『白山』で今シーズンの雪山始動!!


- GPS
- --:--
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,986m
- 下り
- 1,986m
コースタイム
(林道チャリ)
別当 8:15-8:25
甚ノ助避難小屋 10:10-10:30
弥陀ヶ原 11:45
室堂 12:20-13:00
御前峰 13:40-14:20
室堂 14:35-14:50
甚ノ助避難小屋 15:45-15:50
別当 17:05-17:15
(林道チャリ)
市ノ瀬 17:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
2〜3年前から狙っていた初冬の雪の白山。
林道が白峰まで冬季閉鎖になる前の、わずかな期間しかチャンスがない。
そして白山に雪が降り、天気も晴れ予報。
林道も市ノ瀬まで通行できる。
そのチャンスが来た!!
出発!!
深夜2時に市ノ瀬に到着。
闇夜に真っ白の白山が月明かりに照らされている。
真夜中なのにテンションが上がってきた!
・・・けど、気持ちを抑えて仮眠。
4時間仮眠を取り、7時半出発。
別当まで約1時間、冬季通行止めの林道をマウンテンバイクのチャリで走る。
所々、凍結している林道を順調に登る。
3年前の春に走ったときよりも、快調に楽に走れる。
日頃のチャリ登山トレーニングの成果がここで出た!
途中の急坂からチャリを押すことに。
頑張れば漕げる坂だけど、あとの本番の山に備えて体力温存。
予定通り、別当に約1時間で到着。
林道には全く雪はなかった。
3年前はもうここでヘロヘロだったが、今日は全然元気♪
同じように上ってきた、チャリが1台ある。
ちょっとビックリ。
ここでチャリをデポし、しっかりキーロック。
別当の吊橋の板はまだ外されてない。
助かった。
冬はこの吊橋は恐怖の綱渡りになるらしい・・・。
夏道に雪が出てきた頃に中飯場に到着。
その先の別当覗きに着いたときには、10〜20cmの積雪に。
先行者が二人いる様子で、トレースがある。
今日は冬靴ではないので、ここで4本アイゼンを念のため装着。
だんだん深くなるトレースを登ると、新しく建設中の甚ノ助避難小屋に到着。
この小屋はまだ未完成らしいが、水洗トイレがあり、2階建てで中も広い。
冬季入り口もあり、冬の中継地点の小屋泊まりにちょうど良さそう。
天気は快晴で無風、でも気温はマイナス2〜3度。
男前な別山を眺めながらゆっくり休憩する。
雪はさらに深くなり、ここで50〜70cmぐらい。
この先、黒ボコ岩までが危険なトラバースがある。
安全の為、10本アイゼンに付け替えて再出発。
ありがたいことに、この先のトラバースもトレースはガッチリある。
ラッセル覚悟で持ってきたスノーシューの出番は、今日はなさそう。
久々に使いたかったが、使わないほうがもちろん助かる。
途中、甚ノ助小屋に引く水場の整備で、作業員の方がストップの合図?
その訳は・・・ヘリが目の前で荷下ろし。
雪煙が舞い上がり、スゴイことに・・・。
この作業員の方たちのおかけで快適に小屋を利用できている。
感謝、感謝。
しかも5〜6人でガッチリとトレースを付けてくれている。
さらに感謝、感謝。
黒ボコ岩への急坂に差し掛かる。
さすがに足が沈み込みキツイ。
ゆっくりと登り、黒ボコ岩から弥陀ヶ原に出た!
そして本日、白山が初登場!!
まだまだ雪は少ないが、雪に覆われた白山は白くて美しい。
広々とした弥陀ヶ原の雪原を歩き室堂へ向かう。
この広さ、開放的で気持ちがいい〜♪
そしてひと登りしてやっと室堂に着いた!
風で飛ばされているのか、思ったより雪は少ない。
夏は大賑わいの室堂も、今は誰も居ないのでひっそりとしている。
冬季小屋の入り口を確認し、中も覗いてみる。
かなり広い。
いつか冬に泊まりたいが、きっとここまでたどり着かないだろう・・・。
やっぱりGW前の春かな。
昼飯を食べて、ザックをデポし御前峰に向かう。
山頂まではハイマツの頭が見えている程度の積雪。
眼下の室堂と別山を見ながら、ゆっくりと登る。
そして山頂・・・
御前峰からは大パノラマの絶景に感動〜!!
真っ白な北アルプスが、端から端まで全部丸見え♪
剱岳〜御嶽山までクリアーにクッキリと!
