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Yamareco

記録ID: 906371
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

谷川連峰の端っこを歩く 平標山・仙ノ倉山

2016年06月27日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:56
距離
13.8km
登り
1,305m
下り
1,306m

コースタイム

日帰り
山行
5:46
休憩
1:10
合計
6:56
8:56
69
10:05
10:13
24
10:37
10:37
75
11:52
12:27
11
12:38
12:38
30
13:08
13:20
33
仙ノ倉山
13:53
13:58
25
14:23
14:33
37
15:10
15:10
42
15:52
15:52
0
15:52
ゴール地点
平標登山口   8:56
送電鉄塔   10:05−10:13
松手山    10:37
平標山    11:52ー12:27
平仙鞍部   12:38
仙ノ倉山   13:08ー13:20
平標山    13:53ー13:58
平標山の家  14:23ー14:33
平元新道登山口15:10
平標登山口  15:52
休憩
送電鉄塔 8分
平標山  35分
仙ノ倉山 12分
平標山  5分
平標山の家10分
計 70分(1時間10分)
天候 晴れ時々曇り 紫外線強し、日焼けした。
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路復路とも上越新幹線越後湯沢駅  南越後観光バス平標登山口
コース状況/
危険箇所等
登山届はヤマレコから提出
平標登山口〜松出山
取り付きから階段の急登が始まる。
送電鉄塔まではひたすら急登が続き、鉄塔からはやや緩やかな登り。
松出山〜平標山
しばらくは稜線上をゆるやかに登る。
一の肩手前から階段の急な登りが続く。
一の肩から山頂までは緩やかな登り。
平標山〜仙ノ倉山
階段の下りが鞍部まで一直線に続く。
鞍部から先も木道、階段が山頂まで断続的に続く。
戻るときも同様。
平標山〜平標登山口
平標山の家まで階段の急な下りが続く。
一旦緩むが林道までは断続的に階段が続く。
林道に出てからは普通の林道歩きが続くが、直前で登山口へのショートカット
の登山道に入る。
テープが多いので道迷いの心配なし。

