曇り登山の雨下山で西吾妻山
- GPS
- 05:07
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,323m
- 下り
- 450m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:07
天候 | 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道中ではセブンイレブン2件確認 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場〜山頂駅 旅館のある登山口までは整備されたダート道。登山口からは樹林帯の登山道になる。草木が多く足元が汚れやすい 山頂駅〜リフト終点 登山道の標記が一切ない。地図を見てリフト沿いにある明瞭な踏み跡を登っていく。リフト終点(3基目)から道標が現れる リフト終点〜西吾妻山 泥濘の多い樹林帯をカモシカ展望台まで登る。その先は木道が随所にある大凹(おおくぼ)という花畑や池塘群のある区間を抜け梵天岩辺りから岩の多い道になる。この区間も泥濘や登山道の沢化もあり歩きにくい |
その他周辺情報 | ロープウェイ山頂駅付近にレストラン白樺 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
レインウェア
ヘッドランプ
懐中電灯
ファーストエイドキット
シップ
解熱鎮痛剤
芍薬甘草湯
下痢止め
小はさみ
コンパス
熊よけ鈴
予備靴紐
スマホ予備バッテリー
山と高原地図
手拭い
手袋
帽子
登山靴
カメラ
時計
食料
飲料
予備食
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感想
単純に遠くの山に、できれば行ったことのない百名山に行きたくなった。
毎度のこと天気予報とにらめっこして辛うじて雨が降らなそうな西吾妻山に登ることにした。
スタート地点の天元台ロープウェイ、湯本駅にて車中泊し、ロープウェイ始発を待たずして登る。この山を天元台ロープウェイを利用して登ると、その先に3回乗り換えがあるリフトと併用することで標高と時間を短縮することが出来る。
ただし始発が8時過ぎなのでそれを見越した山行計画が必要となり、またロープウェイ最終が16:30という縛りも出てくるので私は6時に駐車場を出発し徒歩で山頂を目指すことにした。
山頂駅で異世界かと思うほど開けたスキーリゾート地が広がるがそこからの登山道案内が見当たらない。GPSと照らし合わせた結果、リフトに沿うような形でゲレンデ脇を直登することで間違いないらしい。
リフト終点から先は再び登山道となり岩の多い登り、そこをうんざりしながらやり過ごす。ようやく開けたカモシカ展望台もかもしかはおろかもしかしての展望も微塵もなく、ひたすら真っ白なガスと拒絶するような強風だけが吹いていた。
がっくりとテンションを下げつつでも足を上げて登りつめるとまた別世界かと思うような木道の敷かれた大凹と呼ばれる湿地帯にでる。
地図でお花畑と記載された場所で尾瀬やその他の湿原と似た池塘などの広がる開けた場所だが、標高1700mを越えたあたりから既にガスに包まれていたため開放感は薄い。
その先は岩跳びして進んでいくような道でついに霧雨に見舞われる。滑りやすくなった岩と強めに吹く風に四苦八苦しながら展望のない山頂に着く。
もちろん腰を掛けられるような乾いた場所は皆無なので避難小屋まで下り、小屋内で食事をした。そしてそのわずかな間で天気はさらに悪化することとなる。
小屋を出ると小雨になっていて仕方なくソフトシェルを着て進む。滑りやすい岩場をバランスを保ちながら慎重に進んでいたが小雨はやがて本降りに変貌する。
丁度大凹の通過中だったため雨をしのげる場所もなくレインウェアを着込むタイミングを完全に失ってしまった。ザックカバーをかけつつ折角の遠征が雨に降られたことに言い知れぬ悔しさを噛みしめているとグループ客が登ってくる。ロープウェイ利用組がやってきたようだ。
その後も数組の登山客がレインウェアで滑りやすく、無展望なガス山を登っていく。私はと言えばソフトシェルからしみ込んだ雨水でTシャツもびしょ濡れ、ズボンもレインウェアを着ていないのでサポタイまで水にぬれた状態で下山。それでも雨が降る前に登りをほぼ終えられたことがまだましだったと思える。
ガスと霧雨の時点で山頂から西大テンまで足を延ばすのをやめたので下山時に人形岩経由で歩くことも取りやめ、標高が下がるのと同じくテンションが下がった私はリフト下山を決意する。
リフト券購入時にグランデコから登ってきたのか聞かれたが天元台ロープウェイの下から歩いてきたと伝えるとちょっとつまらなそうな顔をしていた、ように見えたのは私の心が雨のせいでささくれ立っていたからだろうか?次にこのコースを歩くことがあるようなら迷わずロープウェイ利用で登ろうと思った。
トイレでようやく着替えることが出来て後はぼんやりとリフトに揺られて下山。冷えた身体を癒すためにレストランでたけのこ汁を食べてリフレッシュした。
折角の遠征を天気予報にフラれ雨に降られ残念な結果となったが再訪する口実もできた。次はあの展望台から広がる風景を眺めてみたいものだ。
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