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ヤマレコ

記録ID: 89464 全員に公開 沢登り丹沢

本谷川水系 大棚沢〜鳥居杉尾根下降

日程 2010年12月04日(土) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れ(やや寒い)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
塩水橋(本日も橋周辺は満車)
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
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コースタイム [注]

塩水橋9:35-
10:17キュウハ沢出合-
10:19本谷川林道終点-
(本谷川を徒渉し対岸の大棚沢入渓)
10:26標高720m7m滝(F1)-
(休憩)
10:45標高730m3m滝-
11:05標高770m2段7m滝(2・5m)-
11:15標高805m二俣11:37-
(左俣へ)
12:30標高890m33m大棚-
(左尾根から高巻き)
12:56大棚落ち口13:17-
13:23標高975m二俣-
13:58標高1120m一般登山道(新大日〜札掛間)-
(途中休憩)
14:42本谷川林道・札掛分岐点-
14:52上ノ丸分岐点-
(鳥居杉尾根(雨量計方面)へ)
15:06札掛雨量局-
15:52県道70号線-
15:55塩水橋
コース状況/
危険箇所等
■大棚沢

 遡行グレード:2級

 短い流程の中に経験者には登れる滝が連続している。
 しかし大棚33mは斜度60〜70度くらいで一見登りやすそうに見えるが
 かなりの曲者だ。見た目と実情の差がある代表的な滝である。
 登らない方が賢明。
 過去の直登記録は流芯左から取り付き上部で水流を右側へトラバースと
 あるが、岩は脆く特にトラバース箇所は悪い。
 また流芯右壁も乾いて一見登れそうに見えるが、ぬめった外傾スタンスで
 中間部で詰まること必至。ハーケンもまともに入らない。
 高巻きは左側の尾根だが途中に岩場も出てきてなかなか悪い。

  ̄水橋周辺は路肩に邪魔にならないよう駐車するが、秋の休日は混雑。
  せいぜい20台程度。
  県道70号線も途中は車1台ほどしか通過できない細い部分もあり
  すれ違いには神経を使う。

 大棚沢へは本谷川林道の終点まで行き、本谷川を飛び石で徒渉した
  対岸に合わさる沢だ。
  すぐ先に2mと7m滝が見える。

 2m滝を容易に越し、7m滝は左壁を登る。(卦+)
  リード者は結構神経を使う。

 B海3m滝は左側から(教+)。
  唯一ある堰堤は右側のザレから高巻く。

 ど弦735mで右側から水が少量ある支沢が合わさる。
  標高740mで長さ3×高さ1.5m、2m、1m滝と越す。

 ド弦755mで2段長さ5m、2条3m(教)、2条4m(教)。
  標高770mの2段7m(2+5m)は右から巻き、すぐに2条1.5m。

 ι弦800m3条5mは一番左から容易に越せる。
  すぐ標高805mで二俣。水量比は2:1。

 二俣から左の滝が2つ見える本流に進む。
  最初の5mは流芯右を登れるが少しシャワーを浴びることになる。
  高巻きは急すぎて不可であろう。(卦-)
  連続した次の5mも流芯右を登れる。こちらも左手を水流中に求めるので
  ちょっと濡れてしまう。遠目だと急な滝に見えるが近づいてみると
  案外斜度も寝ているのが救いだ。(卦)
  濡れるのを嫌って左側のザレから高巻きをすると、こちらの方が悪い。

 標高840mで更に二俣状になる。右沢は地形図からだと判断しづらい。
  水量比も3:2あり、右沢の奥に3m滝が2つ見える。
  少しで左がスラブ岩のCS2m滝。
  この上で沢は右へ曲がると一条の流れが・・・。
  いよいよ33m大棚である。

 前衛の4m滝を右から登り標高890mで33m大棚。
  この滝については冒頭の通りだが、登らない方がよい。
  残置ハーケンもない。
  高巻きは下部で合流している左の支沢との中間尾根にルートを取る。
  前半は左支沢を下に見るように登り、弱点を観察しながらの木登りとなる。
  中間部には脆い岩場も現れるので慎重さが要求される。
  最後は右の本流の方に寄ると、大棚の落ち口上部に降りられる。
  大棚落ち口左岸上部には20mありそうな立派な巨木が滝を見下ろすように
  鎮座している。この滝の鎮守様だと勝手に思う。

 大棚の上で水は涸れゴーロ帯となる。
  すぐに左から上部がガレた支沢、標高975mでもう一本左支沢を見送れば
  特に右側の岩壁が顕著なちょっとしたゴルジュ状を成している。
  ゴルジュを抜けると沢の中央に3mほどの幼木が鎮座した5m岩がある。
  この辺はどこでも登ればよいが、5m岩の左側が最後まで沢が続いている。
  沢状を最後まで詰めなくても標高1110m辺りで左へトラバースすれば
  一般登山道に飛び出せる。

■鳥居杉尾根(上ノ丸〜県道70号)