全体的に階段が多いので階段に注意。特に危険なところはないが、お助けロープ
が張られている場所もある。
要所に道標完備されているので道迷いの心配はない。
その他周辺情報 越後湯沢温泉 共同浴場 山の湯 ¥400
周辺に共同浴場はそこそこあるが、温泉を堪能するならここしかない。
源泉掛け流し、越後湯沢温泉の元湯になる。
平標登山口に到着、暑い。
2016年06月27日 08:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 8:56
平標登山口に到着、暑い。
道標に従い進む。
2016年06月27日 08:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 8:59
道標に従い進む。
ここが取り付き、この辺も熊が出るようだ。
2016年06月27日 09:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 9:13
ここが取り付き、この辺も熊が出るようだ。
この辺りにもトレランの弊害が出ている模様。
2016年06月27日 09:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
1
6/27 9:13
この辺りにもトレランの弊害が出ている模様。
鉄塔、かなり大きい。
2016年06月27日 10:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 10:05
鉄塔、かなり大きい。
鉄塔からの眺め
2016年06月27日 10:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 10:06
鉄塔からの眺め
鉄塔からの眺め、苗場プリンスが見える。
2016年06月27日 10:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
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6/27 10:06
鉄塔からの眺め、苗場プリンスが見える。
送電線
2016年06月27日 10:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
1
6/27 10:08
送電線
休憩終わり
2016年06月27日 10:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 10:13
休憩終わり
松手山へ向かう。
2016年06月27日 10:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 10:13
松手山へ向かう。
行く手にこれから辿る稜線が。
2016年06月27日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
5
6/27 10:37
行く手にこれから辿る稜線が。
松手山に到着。
2016年06月27日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 10:42
松手山に到着。
三等三角点がある。
2016年06月27日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 10:42
三等三角点がある。
登ってきた方向を振り返る。
2016年06月27日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
5
6/27 10:42
登ってきた方向を振り返る。
嫌な色の雲だ。
2016年06月27日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
3
6/27 10:42
嫌な色の雲だ。
西側の景色。
2016年06月27日 10:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
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6/27 10:42
西側の景色。
松手山を過ぎると急登は一旦落ち着く。
2016年06月27日 10:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 10:44
松手山を過ぎると急登は一旦落ち着く。
シジミチョウの一種か?
2016年06月27日 10:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6
6/27 10:45
シジミチョウの一種か?
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。→ウラジロヨウラク。
2016年06月27日 10:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
7
6/27 10:48
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。→ウラジロヨウラク。
楽しい稜線歩き。
2016年06月27日 10:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
7
6/27 10:51
楽しい稜線歩き。
シャクナゲはほぼ終わりか。白いのはハクサンシャクナゲでOK?
2016年06月27日 10:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
5
6/27 10:57
シャクナゲはほぼ終わりか。白いのはハクサンシャクナゲでOK?
これだけ残っていた。あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。→アカモノ。
2016年06月27日 10:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
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6/27 10:58
これだけ残っていた。あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。→アカモノ。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
ほとんど落ちていたけどこの辺りはまだ残っている。→ウラジロヨウラク。
2016年06月27日 10:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
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6/27 10:58
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
ほとんど落ちていたけどこの辺りはまだ残っている。→ウラジロヨウラク。
辿ってきた道を振り返る。
2016年06月27日 10:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 10:59
辿ってきた道を振り返る。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
2016年06月27日 10:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 10:59
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
平標山直前のピーク、人が登っているのが見える。
2016年06月27日 11:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 11:01
平標山直前のピーク、人が登っているのが見える。
階段地獄。
2016年06月27日 11:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
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6/27 11:17
階段地獄。
稜線を行く登山者が見える。
2016年06月27日 11:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 11:32
稜線を行く登山者が見える。
あれが平標山。
2016年06月27日 11:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6
6/27 11:47
あれが平標山。
山頂に到着。
2016年06月27日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
8
6/27 11:52
山頂に到着。
三角点がある。
2016年06月27日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 11:52
三角点がある。
仙ノ倉山への道。
2016年06月27日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
9
6/27 11:54
仙ノ倉山への道。
赤城山
2016年06月27日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
3
6/27 11:54
赤城山
榛名山
2016年06月27日 11:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 11:54
榛名山
浅間山
2016年06月27日 11:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 11:55
浅間山
巻機山方面
2016年06月27日 11:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 11:56
巻機山方面
谷川岳方面
2016年06月27日 11:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6
6/27 11:56
谷川岳方面
さて食事だ。
2016年06月27日 12:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6
6/27 12:01
さて食事だ。
今日は山頂で食べる。
2016年06月27日 12:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 12:09
今日は山頂で食べる。
大船軒のサンドウイッチ。
2016年06月27日 12:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
8
6/27 12:10
大船軒のサンドウイッチ。
苗場山の山頂が見えるようになった。
2016年06月27日 12:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 12:27
苗場山の山頂が見えるようになった。
ハクサンイチゲ、花畑はほとんど終わっていた。
2016年06月27日 12:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 12:29
ハクサンイチゲ、花畑はほとんど終わっていた。
ハクサンコザクラ
2016年06月27日 12:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 12:30
ハクサンコザクラ
ミヤマキンバイ
2016年06月27日 12:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 12:32
ミヤマキンバイ
帰りにはまたこれを登らないといけない。
2016年06月27日 12:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 12:38
帰りにはまたこれを登らないといけない。
いざ仙ノ倉山へ。
2016年06月27日 12:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
5
6/27 12:38
いざ仙ノ倉山へ。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。→ハクサンチドリ?
2016年06月27日 12:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 12:42
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。→ハクサンチドリ?
ハクサンイチゲ
2016年06月27日 12:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
5
6/27 12:49
ハクサンイチゲ
木道が続く。
2016年06月27日 12:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 12:54
木道が続く。
平標山と苗場山
2016年06月27日 13:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
5
6/27 13:00
平標山と苗場山
仙ノ倉山
2016年06月27日 13:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 13:00
仙ノ倉山
土樽とか越後中里方面
2016年06月27日 13:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 13:01
土樽とか越後中里方面
谷川連峰主脈縦走路
2016年06月27日 13:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
7
6/27 13:01
谷川連峰主脈縦走路
仙ノ倉山山頂に到着。
2016年06月27日 13:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
8
6/27 13:08
仙ノ倉山山頂に到着。
三角点がある。
2016年06月27日 13:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 13:09
三角点がある。
万太郎山の後ろに谷川岳、こちら側から見たことが無いので
新鮮な感じ。
2016年06月27日 13:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
4
6/27 13:09
万太郎山の後ろに谷川岳、こちら側から見たことが無いので
新鮮な感じ。
辿ってきた道。
2016年06月27日 13:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
1
6/27 13:09
辿ってきた道。
平標山と苗場山
2016年06月27日 13:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
3
6/27 13:10
平標山と苗場山
方位盤があるが、遠方の山があまり見えないので役に立たない。
2016年06月27日 13:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
1
6/27 13:11
方位盤があるが、遠方の山があまり見えないので役に立たない。
赤城山
2016年06月27日 13:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
1
6/27 13:12
赤城山
巻機山方面
2016年06月27日 13:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
1
6/27 13:17
巻機山方面
さて戻るか。
2016年06月27日 13:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
1
6/27 13:20
さて戻るか。
下界は暑そうだな。
2016年06月27日 13:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 13:31
下界は暑そうだな。
平標山まで戻ってきた。
2016年06月27日 13:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 13:53
平標山まで戻ってきた。
平標山の家が見える。
2016年06月27日 13:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 13:58
平標山の家が見える。
平標山の家に到着。
2016年06月27日 14:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
1
6/27 14:23
平標山の家に到着。
側面に付いている矢印方向へ下る。
2016年06月27日 14:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 14:24
側面に付いている矢印方向へ下る。
平標山の家から平標山。
2016年06月27日 14:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 14:24
平標山の家から平標山。
こちらは仙ノ倉山方面。
2016年06月27日 14:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 14:25
こちらは仙ノ倉山方面。
行動食補給。
2016年06月27日 14:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
5
6/27 14:28
行動食補給。
水が美味しかった、平標山の家
2016年06月27日 14:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
1
6/27 14:33
水が美味しかった、平標山の家
山道はお終い。
2016年06月27日 15:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 15:10
山道はお終い。
平標山の説明がある。
2016年06月27日 15:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 15:10
平標山の説明がある。
平標登山口バス停に到着
2016年06月27日 15:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 15:52
平標登山口バス停に到着
15:55のバスに乗った。
2016年06月27日 15:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
6/27 15:52
15:55のバスに乗った。
越後湯沢温泉共同浴場「山の湯」
2016年06月27日 17:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 17:19
越後湯沢温泉共同浴場「山の湯」
新幹線待ちの間に残った食料を食べる。
2016年06月27日 17:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
2
6/27 17:45
新幹線待ちの間に残った食料を食べる。
肉の万世のヒレかつサンド、美味。
2016年06月27日 17:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 110 IS, Canon
7
6/27 17:46
肉の万世のヒレかつサンド、美味。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ストック カメラ レスキューシート スパッツ 虫除けスプレー 膝サポーター

