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Yamareco

記録ID: 896064
全員に公開
ハイキング
近畿

大黒山〜余呉トレイルを歩く 獣害被害の小さい森・いきものふれあい室観察会〜

2016年06月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 churabana eechan Rauch natsukoyama その他13人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
8.4km
登り
676m
下り
662m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:06
休憩
0:09
合計
6:15
9:33
216
スタート地点
13:09
13:18
150
15:48
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
採石場跡の路肩広場(数台分)
コース状況/
危険箇所等
関西電力の巡視路はプラ階段が整備されて間もないようで、歩きやすかったです。プラ階段がない急登部分は、ステップを小さくして慎重に。雨後など、ぬかるんでいたら難儀しそうです。
熊ハギのあとがあります。直近のものではなさそうですが、用心しましょう。
その他周辺情報 北近江リゾート
http://kitaoumi.com/
キャベツ畑 (彦根)
http://www.kyabeba.com/
最初は採石場への作業道を進むr
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最初は採石場への作業道を進むr
採石場跡r
緑の山へ分け入りますr
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緑の山へ分け入りますr
鹿のお尻の毛がたくさん落ちていました
ここで解体したのか?r
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鹿のお尻の毛がたくさん落ちていました
ここで解体したのか?r
立派な橋が架かっていますr
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立派な橋が架かっていますr
ここから登る
関電の巡視路r
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ここから登る
関電の巡視路r
ヤマユリ
ピンク色r
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ヤマユリ
ピンク色r
これは最近のカワハギr
これは最近のカワハギr
上掲写真のクマのカワハギアップ
歯の跡が残っている(白いところ)
今年のものだそうですr
上掲写真のクマのカワハギアップ
歯の跡が残っている(白いところ)
今年のものだそうですr
急斜面のトラバース
雨降りならしょっぱいところr
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急斜面のトラバース
雨降りならしょっぱいところr
鹿が角を研いだ後という説明じゃなかったですか?
もひとつ自信ないですが(;^ω^)
木の幹の左側の傷がそうですr
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鹿が角を研いだ後という説明じゃなかったですか?
もひとつ自信ないですが(;^ω^)
木の幹の左側の傷がそうですr
クマのカワハギ
至る所にあります
これは去年のものr
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クマのカワハギ
至る所にあります
これは去年のものr
軒並みやられていますねr
軒並みやられていますねr
クマのカワハギのアップ
爪跡が〜 (;゜Д゜)r
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クマのカワハギのアップ
爪跡が〜 (;゜Д゜)r
トチの実と花
樹間越しに向かいの尾根を望遠でr
トチの実と花
樹間越しに向かいの尾根を望遠でr
エゴノキの白い花r
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エゴノキの白い花r
エゴノキの実r
年輪から10年ぐらい前にクマのカワハギにあい、その傷を修復するために周りが覆うように盛り上がった切り株r
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年輪から10年ぐらい前にクマのカワハギにあい、その傷を修復するために周りが覆うように盛り上がった切り株r
アワフキムシのおうちr
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アワフキムシのおうちr
クマのカワハギの跡を調べる青木先生
このカワハギ、青木先生の身長ぐらいのクマがやったそう
この後、先生のクマのカワハギ再現パフォーマンス有り(一同大爆笑、大うけにつきアンコール付き)r
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クマのカワハギの跡を調べる青木先生
このカワハギ、青木先生の身長ぐらいのクマがやったそう
この後、先生のクマのカワハギ再現パフォーマンス有り(一同大爆笑、大うけにつきアンコール付き)r
トクワカソウの葉っぱ
イワカガミに似ている花をつけるr
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トクワカソウの葉っぱ
イワカガミに似ている花をつけるr
このように変形したブナが多いr
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このように変形したブナが多いr
鯉谷山三角点、道端にあります
標識がないので見逃しそうr
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鯉谷山三角点、道端にあります
標識がないので見逃しそうr
きれいなブナ林に囲まれると幸せ♡r
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きれいなブナ林に囲まれると幸せ♡r
余呉トレイルクラブの大黒山の標識
これをつけたときはこんなに低いところではなかったんやけどな〜
落ちたのを誰かが付け直した?
このあたり冬は積雪2〜3m r
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余呉トレイルクラブの大黒山の標識
これをつけたときはこんなに低いところではなかったんやけどな〜
落ちたのを誰かが付け直した?
このあたり冬は積雪2〜3m r
大黒山の三角点
大黒さんの置物はどこに行った?r
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大黒山の三角点
大黒さんの置物はどこに行った?r
ウリノキr
ウリノキのアップ
自然のものとは思えない造形r
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ウリノキのアップ
自然のものとは思えない造形r
採石場付近に下山
いちご狩り中のbebebeさんとなっちゃんr
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採石場付近に下山
いちご狩り中のbebebeさんとなっちゃんr
ヘビイチゴ
毒はないがうまくもないr
ヘビイチゴ
毒はないがうまくもないr
下山時はいちご狩り
これはキイチゴ 
美味、色で甘みを見分けるr
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下山時はいちご狩り
これはキイチゴ 
美味、色で甘みを見分けるr
クマイチゴ
これもおいしい ちょっと癖がある大人の味
クマはよく知ってるそうr
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クマイチゴ
これもおいしい ちょっと癖がある大人の味
クマはよく知ってるそうr
クマイチゴのアップ
下山はイチゴ祭りになりました
クマに恨まれるかもr
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クマイチゴのアップ
下山はイチゴ祭りになりました
クマに恨まれるかもr
マタタビ
下山時、駐車スペースにて発見r
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マタタビ
下山時、駐車スペースにて発見r
下山後に振り返っての感想は
奥深い山、ありがとうございました
鯉谷山、大黒山は左手の尾根のず〜と先(見えません)r
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下山後に振り返っての感想は
奥深い山、ありがとうございました
鯉谷山、大黒山は左手の尾根のず〜と先(見えません)r
アカソ。よく見ると、先の方が鹿に食べられている。
アカソ。よく見ると、先の方が鹿に食べられている。
ツルアリオドシ 花言葉は、仲良し。
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ツルアリオドシ 花言葉は、仲良し。
コナラ、ミズナラの森
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コナラ、ミズナラの森
チシマザサ 日本海側の雪の多い地域に分布。ネマガリダケ 
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チシマザサ 日本海側の雪の多い地域に分布。ネマガリダケ 
ヤマジノホトトギス
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ヤマジノホトトギス
ヤブレガサ
カラスザンショウの木に熊の爪痕。これは、古い。
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カラスザンショウの木に熊の爪痕。これは、古い。
熊の皮はぎ。これも、昨年のものか。
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熊の皮はぎ。これも、昨年のものか。
鉄塔から、余呉の街並みを眺める。
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鉄塔から、余呉の街並みを眺める。
ウラスギ。日本海側に位置する余呉トレイル。
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ウラスギ。日本海側に位置する余呉トレイル。
チシマザサ。2mぐらい。
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チシマザサ。2mぐらい。
トクカワソウ
お昼ご飯ですよ〜。
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お昼ご飯ですよ〜。
三等三角点 大黒山
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三等三角点 大黒山
余呉トレイルクラブの道標
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余呉トレイルクラブの道標
パルプの材として切り出されたあと、植林されたブナかなぁ。
パルプの材として切り出されたあと、植林されたブナかなぁ。
豊かな森。
積雪期に設置されたから、高いところにありますね。
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積雪期に設置されたから、高いところにありますね。
ブナーチシマザサ群集の中を歩いて下ります。
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ブナーチシマザサ群集の中を歩いて下ります。
四等三角点 鯉谷
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四等三角点 鯉谷
ウリノキ
ウワミズザクラの実
2
ウワミズザクラの実