 ・上ノ丸まではキュウハ沢方面の指導標に従い一般登山道を下降する。
  上ノ丸分岐点で「雨量観測所」方面へ行くのが鳥居杉尾根ルート。
 ・最初は尾根の右横をトラバースするように比較的明瞭な径路が続く。
 ・標高685m辺りで尾根に乗り、少しで指導標とその先に雨量観測所がある。
  観測所の左脇を進むと少しだけススキの掻き分けがあり尾根は北へ向く。
 ・地形図にある標高682ピークは尾根の左手をトラバースするように径が
  つけられている。少し右からの藪がうるさい箇所あり。
  682Pを右へ巻くように越すと何だか踏み跡が判然としない。
  北北東尾根を少し下ると左下の土留めの延長に踏み跡があった。
 ・さらに北側で古い壊れて文字も読み取れない標識が倒れかけてあった。
  塩水橋という文字は何とか読める。
  右側に出てきた柵に沿って更に下降するとゲートと右に朽ち掛けた巻き板。
  ゲートは針金を開けば開閉可能。
 ・その先標高570mで尾根は二分。右は植林帯。
  おそらく右が正規ルートなのかもしれないが、塩水橋方向の左尾根に乗った。
  急ではあるが植林を使いながら慎重に下降はできる。
  最後は左の小さな沢の出合に向かうよう、落石防止ネットとロープが張られ
  ていたので、このロープを使って県道70号に下りられた。
  塩水橋へは左へ徒歩2-3分。
ファイル 20101204ootanasawa.xls (更新時刻:2010/12/03 23:18)
過去天気図(気象庁) 2010年12月の天気図 [pdf]

写真

本谷川林道を歩く
2010年12月04日 10:06撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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本谷川林道を歩く
本谷川林道終点
左の本谷川を渉れば大棚沢出合
2010年12月04日 10:19撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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本谷川林道終点
左の本谷川を渉れば大棚沢出合
大棚沢出合
奥にF1が見える
2010年12月04日 10:22撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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大棚沢出合
奥にF1が見える
F1
左壁を登る
2010年12月04日 10:26撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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F1
左壁を登る
次の3m滝
2010年12月04日 10:45撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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次の3m滝
唯一の堰堤は右から巻く
2010年12月04日 10:47撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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唯一の堰堤は右から巻く
2段長さ5m滝
2010年12月04日 10:58撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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2段長さ5m滝
2段7m滝
右から巻く
2010年12月04日 11:05撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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2段7m滝
右から巻く
3条5m滝
一番左奥から登れる
2010年12月04日 11:13撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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3条5m滝
一番左奥から登れる
二俣後の5m滝
流芯右を登るが少しシャワー被る
この時期はさすがにちょっとね
2010年12月04日 12:09撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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二俣後の5m滝
流芯右を登るが少しシャワー被る
この時期はさすがにちょっとね
2つ目の5m滝落ち口から
2010年12月04日 12:14撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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2つ目の5m滝落ち口から
CS滝上部で沢は右に曲がり
そしてとうとう大棚が見えてくる
2010年12月04日 12:24撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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CS滝上部で沢は右に曲がり
そしてとうとう大棚が見えてくる
大棚前衛の4m滝
右横から登れる
2010年12月04日 12:27撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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大棚前衛の4m滝
右横から登れる
33m大棚
一見楽に登れそうだが、岩は脆くおまけに外傾しているのでやめた方がよい
2010年12月04日 12:31撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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33m大棚
一見楽に登れそうだが、岩は脆くおまけに外傾しているのでやめた方がよい
左尾根から高巻きに入る
2010年12月04日 12:35撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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左尾根から高巻きに入る
高巻き中
2010年12月04日 12:39撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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高巻き中
高巻き中
急でちょっと悪い
2010年12月04日 12:42撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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高巻き中
急でちょっと悪い
高巻き中
2010年12月04日 12:52撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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高巻き中
高巻きから大棚の落ち口上に出たところ
2010年12月04日 12:55撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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高巻きから大棚の落ち口上に出たところ
大棚の左岸に鎮座する巨木
2010年12月04日 13:15撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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大棚の左岸に鎮座する巨木
大棚の上流は涸れたゴーロだ
2010年12月04日 13:17撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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大棚の上流は涸れたゴーロだ
少し左岸がゴルジュっぽくなっている
2010年12月04日 13:26撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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少し左岸がゴルジュっぽくなっている
一般登山道に出る
2010年12月04日 13:57撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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一般登山道に出る
札掛方面と本谷川方面への分岐
2010年12月04日 14:42撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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札掛方面と本谷川方面への分岐
上ノ丸から鳥居杉尾根へ入ってみた
2010年12月04日 14:52撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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上ノ丸から鳥居杉尾根へ入ってみた
最初は明瞭な径路
2010年12月04日 14:53撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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最初は明瞭な径路
しばらくは尾根の右側にトラバースするよう付けられている
2010年12月04日 14:54撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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しばらくは尾根の右側にトラバースするよう付けられている
標高685m辺り
2010年12月04日 15:04撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高685m辺り
ここに指導標がある
2010年12月04日 15:04撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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ここに指導標がある
そしてその先に雨量測量所
2010年12月04日 15:06撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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そしてその先に雨量測量所
鳥居杉尾根を北へ向け下降する
2010年12月04日 15:17撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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鳥居杉尾根を北へ向け下降する
古い指導標が立てかけられている
文字もほとんど見えないほど
2010年12月04日 15:24撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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古い指導標が立てかけられている
文字もほとんど見えないほど
ようやく県道が見えてきた
2010年12月04日 15:49撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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ようやく県道が見えてきた
最後はこの古いロープを手助けに下降
2010年12月04日 15:50撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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最後はこの古いロープを手助けに下降
県道70号に出る
2010年12月04日 15:51撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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県道70号に出る
塩水橋へ戻ってきた
2010年12月04日 15:54撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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塩水橋へ戻ってきた
大棚沢遡行図
※使用の際は必ずご連絡ください
2010年12月05日 22:35撮影 by CanoScan 8400F, Canon
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大棚沢遡行図
※使用の際は必ずご連絡ください