今日で6度目の白山、ここまでキレイに見えたのは初めて。
真っ白な大汝峰の向こうには、北陸の街と日本海。
頑張って登ってきて良かったと実感。
久々に下山できない病になってしまった。。。。
ずーっと眺めていたこの景色。
でも、さすがに寒い。
快晴で太陽の日差し大量なのに、マイナス6度・・・。
この絶景、名残惜しいが時間もない。
もう山頂に40分もいる。
白山神社奥宮にお礼を言い下山。
室堂でザックを回収しサクサクと下る。
雪山の下りは早い早い。
登りの3歩分を1歩で下る。
弥陀ヶ原で、最後の白山の姿を目に焼き付ける。
そして何度も同じ写真ばかり撮ってしまう。
甚ノ助小屋近くでは、まだ作業員の方たちがプレハブ小屋の解体作業中。
今日で今年の作業は終了とのこと。
もう白山は厳しい冬に入るのだなと、感じる風景だった。
「ごくろうさまです〜」と、声をかけて下る。
下山中も資材回収のヘリが何度も往復している。
夕暮れの空に、ヘリが吸い込まれていく姿がカッコイイ。
夕焼けを眺めながら下り、暗くなる前に別当に無事下山。
ホッとひと安心、疲れたー。
最近、テント泊山行ばかりだったから、久々の日帰りは疲れる。
テント泊は荷物が重いが、登ればその日は終わり。
でも、日帰りは登ってまた、同じだけ下るからしんどい。
チャリをライトONし林道をダウンヒル!!
でも・・・気温は0度、凍結が怖い。
ここで滑ってコケてたら何にもならないので、慎重にゆっくりと下る。
1時間かけて登った林道は、下りはたったの15分で市ノ瀬に到着。
この林道、チャリはやっぱりありがたい♪
次は厳冬期!
・ ・・は無理なので、できるだけ雪が多い春にまた登りたい。
・
白山、また来年も絶景をヨロシク〜!!
綺麗だねぇ・・
いい写真じゃない
カメラか腕かはわからんが。。
六度目でやっと白山の山神さんとお知り合いになれたんじゃん
この前、久々に一緒に登って思ったけど・・まさちゃんはさ。。
山に入る時、山神さんに礼を言うとか・・挨拶するとか・・・
そんなもんが、一切無かったよね今まで。。
..{白山神社奥宮にお礼を言い下山}..
さすがにでも、ちょっとは亀尻の行きと帰りでそれを感じたんじゃんか
それよりビックリしたのが体力とルートを読む眼力やな・・
山屋は歩いてなんぼやが、良い行をしとる
御岳がなつかしいなぁ〜
何年前になるや。。
あん時の星空を覚えているかい・・
早朝の荒れ狂う竜雲を。。。
一睡も出来ずに起きとったんやろ。。あん時。
ここの隠れ家を12月26で飛ぶ。
それから、この国を真剣に徒歩で一周まわるつもり・・
文明の力は全て置いて行くけん。
勿論、携帯も。
12月の頭からは、瀬戸内の島々をもう一度満喫。
それから紀伊半島を贅沢に豪遊しながら一周。
正直に言えば・・金はあるが遊びが忙しくて暇がねぇ。。
そんなこって・・また逢う日まで。。
おっ!次は来世いかい
今まで、サンキュ
輝虎、xxxtigerxx、山伏こと蕊天(ずいてん)。
あらら!?
珍しく、人のしたことを否定せずに認める素直なコメント。。。
ちょっと気持ち悪いけど、そのコメントはうれしいなー
で、山口はやめて、日本一周にまた計画変更かい
相変わらずの直感で動く人生やな〜。
携帯も持たずに行くとなると、行方不明状態になるな。
まー、きっと榎ちゃんとは、どこかの絶対に出会わないような所で、きっとまた会うやろう
そん時は無視して、知らん顔するなよー
俺が山の魅力に取り付かれていったのは、あの御嶽山でのひと晩から。
夕焼けに、星空・・月明かり・・御来光・・滝雲・・そして避難小屋に響く屁
山の素晴らしさを、教えてもらったと思ってるから、感謝してるで
俺はまだまだこの先も、山で感動を追い続けるわ。
榎ちゃん、旅立ちで捨てたらダメなものが一つあるで
わかってるやろ
大事にせなアカンで、自分を必要と思ってくれてる人は。
それに、ちゃんと渡してやこの前の物。
じゃあー次会う時を楽しみにしてるわ
輝虎、xxxtigerxx、榎ちゃん、ありがとなー
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