本社ヶ丸〜清八峠
- GPS
- 07:19
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,249m
コースタイム
07:22山道入口
08:25登り途中鉄塔
08:33林道交点
09:06稜線合流鶴ヶ鳥屋山分岐
09:42角研山1377m
10:00鉄塔2宝鉱山分岐
10:54本社ヶ丸1630m〜10:40
12:05清八峠
13:02清八峠登山口
13:10東山梨変電所
13:54追分トンネル
14:35笹子駅到着
天候 | 晴れ 遠くは雲有り 笹子駅で、8℃程 寒いということは有りません。 稜線にでると時折、強い風が抜けますが続く事は有りませんでした。 (心配していたのですが・・・良かった^^;) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
高尾駅6:14発 松本行 笹子駅7:06着 <帰> 笹子駅15:02発 大月行 大月15:21発 東京行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本社ヶ丸山頂直下は雪が付いている岩場を歩きますので慎重に。 標高は余り1630m程ですが、山頂周辺は岩稜ですので眺望はとても良いです。 稜線にも20cm位の雪は有りました。 船戸沢沿いのルートを上がる時に5回程渡渉有りました。 足元注意してください。 渡渉が終わると今度は林道交差地点まで暫く急登になります。 雪が付いている箇所は慎重にあがりました。 林道交差地点から上がったところは凍結地点ありました。 短い区間だったのでアイゼンは付けませんでしたが慎重に。 ここから尾根までは雪も5cm〜10cm位。 北斜面ですので慎重に。 メモ 東山梨変電所とUHV鉄塔 カテナリーカーブも堪能出来ましたぁ。 |
写真
感想
今回は、久々にIppoを引きずり出す事に成功。無理するのも良くないので、
最近のお気に入りである大菩薩から南のルートでどこか程よいコースは無い
かと探しておりましたところ、本社ヶ丸という響きが良い場所を発見し、
入山させていただく事に決定しました。
<笹子駅着>
無人駅。出て直ぐ右側に笹子隧道記念碑が目につきます。
言わずと知れた笹子トンネルでしょう。一時は渋滞の名所だった記憶があります。
(なーんかクラッチ焼ける匂いしない?みたいな・・・)
後は観光地図版が目立つ位で、直ぐ近くに甲州街道が走っています。
今回は、右手にどんどん進み、山道指導標のある船橋沢から入ります。
<船橋沢〜>
暫くは林道です。そのまま進むと廃屋と化した作業小屋がありました。
材木運搬用のケーブルクレーンが有りましたが、ケーブルは既に杉の木で
まともに使えるルートがひらけていませんでした。
廃屋の当たりで車道は終わり。直ぐに沢沿いの山道となります。
山道自体は足元も悪く有りませんし、踏み跡もしっかりしていました。
ただ、写真にあるとおり、渡渉ポイントが5箇所程。同じ沢を行ったり来たり
している様でした。別の沢からの合流もあるので一応方向だけは気をつけて
上がるようにしました。渡渉は、橋のような人工物は無い為、気を付けないと
すっ転びます。冬場なの靴の中濡らすと辛いですから、靴下の替えは是非。
<舟橋沢とおわかれ・・・尾根へ>
舟橋沢から尾根へ向かう山道には、指導標が立っていました。
国土地理院の地図ですと、指導標の位置より150m程手前に尾根への道が
有るようですが、その踏み跡には気が付きませんでした。
指導標から先の踏み跡は、沢沿いに行くものもありました。そちらの踏み跡の方が明瞭。
尾根向きのルートはここから急登になります。
<沢から林道交点まで>
尾根筋直線で約600mの距離に対して、300mの標高を上げます。
そこそこな傾斜です。ルート上はジグザク。所々に木の根っ子が貼り出しており、
ステップが取りづらい部分があります。滑る様な泥濘もなく、幸いにしてこの標高での
積雪はまだ有りません。まだまだ余裕は有ります。
途中の鉄塔は圧巻。大体進入禁止なので、真下から見る鉄塔はイイもんです。
この辺りから雪が出てきますが、問題は有りません。
<林道交点に出ると、真っ白!? 稜線までは雪>
アスファルトの林道。日陰部分は真っ白で一部黒光りのブラックアイス状態。
トットゥルーと滑ることが可能なくらい、ツルッツル。
此処から先の山道は、雪。そんなに深くはありません。土の威力は偉大で、凍結するところまでは
至っておらず、幸いにして尾根筋も少々広めでしたのでゆっくり慎重に歩けば問題は有りませんでした。
とは言っても、2人とも雪が有る山道を歩くのは初めての為、一歩一歩は真剣に歩きました。
<稜線に出ると・・・>
