霧ヶ峰 〜第五園地、車山、大笹峰、鷲ヶ峰も
- GPS
- 08:18
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 667m
- 下り
- 678m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 8:18
天候 | 曇り、ときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
案内がしっかりしていて、道もわかりやすいです。 |
写真
感想
梅雨明け前の海の日の三連休は、今一つの天気予報。それならと、霧でも楽しめるニッコウキスゲ満開の霧ヶ峰に行くことにしました。
6:30に八島ビジターセンターの駐車場は2割ほどとまだ空いてました。でも、トレッキングの格好の方々が続々とやってきます。ビーナスラインのトンネルをくぐってまず、霧が立ち込める八島湿原に出ました。一番多いのはイブキトラノ。湿原の周り中で見られました。ヤナギランも綺麗でした。
木道は滑り止めがないタイプで、濡れて滑りました。相方が言ってるそばから転んでました。湿原の西を歩いて、ゲートを開けて御射山方面へ。ヒュッテ御射山から車道へ1分のところのWCへ行った後、沢渡へ。
沢渡から車山肩に行く人がほとんどですが、地図を見て、第五園地へと向かいました。この道はしっかりしていて迷うことはないのですが、深い笹に覆われていて、露のために膝上までズボンが濡れ、ひどい目にあいました。途中から、ストックで露を払いながら進んだものの、場所によっては胸までありました。
第五園地では開けており、そこから車山肩方向へ進んでいくと、電柵で保護されたニッコウキスゲの大群落があり、そこで皆さんが写真を撮ってました。間もなく、車山肩に着きました。バイオトイレが複数置いてあり、ガイドの方もおられました。
少し行動食を食べて、車山の登山道を進みました。道幅は広いものの、コロコロした岩が転がっていて歩きにくいです。上部に行くとウスユキソウが増えてきました。そして、霧の中にいきなりレーダードームが現れて山頂に着きました。
風が強くドームの陰で小休止した後、東側の車山乗越方向へ下りました。この辺りもニッコウキスゲが保護されてました。地図の通り、左へ少し行くと乗越でここを蝶々深山へとは進まず、右折して南の耳方向へと進みました。
エコーバレースキー場の上部を進んでいくと小高いピークが見えました。時々青空も見えるようになりました。一方、西からはガスが繰り返し訪れました。
実は、10年前に八島湿原から車山、蝶々深山、物見岩の周回をしたことはあったのですが、この時はもっとガスが濃くて、10mほどの視界の時もあり怖い思いもしました。今回は、ガスといってもそこまではひどくなく、次第に遠くも見えてきました。
南の耳へは登りですが、なだらかな登りで息も上がる前に着きました。標高も1800mくらいなので酸素が濃いのでしょう。先週の木曽駒ケ岳より距離が長くても楽でした。
北の耳へは一度少し下って登り返すのですが、このくだりは急な上に粘度が滑るのでちょっと注意が必要でした。北に耳でいい時間になったので、ご飯にしました。風が強いので少し陰で食べていました。
その頃にはだいぶ晴れて、物見岩の方ばかりか、八島湿原、時々は車山山頂まで見えました。一方東側は里の方まで見えました。ここから、ゼブラ山へ向かうのですが、以前スキーで訪れたブランシュたかやまスキー場の山頂部である、大笹峰がすぐそこに見えるので、行ってみました。
地図では15分。点線でしたが、道はしっかりしていて、展望も良かったです。ちょっとゲレンデの方も見たりしました。あの時見えた蓼科山や北アルプス、浅間山は今日はいずれも見えませんでした。
もどって、ゼブラ山方向へ一旦下って、また少し登りました。八島湿原に日が当たってきれいでした。また、周囲の笹の原も雲の影が動いて、えも言われぬ美しさでした。霧ばかりでもしょうがないと思いましたが、とても得をした思いでした。
鎌池へと下りました。湿原は人が増え、木道は乾いて歩きやすくなっておりました。たくさんの色々な花が咲き乱れてました。一度八島湿原へと戻りましたが、まだ、時間があったので、鷲ヶ峰を目指しました。いつか行ってみたかったのですが、やっと実現できました。
ゲートを出て、すこしガレた道を登っていくと、笹原の南峰。八島湿原から車山まで、そして今日歩いた南の耳、北の耳、ゼブラ山が一望できました。そこから尾根道を進むと山頂でした。山頂からは諏訪湖、鉢伏山、美ヶ原が一望できました。晴れていれば、北アルプスまでよく見えることでしょう。
下って行くところで、八島湿原へと進んでしまったので、また湿原周回路に出てしまいました。ビジターセンターへと戻るのはすぐでした。
思いがけず、晴れ間も出て、鷲ヶ峰も行けてちょっと得をした山行でした。
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