常念岳〜蝶ヶ岳（三股から周回日帰り）

2016年05月29日(日) [日帰り]

• GPS: 11:17
• 距離: 19.4km
• 登り: 2,178m
• 下り: 2,161m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:56
• 休憩: 1:22
• 合計: 11:18

距離 19.4km 登り 2,178m 下り 2,176m

5:10 スタート地点
5:23 5:26 三股登山口
8:26 8:33 前常念岳
9:28 10:05 常念岳
12:25 12:41 蝶槍
12:43 12:45 蝶ヶ岳三角点
12:50 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
13:13 13:15 蝶ヶ岳ヒュッテ
13:21 蝶ヶ岳
13:24 13:30 蝶ヶ岳ヒュッテ
13:33 13:34 蝶ヶ岳
15:15 15:18 まめうち平
15:54 15:59 ゴジラの木
16:15 三股登山口
16:28 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国営アルプスあずみの公園から三股の駐車場までは路幅の狭い道路ですが舗装されています。猿がいっぱいいますので注意して下さい。

コース状況／危険箇所等

常念岳〜蝶ヶ岳の間と蝶ヶ岳〜三股の間に残雪があります。今回はアイゼンは使用しませんでしたが滑って数回しりもち。特蝶ヶ岳〜三股間の下りは山頂から30分以上残雪がありますので軽アイゼンでも使用した方が楽でしょう。