感想

27日は平日だが珍しく休みなうえ、貴重な梅雨の晴れ間ということで、どこに
行くか思案していた。
フォローしている方たちのレコや直近のレコを見ると、平標山は交通の便が良い
らしいので、200名山の仙ノ倉山も加えて歩いてみることにした。

自宅最寄り駅から始発の地下鉄で東京駅に向かい、新幹線で越後湯沢に。
8時20分の浅貝行のバスは5、6人の乗客だったが地元らしき人1名を除くと
全員平標山目的のハイカーだった。
登山口では青空と強い日差しが迎えてくれて思った以上に暑い。

山道に入ると、早速木と土の階段の急登が始まる。
樹林帯の中の登りなので汗はかくが、覚悟していたよりも涼しい。
1時間ほど急な登りを歩くと、巨大な送電鉄塔に着き、一本休憩。
正面には、スキー場と眼下には苗場プリンスが見える。

鉄塔を後にして松手山へ。
松手山の手前ぐらいから傾斜は緩やかになり、前方に目的地の平標山への稜線が
見えてくる。
上空には、少し嫌な色の雲が出ているが、天気は持ちそうだ。
シャクナゲや名前の知らない花が咲いているが、ヤマツツジを含めてどうやら
終盤のようで、色も良くないし、地面に花が大分落ちている。
前方には先行するハイカーがよく見える。
一の肩への登りに差し掛かると、木の階段が始まる。
檜洞丸みたいだな、と思いつつ、時折休みながら苦しい階段を登り一の肩へ。
ここからは、少しアップダウンを繰り返しながら平標山の山頂に到着。

山頂からは、雲が多いが微かに赤城山や榛名山、浅間山が見える。
途中までは、山頂に雲が掛かっていた苗場山もしっかり山頂が見えるようになり、
東側には仙ノ倉山への綺麗な稜線が。
山頂にはそこそこ人が多かったが、開いている場所で食事にする。
日が出ると暑いが、日が陰って風が吹くと寒いので、ソフトシェルを着込んで
おにぎりと大船軒のサンドウイッチを食べる。
肉の万世の「ヒレかつサンド」もあったが食べ過ぎると動きが鈍くなりそうなの
で、アミノ酸ドーピングで一旦食事を終了。
30分ほど休憩をして仙ノ倉山へ向かう。

