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Yamareco

記録ID: 877661
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

群馬自然の森から西山へひたすらヤブ漕ぎ登山

2016年05月21日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.0km
登り
438m
下り
438m

コースタイム

日帰り
山行
6:32
休憩
0:57
合計
7:29
7:00
260
スタート地点
11:20
12:17
132
西山
14:29
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
群馬自然の森管理道路が右の俣沢を渡る地点に駐車
コース状況/
危険箇所等
登山道というものは無く、全てヤブ漕ぎの世界。
ほぼネマガリタケの密(激)ヤブで登りはきつい。
ここから沢沿いに登山開始
ここから沢沿いに登山開始
しばらく沢沿いに登る
沢沿いのヤブは薄い
しばらく沢沿いに登る
沢沿いのヤブは薄い
小滝もある
傾斜が緩やかな所から山に取り付く
途端にヤブが濃くなる
傾斜が緩やかな所から山に取り付く
途端にヤブが濃くなる
トチノキの大木
尾根上にはこんな開けた場所があった  
下草もなく一息入れる
尾根上にはこんな開けた場所があった  
下草もなく一息入れる
と思ったらすぐにヤブ突入!
と思ったらすぐにヤブ突入!
ブナの大木を眺めながら・・・
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ブナの大木を眺めながら・・・
ひたすらヤブ漕ぎ・・・
ひたすらヤブ漕ぎ・・・
見渡せる範囲は全部ヤブ!
見渡せる範囲は全部ヤブ!
1ケ所だけあった露岩
1ケ所だけあった露岩
見通しのきく尾根に出た  
が、そこは激ヤブ
見通しのきく尾根に出た  
が、そこは激ヤブ
ムシカリの花の向こうに武尊山が綺麗だ〜
ムシカリの花の向こうに武尊山が綺麗だ〜
うっすらと皇海山も見える
うっすらと皇海山も見える
こちらは至仏山
標高1800m位から針葉樹が出てきた
標高1800m位から針葉樹が出てきた
針葉樹の下は比較的ヤブは薄い
針葉樹の下は比較的ヤブは薄い
やっと着いた西山山頂  
ここまで4時間半  
三角点を探したが笹ヤブに覆われ発見できず
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やっと着いた西山山頂  
ここまで4時間半  
三角点を探したが笹ヤブに覆われ発見できず
こんな手書きのものもあった
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こんな手書きのものもあった
山頂は樹間からわずかに展望がある  
アヤメ平の向こうに燧ケ岳が見える
山頂は樹間からわずかに展望がある  
アヤメ平の向こうに燧ケ岳が見える
これは景鶴山
まだ雪が多い平ヶ岳も見えた
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まだ雪が多い平ヶ岳も見えた
山頂部全容はこんな感じ   
薄暗い
山頂部全容はこんな感じ   
薄暗い
下山は西方へ
残雪があったのはここだけ
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残雪があったのはここだけ
斜面を適当に下っていく
斜面を適当に下っていく
下山もヤブの中
ヤブ漕ぎは続く
灌木と笹の激ヤブ  
ここの突破は厳しかった・・・
灌木と笹の激ヤブ  
ここの突破は厳しかった・・・
ブナの新緑は美しい  
開けた場所は気持ちいいが、この先もヤブ下り
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ブナの新緑は美しい  
開けた場所は気持ちいいが、この先もヤブ下り
無事帰還   
7時間半のヤブ漕ぎ終了  
お疲れさま
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無事帰還   
7時間半のヤブ漕ぎ終了  
お疲れさま

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ タオル 携帯 時計 熊除け鈴
共同装備
ファーストエイドキット ツェルト ナイフ カメラ

感想

群馬県みなかみ町。
利根川支流の木の根沢最上流部は「群馬自然の森」として整備されており自分もよく出かける。渓流釣りで沢を遡行したりするが、その源頭に「西山」という山がある。地形図を見て気になっていた山で標高も1900m近くあり、いつか登ってみたいと思っていた。ネットで見るとわずかに登頂記録があるが、ほとんどが残雪期に岩鞍スキー場方面から登られているようで、自然の森からはまず登る人はいないだろう。じゃあ、自分が登ってみようかな、ということで本日の決行となった。
このあたりは関東一のブナ林と言われているが、その林床はほぼネマガリタケに覆い尽されている。この時期に西山に登るには相当のヤブ漕ぎを覚悟しなければならない。

車を林道脇に止め、地形図片手に登山開始。
はじめは沢沿いを行く。とにかく高みを目指して登って行けばいつかは西山に着くはずだ。
途中で沢を離れ尾根に上がる。一部開けているところがあったが、まもなく密ヤブの斜面となった。
あとは写真のとおり、どこまで行ってもヤブ、ヤブ、ヤブ。
ただひたすらヤブ漕ぎすること4時間半近く、樹相がブナから針葉樹に変わり、やっと山頂に着いた。
恒例の三角点タッチをしようと三角点を探したが、笹ヤブに埋もれているのか見つからない。体力もかなり消耗しているので三角点はあきらめ、笹の薄い所を選んで昼食とした。
1時間近く休み、体力も回復したので下山開始。
地形図では、登りに使った尾根の北側に、沢を挟んで違う尾根が下っているのでこれを使うことにした。
一旦坤六峠方向に稜線を辿り、小ピークから稜線を外れて下っていく。
あいかわらずの笹ヤブが続くが、登りと違って体重をかければすんなり下れるので楽勝・・・と思っていたら、灌木が絡み合って動きの取れないところがあったりして意外と苦労した。
地形図を見ながらわかりにくい尾根を辿り、2時間以上かかってやっと下山。車が見えたときは、本当にホッとした。

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コメント

すごいですね!
kotakkyさん こんばんは
なんと水上から西山ですか!!
岩鞍からならいけそうな気がしますが、kotakkyさんのナビゲーションスキルには本当に頭が下がります。今度片品の実家から見えた沼上山にでも登ってみようと思います。といってもサエラスキー場を登るだけですが(笑)
2016/6/8 21:09
Re: すごいですね!
aznolさん コメントありがとうございます。

埼玉在住ながら群馬の山域が好きで、登山のほか利根漁協の年券も有し渓流釣りにもよく出掛けてます。

正直、西山はしんどかったです(^^; しばらくヤブ漕ぎはいいかな〜 という気持ちになってます。

aznolさんのご実家近くの沼上山も興味がありますがまだ未登です。機会があれば登ってみたいと思います。
2016/6/9 8:38
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