お日様は本当に有り難い存在であり、神話に出てくるような太陽神の存在を認めたくなります。
この高さの山で神を見る様な気持ちになるのですから、アルプスで見る太陽は正しく神でしょう。
南側斜面は雪が全くなくなり、北側は雪が有ります。
足を進めると、直ぐにヤグラ後が有り、その先の踏み跡が不明瞭になります。
巻いている様な踏み跡もありましたが、そこを進むと、片足の幅くらいしか無い様な道になります。
そこに落ち葉が溜まっているので、踏み外しそうな危険箇所です。引き返すにも怯えた犬の様に
震えながらUターンする始末。お粗末様でした。
ヤグラ跡までもどって、結局目の前のピークを直登するのが正解でした。踏み跡は僅かにあるようですが。。。。
この稜線は、ピークを確実に通るのが正解な様で、岩稜が多くなってきても基本的には直登なようです。
となると、ピーク通る都度そこそこの眺望が有り「この稜線いいなぁ」とニコニコしてくることになります。
いやぁ本当に素敵な稜線だと思います。
そうそう、そう言えば靴に雪が侵入するくらいの深さは有りました。ミドルカットの靴だとダメ。
スパッツあれば早々に装着しましょう。気温もそこそこ高く、踏まれている雪でも無かったので、アイゼン不要です。
<本社ヶ丸>
富嶽12景で、しかも岩稜の山頂ですから視界を遮るものが有りません。
最初は我々2名だけでしたが、直ぐに3名追加。写真撮影のお手伝いをして、コーヒー煎れていたら、
あっという間に10名程の団体様到着。溢れて山頂からこぼれ落ちそうになる前に、片付けを初めて撤退しました。
風も思ったよりは無い状態で、モーっとゆっくりしたい場所でした。団体さん恨めしやぁです。
<清八峠までは結構怖い>
岩場を降りる事になります。注意一秒怪我一生。元々下りが極端にペースダウンする私ですが、
更に遅くなりました。ストック邪魔。とっとと仕舞いましょう。一応片手で持っても行けましたが、
めんどくさがらずに仕舞うべきでした。
<清八峠〜奥之沢方面 笹子駅へ>
下山します。
清八峠通過予定時間より1時間以上の遅れ。まぁちょっと計画に無理もありました。
此処から先の三ツ峠(御巣鷹山、開運山、木無山)に行きたかったのですが、
どう考えても日が暮れると思い、ここから撤退に入りました。
思いの外なだらかな尾根道で、踏まれている割には雪も調度良い締まり具合でした。良かった。
途中からアスファルト道に出ますが、変電所やJRの工事中現場(リニア実験線の丁度末端部分当たり)
等見ながらノンビリ散歩しました。5.5kmも歩くことになるのでやっぱり長すぎですが、次のルート考えながら
歩くとあっという間でした。本日も無事でなにより(^^♪
Orangenaさん、 IppoIppoさん、こんばんは。
初めまして、kurikuri8と申します。
編集中に失礼します。
笹子駅に同じ電車で着きました。
駅前の地図を見られていたお二人だと思います。
本社ヶ丸山や稜線も結構雪があったんですね。
我々は清八山から三ツ峠に抜けたのですが、やはり
雪の登りと強風に難儀しました。
よく考えたら、帰りの東京行きも同じ電車でした。
登山帰りの乗客がとても多くてびっくり。
同じ地域を歩かれているので、お会いしましたら
よろしくお願いします。
kurikuri8さん こんばんわ。
いつもお世話になっています。
また、早速のコメント有難うございます。
そうだったんですか。
私どもは、確かに地図を見ており、その後JRの「笹子設備トレーニングセンター」の
模擬駅に食いついておりました。なんだぁコレは・・・の状態。
本日の予定は、「出来れば」三ツ峠を抜けたかったのですが、
思いの他登りの雪で苦戦してしまい、清八峠から下山した次第です。
目の前の三ツ峠を見て下山するのは少々残念ではありましたが、
誰も歩いていなかった稜線上の雪の上を歩く事が楽しかった事も幸いしまして、
満足できる山行となりました^^;
ただ・・・我々二人とも、雪慣れていない事もあり、
至る箇所で怖かったというのが本当の所です
怖い思いは少しずつねぇ・・・ということで、本日は早々に退〜散させて頂いた次第です。
>同じ地域を歩かれているので、お会いしましたら
>よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
稜線から見ていた笹子雁ヶ腹摺山、滝子山がとても綺麗な山容だったので、
できるだけ近い内に計画したいと思っております。
その時はまたまた笹子駅にお世話になることになりそうです
それでわ。
kurikuri8さんの記録楽しみにしています(^^ゞ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する