記録ID: 89861
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
奥日光 歌ヶ浜〜阿世潟峠〜社山〜半月山
2010年12月05日(日) [日帰り]


- GPS
- 08:36
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,212m
- 下り
- 1,203m
コースタイム
歌ヶ浜駐車場07:00→阿世潟峠08:30→09:41社山(周辺散策)10:15→10:30(鍋焼きうどんの昼食)11:15→半月峠12:55→13:20半月山展望台13:55→中禅寺湖展望台14:30→狸山14:40→登山道のない尾根を下降→15:33歌ヶ浜駐車場
(注) 素晴らしい天気の下,奥日光の雄大なパノラマを写真に撮りながら,のんびり歩きましたので,時間がかかっています。
(注) 素晴らしい天気の下,奥日光の雄大なパノラマを写真に撮りながら,のんびり歩きましたので,時間がかかっています。
天候 | 終日快晴&微風(日中は,シャツ一枚でも暑いくらいでした) |
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過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・ 歌ヶ浜駐車場は50〜60台くらい駐車可能だと思います。ただし,12月1日からトイレは閉鎖されています。 ・ 中禅寺湖スカイラインのゲートも12月1日から3月31日まで閉鎖されています。 ・ ゲートの手前の道路沿いに10台くらい駐車可能なスペースがあり,こちらに駐めたほうが少し近いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆ 歌ヶ浜〜阿世潟峠 ・ 歌ヶ浜駐車場からイタリア大使館別邸記念公園を経て,最奥の民宿までは舗装された道路を歩きます。 ・ 湖岸沿いの平坦な道なので,男体山を眺めながら散歩しているような気分でした。 ・ 民宿の先からダートとなりますが,阿世潟までは広い道です。ゲートのすぐ先には半月峠への分岐があります。 ・ 阿世潟手前の湖岸からは,真っ青な空の下,湖面に映る「逆さ男体山」が印象的でした。 ・ 阿世潟からは,「←阿世潟峠」の標識に従い,登山道を登ります。標高差は約130メートルほどです。 ・ 私の足で20分弱で阿世潟峠に到着しました。途中,霜柱がたくさんありましたが,雪はほとんどありませんでした。 ◆ 阿世潟峠〜社山〜阿世潟峠 ・ 阿世潟峠から社山までは,標高差約420メートルの急登を登ります。 ・ 最初の急登を登ると,すぐに電波塔(雨量計と書いてありましたが,どう見ても電波中継塔)のようなものが建っている小ピークに到着します。ここからは,男体山や中禅寺湖がよく見えます。(この先,同じような展望の良い小ピークが何カ所か出てきます。) ・ この小ピークを過ぎると,南側が崩落したコルを通過します。足下に気をつけたいところです。 ・ その先は,ずっと展望の良い尾根道となり,青空の下,素晴らしい景色を楽しみながら登りました。 ・ 途中,少し雪のところもありましたが,基本的には土の上を歩きます。危険なところはありません。 ・ 雪景色を期待してアイゼンを持参しましたが,使えず残念でした。 ・ 社山の山頂は木々に囲まれて展望は良くありませんが,縦走路を少し下ったところからは,日光白根山や黒檜山へと続く尾根が目の前に見えます。 ・ 社山の南に続く尾根には踏み跡があるので,足尾側から登るコースがあるのでしょう。 ・ 社山山頂付近を散策した後,尾根の途中で鍋焼きうどんの昼食としました。 ・ 男体山や太郎山,中禅寺湖などを眺めながら,贅沢なひとときです。 ・ 昼食後は,尾根を下ります。登りの時とは左右逆の景色が新鮮です。 ◆ 阿世潟峠〜半月山展望台 ・ 阿世潟峠からは,まず,標高1,655メートルの中禅寺山まで,標高差約250メートルの登りとなります。 ・ 登りの途中からは,社山や日光白根山がよく見えます。 ・ 稜線の南斜面はカラマツの林となっています。既に落葉したあとですが,紅葉の頃なら黄金色に輝くことでしょうね。 ・ 中禅寺山の山頂は木々に囲まれて,展望はありません。山頂から緩い下りを7分ほどで,半月峠です。 ・ 半月峠からは湖岸の狸窪に下るルートがあります。エスケープルートとして覚えておきたい道です。 ・ 半月峠から半月山までは標高差約170メートルほどのやや急な登りとなります。 ・ 傾斜が急なおかげで,登りの途中から振り返って見る景色はすこぶる素晴らしいです。 ・ そして,圧巻は,標高1,714メートルのところにある半月山展望台です。ここから望む奥日光のパノラマはすごいです。 ・ ここからの眺めを楽しむだけに登ってきても良いほどです。箱庭のような奥日光の景色が素晴らしい。 ・ 有名な八丁出島の紅葉写真は,おそらくここで撮影されたものでしょうね。 ・ 展望台には先客がいました。仙台市内に住んでいるというフランス人の男性で,細尾峠から登ってきたそうです。 ・ 日光白根山と女峰山にはまだ登っていないと言うので,登山ルートや水場などについて詳しく説明しました。 ・ そのあと,レンズを換えながら写真撮影です。結局展望台には,35分も滞在しました。 ◆ 半月山展望台〜狸山〜歌ヶ浜 ・ 半月山展望台から半月山までは5分とかからない距離です。山頂は木々に囲まれ,展望がありません。 ・ 半月山からは下りとなり,30分ほどで中禅寺湖スカイラインの第一駐車場に出ます。 ・ ここは,中禅寺湖の展望台となっていますが,さきほどの半月山展望台のほうが眺めはよいです。 ・ ここから標高差70メートル弱を登ると,狸山です。予定では,狸山からスカイラインに出て,車道を歩いて歌ヶ浜まで戻るつもりでした。 ・ でも,長い車道歩きはしたくありません。そこで,登山コースから外れて,狸山の北に延びる尾根を下る,ショートカットコースを歩くことにしました。 ・ 最初は,踏み跡がありましたが,すぐに消えてしまいます。でも,GPSで現在地確認しながら,思惑通り,20分ほどでスカイラインの下部に出ることができました。 ・ そこからは,30分ほどの車道歩きで歌ヶ浜駐車場に戻りました。 |
写真
感想
・ 12月に入り,そろそろ雪山装備で歩きたいと思いながらも,寒さに慣れていないので,とりあえず,雪山を眺めながら歩くコースを探しました。
・ 奥日光ならば,2,500メートル級の山々が連なっているので,白い頂きを眺めることができると思い,中禅寺湖南岸の尾根を歩くことにしました。
・ 幸い,当日は終日快晴で微風という,絶好の登山日和。シャツ1枚で歩いても,暑いくらいでした。
・ 一方,雪の具合はというと,登山路にはほとんど雪はなく,間近に仰ぐ男体山でもほんの少し。アイゼンは必要なしでした。
・ それにしても,素晴らしい天気の下,奥日光の景色を楽しむことができました。
・ このところ,天気予報に騙されてばかりでしたので,ようやく溜飲を下げた,といったところです。
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こんばんは、rikimaruさん
なるほど、超広角だと色むらが出てしまうのですね。
コバルトブルーを追求するあまり
偏光フィルターに傾倒していたのですが、
利用場面を考えさせられました。
デジ一は色温度の調整もあるようですので、
試してみようかと・・。
そのためにも好天の山行をしたいのですが、
最近の八ヶ岳は雲の中です。
この週末も
aonuma1000 さん
このところ忙しくしており、コメントを見逃しておりました<(_ _)>。
デジ一を使い始めると、ディープな世界に入りますね。
でも今のところ、記録と割り切って、RAWは使わず、JPEGオンリーです。
退職すれば、もっとこだわりが出るかもしれませんが。
今週末には、夏空が戻るようですので、またテント背負って歩こうかと思っています。
aonuma1000 さんも どこか行かれるのでしょうね。
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