（裏）と三角点が見えた。

9/24 9:54

そして摩利支天山登頂。

9/24 9:55

表側から山頂標識。

9/24 9:57

同行している男性にここでも撮ってもらう。

9/24 9:58

三角点アリ。
そーいえば剣ヶ峰で三角点確認するの忘れてた…

9/24 10:19

そしてピストンで摩利支天乗越まで戻ります。

9/24 10:28

同行の男性は五の池小屋に行くのでここでお別れ。
自分はこの横の展望台でランチにするか〜ってコトで展望台に立つが、ガスが上がってこないうちにラスボスの継子岳に行ってしまった方がいいのでは？

9/24 10:33

ってコトで考え直して先に進みます。

9/24 10:38

先程とは別アングルで三ノ池を見下ろす。

9/24 10:39

五ノ池の向こうに五の池小屋。
そのすぐ奥に飛騨山頂も見える。

9/24 10:41

右手には雲海に浮かぶ三ノ池。

9/24 10:43

継子岳〜継子岳2峰。
2峰からの急降下がキツそうですな。

9/24 10:46

五の池小屋の前で愛知のソロ男性と再会して、一緒に継子岳に向かう事に。
そして飛騨山頂を通過。

9/24 10:48

右手には四ノ池。
湿原みたいな感じでいい雰囲気。

9/24 10:50

ここまで来ると人もほとんどいない。

9/24 10:53

気持ちのいい稜線を進みます。

9/24 11:01

カッコイイ岩を巻いて〜

9/24 11:05

岩が乱立するエリアを通過すると〜

9/24 11:08

継子岳は目の前だ〜

9/24 11:10

そして継子岳登頂〜

9/24 11:15

ここでランチタイム開始。
ってコトで〜

9/24 11:19

山頂ビールはやっぱりスーパードライ！

9/24 11:19

登頂と同時にガスが上がってきた。

9/24 11:22

おにぎり片手にスマホでも。

9/24 11:26

刻一刻と変化する景色をツマミに〜

9/24 11:30

喉を鳴らしながらビールを飲む。

9/24 11:50

四ノ池の周りは秋の色。

9/24 12:05

12時になったら継子岳2峰に向けてリスタート。
継子岳でゆっくりするという愛知のソロ男性とはお別れです。

9/24 12:07

流れるガスの演出で草紅葉の絶景が映える。

9/24 12:08

継子岳2峰の向けて歩きます。

9/24 12:10

溶岩地帯を登ると〜

9/24 12:11

継子岳2峰に到着。

9/24 12:11

ガスに挟まれた継子岳を振り返る。

9/24 12:15

継子岳2峰には摩利支天尊。

9/24 12:17

岩場から四ノ池を見下ろす。
この高度感が心地いい。

9/24 12:19

かなり際どいシーンが多い岩場の急降下。
こりゃ正規ルートを外してるな。

9/24 12:21

ってコトで正規ルートじゃ見られない絶景を楽しみながら進みます。

9/24 12:22

踏み跡に降り立って振り返るとペンキマークばっちり。
写真左側から降り立ったのでルートミス確定ですな。

9/24 12:25

その後は正規ルートで急降下を続ける。

9/24 12:31

傾斜が緩やかになってきた。

9/24 12:34

継子岳2峰を振り返る。

9/24 12:37

そのまま池畔を歩きます。

9/24 12:39

四ノ池渡渉点を通過。

9/24 12:40

このアングルを最後に四ノ池から離れて〜

9/24 12:52

ちょっと登ると〜

9/24 12:53

目の前に三ノ池が再び現れる。

9/24 12:59

三ノ池を見下ろしながら稜線を進みます。

9/24 13:00

青い水面にガスが写り込む。

9/24 13:08

そのままショートカットして三ノ池に降り立つ。

9/24 13:11

風も吹いてるのでリフレクションはイマイチ。

9/24 13:17

そんな三ノ池を後にすると〜

9/24 13:24

分かっちゃいたけど、かなりの急登が始まる。

9/24 13:35

ガスの中をしばらく登って〜

9/24 13:44

ヘロヘロになりながら三ノ池乗越に到着。

9/24 13:54

そのまま賽ノ河原を進んで、買い物をしに二の池ヒュッテに立ち寄ると、ここで愛知のソロ男性と3度目の再会。
継子岳からはピストンで戻ってきたとの事。

9/24 14:20

そして二ノ池を過ぎると〜

9/24 14:24

黒沢十字路に到着。
ここから剣ヶ峰に再登する元気はないので〜

9/24 14:30

素直に巻道で王滝頂上へ。

9/24 14:38

朝とは違った暗〜いルートを進みます。

9/24 14:41

そして王滝頂上を後にすると〜

9/24 14:41

急降下開始〜

9/24 14:55

往路で気付かなかった一口水。

9/24 15:18

この辺りから濃厚なガスの中を急降下〜

9/24 15:38

小走りで調子よく進んで行くと…

9/24 15:41

遥拝所社務所を過ぎたあたりで、20mくらい先の右側笹薮から何やら黒い物体が飛び出して来て急ブレーキ！
ガスガスのルート上センターに浮かび上がるそのシルエットは…ありゃどう見てもクマじゃん！！
かなりデカいしこりゃどーしたもんかと固まっていると同じ進行方向に歩き始めたので、急いで望遠レンズにチェンジしてその後ろ姿を撮影。トリミングしてみたけど、こりゃなんだか分からんな。

9/24 15:42

とにかくこっちに向かって歩いて来なくてよかった〜と思いながら、しばしこの先とるべき行動を考える自分。

9/24 15:44

そして社務所まで戻って他の登山者を止めながらしばらく待機していると、愛知のソロ男性が下山してきて4度目の再会。

9/24 15:56

一本道なのでクマが歩いて行った方向に行かねばならないので、意を決して歩き始めて、数人で音を出しながら無事下山。

9/24 21:00

今回はこのバッジをゲット。

撮影機器：

Pixel Fold Google

NIKON Z50_2 NIKON CORPORATION

感想

しゃとる

色んな山から眺めては気になっていた、11年前に噴火した御嶽山。
噴火当時の状況をテレビ等で見ていて鮮明に覚えているシーンもある中、実際に歩いてみると噴火口からの位置関係がはっきりする部分が多くあり、立ち止まって手を合わせるシーンが多い山行になりました。
被害に遭われた方にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

今シーズンの信州遠征は登山口までのアクセスがタイヘンな山を選んで登っていますが、今回はバスもタクシーもロープウェイもないけど、車での移動が長くて今まで足が向かなかった御嶽山までやっと行って来ました。
せっかく来たなら踏めるピークは全部踏もう！ってコトでこんな感じの徘徊になりましたが、下山完了直前のクマとの遭遇にはかなりビビりました〜
20mくらい先の右側笹薮から飛び出して来たクマと一瞬目が合った気がしないでもないですが、気にせず同じ進行方向に歩き始めてくれてホント助かりました。あのデカい図体でこっちに向かって歩いて来られたんじゃ逃げ場もないし、今回から携行している催涙スプレーなんて超ミニサイズの豆鉄砲レベルなので、いざとなっても太刀打ち出来なかったと思います。
無事だったからこんなこと言えますが、クマとの初遭遇だったので、もうちょっと鮮明に撮影したかったな〜