感想

いきものふれあい室の6月観察会に参加しました。
以前に椿坂峠からの直登コースで大黒山から東峰辺りまで歩きました。
今回は、採石場跡地から別の尾根を歩くとお聞きしたので、これは行っておこうと直前に申し込みました。

尾根の取り付きは、やはり急登でしたが、関電さんが鉄塔の巡視路をメンテされた直後のようで、プラ階段があり歩きやすかったです。それでも、帰りは足が疲れていて、踏ん張れなかったらいやだなぁと思わせる道でした。(下山時、足運びを教えていただき、尻餅をつかずに済みました。)

大黒山には、チシマザサとブナの林床が広がる豊かな森がありました。

イブネ・クラシ、御池・・・笹の藪漕ぎで大変だったと先輩方からお聞きする。昔と違って、植生がすっかり変わってしまったそうです。
churaが山を歩き始めたときには、もうツルツルの姿でした。
書籍の著述から想像してみたり、写真が紹介されているとあまりの違いに驚くことが多いのですが、今回、「チシマザサーブナ群集」なる専門用語も聞いて、そもそもセットになっていることが本来の姿と知ると、もっと驚きます。
余呉トレイルもほとんど歩いていないので、歩いたことがある横山岳や大黒山周辺からしか想像できませんが、他の山域でこれだけ増えている鹿がなぜこの山域では少ないのだろう?冬の厳しさのせいなのかなぁ?

生き物ふれあい室 「余呉トレイルを歩く 大黒山・獣害被害の小さい山」に参加してきました。

高島トレイルと余呉トレイル。
同じブナ林でも植生その他微妙に様子が違いますね。
クマやシカの被害も違えば、花や鳥も言われてみればなるほどと思うし、植生の違いなど今まで見過ごして来たり気づかなかった発見が、たくさんありました。
丹波山地寄りの高島トレイルと柳瀬断層による断層崖が顕著な余呉トレイル。ブナ林の形成も、人の暮らしと密接に関係しお互いに影響しあっているんですね。

それにしても、クマのカワハギ、すごいですね。
このあたりの山、ちょっと展望のいいところに出れば、見える範囲に絶対クマは複数いるということで…。
登山中も、先頭の青木先生はトレードマークの測量ポールをカンカンと鳴らし、警戒音を出しながらの山行
もっとも、メンバーが、あの花はなんだとかこの木がどーだとかやかましいのでクマも閉口して退散していたのかも。
参考までに
http://www.forest-akita.jp/data/sansai/kuma-taisaku/kuma.html

久しぶりにお会いできた方もいて楽しい山行になりました。
平日も暇ですのでお声掛けください。

青木先生、bebebeさんありがとうございました。

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