いきなり木の階段をまっすぐ下りだす。
両脇は高山植物の花畑だが、残念ながらほとんど花は終わってしまったらしく
チングルマは散っていたし、ハクサンイチゲもほとんど花びらが落ちていた。
とは言え、前方にまっすぐ進む道は気分が良く、下りきって登りに変じても快調に
足が運ぶ。
上空は雲が多いが、すぐに陽が射すので寒くはない。
高山帯の稜線のような道をひとしきり登ると、右側に谷川連峰主脈縦走路の景色が
見えて、そのアップダウンの凄さに驚く。
前方には仙ノ倉山、木道、階段が天国への階段のようだ。

仙ノ倉山からは東側前方に大きく万太郎山、その後ろに谷川岳が望める。
方位表示板と地図で確かめるが、西側から見る谷川岳はあまり見たことのない形で
谷川岳とは思えなかった。
さらに奥には雲が掛かっていたが、至仏山と燧岳が見えていた。
だが、巻機山方面は雲が多くてはっきりしない。
赤城山、榛名山も霞んでいる。
登ってきた方向を振り返ると、平標山と苗場山がはっきり見える。
景色を楽しんだので、平標山へ戻る。

風が強くなってきて少し寒い中、階段、木道、また階段と歩いて平標山に到着。
少し休んだ後、眼下に見える平標山の家に下山開始。
こちらの道もほぼ階段が続き、少し疲れが出てきたので慎重に下る。
平標山の家でトイレを借りて、美味しい水を飲んだあとは、最後のエナジーチャ
ージを行った。

あとは下るのみ、平元新道登山口まで階段が多い道を下り、林道に出てからはひた
すらスパート、15時55分のバスに間に合いそうなので、さらに飛ばす。
3分前にバス停に到着し、バスで越後湯沢駅に戻った。
せっかく越後湯沢まで来ているので、ビジターセンターで「山の湯」が休みでない
か確認してから「山の湯」へ。
7年ぶりに再訪した「山の湯」はやはり良い。
越後湯沢に共同浴場はそこそこあるが、「山の湯」は湯元だし、数少ない源泉掛け
流しの風呂だ。
しかも、¥400で入れるし。

高山植物見物には遅かったが、高山のような稜線歩きを楽しみ、締めに名湯を堪能
できたので、満足度の高い良い山行だった。
次は秋に歩くのも良いかもしれない。

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コメント

その日に私も登りました。
マグロおにぎりの写真、右上の青いザックは私のです。写っててビックリ!
2016/6/28 22:04
Re: その日に私も登りました。
TJHさん、初めまして、こんばんわ。

おにぎりにピントが合ってましたが、よくお分かりになりましたね
平日なのに結構人が多くて人気の山なんだなぁ、と感心しました

TJHさんのレコも拝見したいですね、ぜひともよろしく
2016/6/28 22:58
いいですねぇ〜(^^
juusinn005さん、こんばんは!

気持ちよさそうな谷川連峰の稜線歩き、仙ノ倉山に向かう道はホントに良い感じですね 羨ましいです。
しかし急坂→緩やか→階段の連続なのでしょうか。結構大変そうですね

素晴らしい景色を堪能し、山頂での大船軒のサンドウイッチ!
さぞかし美味しかったことでしょう

「山の湯」本当に良さそうな所ですね!
そして締めは 勝利のヒレかつサンド・・・平日&梅雨の中休みを満喫でしたね。お疲れ様でした!!
2016/6/29 3:38
Re: いいですねぇ〜(^^
itadakipinkさん、こんばんわ。

2,000m前後なのに爽快感あふれる稜線歩きでした
仙ノ倉山までは穏やかなのに、谷川岳へ向かう稜線が荒々しいのがまた手ごわそうで
人々を魅了するのだろうな、とエビス大黒の頭を見ながら感じました

段差のある木道や階段の連続する道は檜洞丸や大室山、四阿山を思い起こさせるところ
もありキツイけど好きなタイプの山でした
技術的にどうこう言う場所もないので、体力があれば十二分に楽しめる山だと思います

大船軒のサンドウイッチ、山で食べると最高に美味しいです
山で駅弁、ハマると抜けられなくなりそう

「山の湯」は本当にオススメ
駅から歩くと少し遠いですが、越後湯沢にゆく際にはぜひ立ち寄ってみてください
2016/6/29 22:21
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