写真

5/29 4:42

国営アルプスあずみの公園付近の道路からの常念岳。
うおー、これから登るぞー！

5/29 5:01

三股駐車場は5時でまだかなり空いています。
駐車場奥から林道を800メートルで三股登山口です。
駐車場にも登山口にもトイレあります。

5/29 5:22

三股登山口。
登山届けはここで。

5/29 5:24

登り初めてすぐ常念岳と蝶ヶ岳の分岐
今回は常念岳から周回します。

5/29 5:40

この登りコース、水場がなく急登が続くため遭難が多発しているそうです。そんな看板が出ています。

5/29 6:56

たった3㎞？でも厳しい3㎞です。

5/29 7:03

今年は早いようです

5/29 7:10

天気はいいぞ！でも2時間経っても樹林帯で景色なし

5/29 7:19

林間からわずかに山陰が

5/29 7:23

花の名前はわかりません、あしからず

5/29 7:36

やった！森林限界
振り向くと八ヶ岳連峰！

5/29 7:37

正面には前常念？

5/29 7:39

富士山と南アルプス

5/29 7:49

霧の下に安曇野の街が隠れてます

5/29 7:50

蝶槍の稜線
今日はあそこを歩くのか〜

5/29 7:51

その稜線奥には既に穂高連峰が！
テンションMAX！

5/29 7:53

そして登山道も岩だらけの急登に

5/29 8:04

トカゲかと思った

5/29 8:04

急登が続きます
でも楽しい！

5/29 8:23

まだまだ

5/29 8:26

石室に到着しました
ここまで3時間ちょっと

5/29 8:27

石室入り口

5/29 8:27

内部はこんな感じ
6畳くらいかな

5/29 8:29

前常念に向かいます
もう穂高連峰の全容が丸見え！

5/29 8:41

残雪は避けて歩きます

5/29 8:42

たぶん前常念岳に到着です
標識が見つからなかったので・・

5/29 8:43

さあ常念岳へ

5/29 8:43

右手には常念乗越と常念小屋の赤い屋根がちらりと見えています

5/29 8:48

既に廃道となっている常念小屋へのショートカットコース入り口です。あ〜昨年迷い込んだ道です。

5/29 9:03

常念岳と背後に穂高

5/29 9:06

残雪を手に
汗だくなので気持ちいい

5/29 9:08

ここも残雪を避けて歩けます

5/29 9:15

出ました！

5/29 9:15

常念と槍のコラボ！

5/29 9:18

三股分岐です
一昨年は逆回りでこの分岐を見落とし1時間も時間ロスしました

5/29 9:18

三股分岐から常念小屋方面

5/29 9:18

常念山頂はもう少し

5/29 9:24

岩の上に雷鳥発見
もっと近くで、と必死に登ります

5/29 9:26

わかりますか？
完全に岩と同化してます！

5/29 9:31

常念山頂です
今回で3回目、何度来てもすばらしい！

5/29 9:33

う〜ん絶景！

5/29 9:58

やっぱり存在感�1

5/29 9:58

穂高連峰もいい

5/29 9:58

山頂のにぎわい
みんな興奮気味です

5/29 9:59

蝶ヶ岳に向かう稜線です
気持ちよさそう！
いざ出発

5/29 10:11

前穂高、焼岳、乗鞍、御岳もみんな見えます

5/29 10:14

空には虹！

5/29 10:16

こんなのは初めて見ます

5/29 10:37

正面に蝶槍
ここで見ると結構登り返しがきつそう

5/29 10:47

この景色をすっと見ながら

5/29 10:47

贅沢

5/29 10:53

登ったり下ったり

5/29 11:06

森林限界以下まで下り残雪出現

5/29 11:10

5/29 11:17

アイゼンなしでいけます

5/29 11:35

ここがピーク？かと思った

5/29 11:35

目の前に蝶槍
結構でかい

5/29 11:43

残雪の池？

5/29 11:53

蝶槍への登り返し開始です
まず残雪
ここもノーアイゼン

5/29 11:55

かわいいハシゴも

5/29 12:16

振り返ると常念と前常念

5/29 12:19

蝶槍山頂が間近に

5/29 12:34

蝶槍山頂です
同じコースを回る彼に撮っていただきました
笑ってますがかなりバテてます

5/29 12:40

直後に足がもつれてコケました
しばし休憩
数分でなんとか復活、気を引き締めて行かなきゃ

5/29 12:44

振り返って蝶槍と常念

5/29 12:50

横尾はここから下るんだ

5/29 13:11

蝶ヶ岳ヒュッテに到着しました
常念山頂から3時間10分でした

5/29 13:13

5/29 13:18

蝶ヶ岳山頂です
ここからの眺望もたまりません！

5/29 13:30

水1リットル200円です
念のため補充しました

5/29 13:31

蝶ヶ岳のテント場です
一昨年テン泊しましたが御来光がすごかった
この日は一張りのみでした

5/29 13:32

名残惜しいけど下山します
最後の景色です

5/29 13:36

三股から登ってきた人に「アイゼンなしで来ました」と聞きツボ足で下り始めました

5/29 13:40

いきなり分岐を通り過ぎてしまい戻りました
かなりわかりづらいです

5/29 13:42

トレースをたどります

5/29 13:53

5/29 14:11

かなり道が荒れています
アイゼン着けようか迷いました
着けたとたんに残雪終わるのかな〜
ここまで尻もち3回

5/29 14:45

げっ
結構怖い
結局、残雪地帯はは30分以上ありました
アイゼン着けたほうが良かったとあとで反省

5/29 15:15

まめうち平です
毎度のことですが下りは苦手です

5/29 15:38

あと2㎞

5/29 15:53

一昨年はなかったような

5/29 15:53

たしかに恐竜みたい

5/29 15:58

このコース、下半分くらいまで非常に良く整備されています
半分より上は現在整備中
製作中の階段が随所に見られました

5/29 15:59

水場があります
水量はあまり多くありません

5/29 16:06

5/29 16:07

橋の上から

5/29 16:16

登山口まで戻りました

5/29 16:27

やっと着きました〜
11時間もかかりました
毎回へろへろです

11時間、距離19㎞、高低差1,600m
データー以上に疲れました
でも懲りない中高年！

撮影機器：

iPhone 6s Apple

感想

t53

今回で3回目の常念です。
1回目は一昨年、今回と逆回りで蝶ヶ岳でテン泊して1泊2日コース。
2回目は昨年、一ノ沢から単純ピストンの予定が雪渓に迷い込んでしまい怖い思いをしました。
そして今回は一昨年と逆周りの日帰りに挑戦です。

標準コースタイムの8掛けで計画し約11時間。
好天に恵まれてテンション上がりまくりの山行でした。

＜三股登山口から常念山頂＞
5時出発で約5時間でした
急登続きですが特に危険箇所はありません
アイゼンも不要です

＜常念山頂から蝶ヶ岳＞
常に絶景を見ながらの稜線歩きです
約3時間でした
でも一旦森林限界以下まで下ってからの登り返しです
特に蝶槍の登り返しは疲れた体にけっこうきます
残雪もありましたがアイゼン不要でした。

＜蝶ヶ岳から三股＞
約3時間です。
下りはじめから30分以上残雪があります
かつ道が荒れているため軽アイゼンの着用をお勧めします
私は横着してアイゼン着けませんでしたが着けた方が安心かつ時間短縮できたと思います。
それからこの区間、小バエ？がいっぱいしました。顔にまとわりついてきますので虫対策もしておくといいかも。

とても楽しい山行でしたがこのコースは少々体力を必要としますのでご注意下さい。
特に三股〜常念山頂までは「遭難多発コース」の注意書きがありました。
実際、一昨年は下りで利用したコースですが、ガスが出て視界が効かず怖い思いをした記憶があります。安全第一で楽しみましょう。