須川温泉から栗駒山


- GPS
- 06:08
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 842m
- 下り
- 840m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 6:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
紅葉に関しては昨日の焼石岳ですでに満腹感があるが、本日は紅葉登山のメーンイベントである。栗駒山の紅葉の写真は何度も目にしたことがあるが、いっかは訪ねてみたいと思っていた。最近は地球温暖化により紅葉の時期が遅くなってきていると聞く。東北から遠く離れた関西に暮らす私にとって、どの時期に訪問したらよいのかの見極めが難しい。今回の東北ツアーも栗駒山の紅葉の見ごろに標準を合わせて計画した。まあ、何によって見ごろの基準とするかは人によってそれぞれ違うのであるが⋯。
さて前夜に須川温泉に着いたときは、登山口の広い駐車場には私の車を含めて3台のみ。ところが一夜明けると早朝より満員御礼、週末といえども、さすがは紅葉登山のメーンイベンターである。
登山道も団体を含めて大賑わい。行き交う人が多く、ゆっくりシャッターを押すゆとりがない。登り始めの標高が高いこともあり、すぐに紅葉劇場が始まる。赤いじゅうたんを敷きつめたような山肌は見事というほかない。山頂までつながる紅葉の回廊を他の登山者に押し出されるような形で山頂に到着した。
山頂では、いわかがみ平方面よりの登山者が加わって大混雑。いわかがみ平方面の紅葉は見下ろすことしかできなかったが、須川温泉の北面に対して南面であり、地形構成も異なるため違った趣になのではないただろうか。またいつか訪れたい。
栗駒山も焼石岳も一度しか訪れたことはなく、おまけに一つのコースしか辿れていない。なので、それぞれの山について比較したり形容できる立場にない。あくまで個人的な感想であるが、栗駒山はそれ自身が単体で美しい一方で、焼石岳は周囲の山々、湿原や沼など他の脇役を含めて美しいと感じた。あくまで一方的で勝手な解釈で申し訳ないですが、連日に渡って2つの山を経験できたことは有意義であった。
栗駒山を後に秣岳を経由する周回コースを辿る。須川コースは現在、火山ガス発生により侵入禁止となっているため、須川温泉(自然観察路)から登ってきた登山者の多くは周回せず、往路を引き返すことになる。1本の登山道に多くの登り下りする人が行き交うため大渋滞するのではないかだろうか。直接自分に関係することではないが気になった。
さて、秣岳を経由する周回コースである。快適な稜線歩きを予想していたが、高低差こそ大きくないが、根っこや枝の張りだした箇所、粘土質で滑りやすい箇所などもあり必ずしも歩きやすい道ではなかった。おまけに予想していたよりも長く、下山後の車道歩きも含めて手ごわく感じた。本日は楽々登山と勝手に思い込んでいたために少し痛い思いをした。
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