金峰山(ベースキャンプ型テント泊山行:廻り目平からピストン)
- GPS
- 07:47
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,101m
- 下り
- 1,080m
コースタイム
天候 | ほぼ うす曇り ときどき 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:往路の逆 駐車場:廻り目平キャンプ場の大駐車場にマイカーを駐車しました。 ※AM4:00以前およびPM7:00以降にゲートを通ると、幕営料扱いになり、利用料金が高くなります。また、幕営利用の受付はAM7:00からPM8:00になります。 ■利用料金表:http://w2.avis.ne.jp/~mawarime/charge.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備された登山道で、要所に道標が設置されていて、誘導用のロープも張ってあります。 [残雪/積雪] ・2,600m級のお山の北側斜面になりますが、7月に入り気温も上がっていますので、今回歩いたルート上には、残雪/積雪は全く有りませんでした。(念のため携行したチェーンアイゼンは、ザックの中で、ずっと重りになっていました。) [金峰山荘〜川端下林道終点(金峰山登山口)] ・基本的には渓流沿いの幅の広い非舗装の林道になりますが、一部イワイワした川床(水は涸れていた)を歩く箇所があります。登山道から外れないようコースサイン(赤テープ)に従って進みましょう。両手足を駆使して進むようなポイントは有りません。 [川端下林道終点(金峰山登山口)〜金峰山小屋] ・ここから登山道の勾配がキツくなり高度を稼いで行きます。奥秩父のお山らしい樹林帯の登山道が続きます。ここまでは、両手足を駆使して進むようなポイントは有りません。 [金峰山小屋〜金峰山 山頂] ・岩の堆積した急坂の直登になります。また、山頂は 緑に覆われた山容とは対象的な大きな岩が堆積したゴーロ場になりますので、五丈岩付近にザックをデポして空身(からみ)で 登頂に向かった方が無難と思います。 (通常、自分はそうしています。) [水場] ・金峰山小屋に向かう渓流沿いの登山道に ”最終水場” の案内板があり、そこの渓流から直接給水することになります。(自分は帰りに給水して、夕食時に使いました。) [登山ポスト] ・金峰山荘向かいの休憩舎の所にあります。 ※今回は長野県警のサイトからダウンロード → 印刷して持参してきた計画書をここに投函しました。 [トイレ] ・金峰山小屋(200円:キレイに改築されていました。) ・廻り目平キャンプ場内には、たくさんあります。 |
その他周辺情報 | ・キャンプ場利用者も金峰山荘で入浴できます。 ・キャンプ場内にコインシャワー施設もあります。 |
写真
感想
かなり久しぶりの山行記録になりますが、今回の山行は 奥秩父の盟主 金峰山(2,599m)を 信州側の 廻り目平(1,570m)をベース(起点)にして歩いてきました。
過去、甲州と信州の県境に鎮座する金峰山には、甲州側から「大弛峠から国師ヶ岳/北奥千丈岳とダブルピストンで」と「瑞牆山荘から富士見平と大日岩を経由した王道ルートで」の2つのメジャーなルートで登っているのですが、今回初めて信州側を起点としたルートで登りました。
今回 廻り目平を選んだもう一つ理由として、定評のあるキャンプ場でのテント泊がありました。1日目にやまに登り、下山後テン泊して、2日目に帰宅するパターンにしましたが、日帰りに比べて山行で疲労した状態で帰路につく必要がなく、のんびりと山の自然に囲まれて過ごすことができました。さらに、近くの渓流の音や野鳥のさえずりを聞きながら、清々しい朝を迎えることができ、疲労も回復して帰り道の信州レタス畑ドライブを充分に楽しむことができました。
で、信州側を起点とした登山ルートは、どうだったかと言うと、まさに奥秩父らしい緑濃い樹林帯のルートになっていて、思う存分森林浴して日常の毒抜きすることができました。(^^ゞ
また、金峰渓谷(すみません、今回初めて知りました)の美しさに何度も足を止めて見とれてしまいました。
下山の途中、金峰山小屋へ歩荷されている女性とスレ違いましたが、普通の山挨拶「こんにちわ〜」しかできず、後で「ご苦労さまです」が言えなかった自分を悔やみながらしばらく歩きました。次の機会があれば山挨拶に必ず「ご苦労さまです」を添えたいと思います。
山行を中断していた間、下界で今夏の山行に向けたトレーニングは続けていましたが、前回の山行より かなりの間が空いてしまったため、始終高度による体調変化を気にかけながらの山行となりました。結果として、高度によって体調を崩すことも無く、自分にとってお気に入りの一座である奥秩父の盟主 金峰山に今年も登頂することができて、登山道整備されている方々と山の神様に感謝いたします。(^^)v
<7/17追記>
◎テント泊覚え書き
1)耳栓を忘れずに
・ハイカー以外の一般者も利用するキャンプ場内に併設または混同して、山岳テントを設営する場合、午後10時くらいまでは、周囲の静寂は得られないと思った方が良い。山行疲れで早く寝たい場合は、周囲の音を低減する耳栓は必携。(近くをドタバタ走られたら、地面から振動は伝わりますが...)
2)設営場所の水平度
・今回は意図的に少し斜めった場所にテントを設営してみたが、予想通りずり下がったりしてテント内での居心地が悪かったので、テントを張る場所の水平度は重要。
3)虫の襲撃
・梅雨時でもあり覚悟はしていたが、思ったほどテント泊に虫の影響は無かった。一応、虫対策としてテントの入口付近にハッカ油をスプレーしてみた。
4)山ごはん
・テント泊山行らしく、わかめご飯(アルファ米)に牛丼の具(レトルト)をかけて食べてみたが、予想の2倍ほど美味しかった。レトルトを温めたお湯はアルファ米を戻すのと、卵スープ(フリーズドライ)に使った。
5)寝袋
・日中暑くても、やはり山中では深夜から明け方にかけて冷え込むので、寝袋は必要。
6)アプローチ
・廻り目平へのアプローチとして、須玉ICからの方が距離的には近いようだが、道の気持ちよさとして、GPSナビお勧めの長坂ICからのアクセスで正解。
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