感想/記録
by kamog

5年前の春、初めて遡行した大棚沢の33m大棚で
浅打ちハーケンが抜け転落して大怪我をして以来・・・
ようやく再度来てみようという気になった。
あの時はパートナーに応急処置をしてもらい
右岸尾根から本谷川林道を車の置いてある塩水橋まで
13時間掛けて自力下山した。
今でも2日も山登りをすればあの時の左踵が痛み出す。

昨日の異常な暖かさとは一転、今朝は平年並みの冷え込みだ。
9時過ぎに塩水橋へ到着するともうすでに周辺は満車状態であった。
何とか空いているスペースに駐車させてもらい発。
本谷川林道はまだ陽もあたっておらずヒンヤリしている。
終点まで快適に飛ばす。

本谷川林道終点から本谷川を飛び石で渉り
対岸の大棚沢出合に降り立つ。
ほとんど広葉樹の葉は散っており
F1-7mが正面にはっきり見える。
「あー、こんな近くから滝があったっけなぁ」
5年半前の記憶はグランドフォールした大棚と
耐えに耐えた夜中の下山以外ほとんどないのだ。

F1-7m、最初からなかなかバランスの要求されるクライミングとなる。
ソロの沢登りには、余裕のあるクライミング力、読図力、精神力、
リスクを事前にすべて摘み取るための経験と力、準備が求められる。
それだけの体力も精神力も技術も鍛錬してきてはいる(と思っている)。

とにかくもう一度あの大棚に会いたい。
そして謝りたい。

二俣から左俣へ入るとすぐに5m滝が2つ連続する。
1つ目は高巻きも容易にできはせず流芯沿いに滝を登るしかなさそうだ。
休憩しながら「この寒空でシャワークライミング?」と悩み
そしていよいよ気持ちもまとまり登り出す。
靴とズボンはしっかり濡れてしまった。
夏ならば躊躇せず登ればそう難しくもないのだが。

2つ目。またどう見てもシャワーになりそう。
さすがにもう嫌なので高巻きを探る。
右は岩壁状でだめ。
左の急なボロ斜面を登れば巻けそうに見え登り出すが
落ち葉の積もった脆い斜面は途中、下にスラブ岩も混じり
落ち口方面に行く気になれなかった。
2回繰り返し2回とも灌木を支点に懸垂下降し戻る始末。
となれば滝を直登するしかなかった。
遠目には急な滝に見えたのだが近づいてみると
斜度は案外寝ており左手、左足さえ水流中で我慢すれば登れそうだ。
卦蕕らいで見た目より楽に直登できた。
(やれやれ・・・)

3mCS(チョックストーン)滝を容易に越せば
沢は右に曲がり、やっと大棚と再会できた。
昨日朝までの降雨によるものであろう。
大棚は5年前より水量があり、今日は3条になっていた。
以前は乾いて一見登りやすそうに見えた右壁も濡れている。
本当にこの滝は見た感じ登れそうに見える。
5年前に何も躊躇せずにハーケン打ちながら登った気もわかる。
でも見た目と実情には差があることを十分すぎるほど叩き込まれたこの滝。
あの時残置したハーケンも今はわからず。
手を合わせ心の中で申し訳ありませんでした・・・と念じる。

さて高巻きだ。
右側も一見すると巻きやすそうだが
やはり確実な左側の尾根に歩を向ける。
噂通り木を頼りに足を慎重にチェックしながら登るなかなか悪い巻き。
最後は落ち口に弱点を見つけながら無事下りることができた。
落ち口の左岸高台に立派な巨木が滝を見下ろすように鎮座していた。
きっとこの滝の守り主に違いない。
お礼を言ってさらに上を目指す。
水も大棚の上で涸れ、あとは延々とゴーロを登った。
いよいよ詰めで上を見上げると単独のハイカーが右から左へ下っているのが見える。

大棚沢は短い距離の中に多くの滝をかけ
あまり人目からは周知されずも
その存在に威厳を誇っている。
訪問者数:1783人
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