奥多摩七ッ石小屋の現在の状況。

2016年07月17日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,412m
• 下り: 1,365m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:51
• 休憩: 1:50
• 合計: 7:41

9:09 鴨沢バス停
9:32 9:33 丹波山村村営駐車場
10:53 堂所
11:50 13:32 七ツ石小屋
13:32 千本ツツジ
13:32 日蔭名栗山(日陰名栗峰)
14:51 14:58 鷹巣山避難小屋
15:03 水場（鷹ノ巣山避難小屋）
16:50 峰谷バス停
16:50 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

7/17 8:18

奥多摩駅の西東京バスの乗り場です。
8:35発丹波行きは1台臨時が出て2台で出発しました。
西東京バスは職員がいつも真面目に仕事をしていて見ていて気持ちが良い。お客本位の姿勢が感じられます。

7/17 9:06

9:06
鴨沢に到着。

7/17 9:12

9:09出発。
歩き始めて奥多摩湖の水位が低いのが気になります。

7/17 10:54

10:53
堂所。快調です。

7/17 11:23

まむし岩。
最近ここに熊が出たそうです。

7/17 12:49

11:50
七ッ石小屋に到着。
多美子さんも藤本さんもおられました。

7/17 12:52

この二人が新しい小屋番さんです。
右が多美子さん、左は藤本さん。ご夫婦です。
山が好きで好きで堪らないお二人です。
きっと評判の小屋になると思っています。

7/17 12:43

3月以降村の経営に移行する前に色んなところが破壊されて漸く少し復旧して来たそうです。

7/17 12:46

壊されたソーラーバッテリー。

7/17 12:46

チェーンソーも破壊しつくされてました。ひどいことをします。村は警察には届けていないようです。

7/17 12:42

色んなところが復旧してきてビールや飲み物の販売も復活しています。

7/17 12:43

洗い場も復旧。まだ小屋の宿泊客がほとんどいないようですが、テントは結構賑わっているようです。
素泊まりで4,000円、テント泊は一人500円。
先日は20張の日があったそうです。

7/17 12:44

この豪華なトイレ。相当お金が掛かっていると思います(笑）。

7/17 12:44

トイレの中。綺麗です。

7/17 12:44

男子トイレ。

7/17 12:44

洋式トイレ。
このトイレは評判を呼んでクラブ○ーリズムの団体は必ずこのトイレに寄って行くそうです（笑）。

7/17 12:50

部屋も床を修理する計画があるそうです。
でも手入れは行き届いています。
綺麗です。

7/17 13:25

ここがこの小屋のメインです。
ここに座るのが楽しみでみんな通ってきます。
みんなで夕食を食べた後に延々飲みながら話をするのがとても心地よい♪

7/17 13:25

1時間40分も長居して仕事の邪魔をしてしまいました。
13:32次回は泊まりに来ると約束して辞去します。

7/17 13:38

日陰名栗峰から峰谷へ向かいます。
水場のすぐ上の多美子さんの好きな「鹿の木」。

7/17 13:39

この角度から見ると鹿の頭にそっくりです。
小屋で場所を聞いてみて下さい。

7/17 13:52

石尾根の稜線に出ました。

7/17 14:30

日陰名栗への最後の登り。

7/17 14:31

久し振りの日陰名栗峰(1725m）。
冬から何故かなかなか来れなかった場所です。

7/17 14:37

日陰名栗峰の下の木。
この木を夏に見た覚えがない。
夏は来たことがないんだ。

7/17 14:47

鷹ノ巣山が見えます。
今日は登りません。

7/17 14:52

14:51
鷹ノ巣山避難小屋。
一人の男性が宿泊の態勢でした。

7/17 15:02

避難小屋から歩いて3〜4分のところにある水場。
水はふんだんに流れていました。

7/17 15:34

そしてずんずん下って何とバスの出発5分前に峰谷に到着しました。靴擦れになり下山に思った以上に時間が掛かりました。

撮影機器：

DMC-GM1 Panasonic

感想

hakkutu

七ッ石小屋は根強いファンのいる奥多摩の山小屋です。
私もここの前を通る毎にこんなところに泊まる人がいるんだろうかと訝っていました。
そしていつか小屋の前を通る時に宿泊する部屋が見え、覗いて見たら布団が一つ敷いてありました。
ホントに泊まる人が居るんだと変に感心したものでした。

それから何年か経ってまさか自分がここに何度も泊まることになるとは思ってもいませんでした。
写真にある小屋のストーブの傍が心地よいのです。

その小屋が今年の4月に丹波山村の村営になりました。
そして以前にもここの小屋番をアルバイトでしていた多美子さんがご主人の藤本さんと小屋番をされることになりました。

村営に変わる時点で小屋が避難小屋になるとか、泊まれなくなるとか色々情報が交錯したようです。

実際には小屋は今まで通り素泊まりで泊まれます。テント泊も可能です。
素泊まりは4,000円、テント泊は一人500円です。
丹波山村のホームページのお知らせのところに7月12日付けで「七ッ石小屋のホームページが完成しました。」の記事があります。
http://www.vill.tabayama.yamanashi.jp/

今年小屋が村営に変わる頃、ソーラーパネルやチェーンソーや色んなものが壊されるという大変残念なことがありました。まだ壊れたところは復旧の途上です。
古くからの七つ石小屋を愛する人達が最近戻って来ておられるようで、この方達の助けも借りながらお二人の新しい小屋番さんは小屋を少しずつ以前よりも心地よい山小屋にしてゆかれると期待しています。

どうか雲取山に行かれる際には新しい小屋番さんのいる七ッ石小屋を訪ねてみて下さい。

コメント

tekutekugo

へぇ〜〜！！素敵そうですね。
あそこのテント場は良さそうな場所なので、いつかとは思っていますが、
いかんせん、場所的に泊まることを考えにくい場所で・・・
あそこに泊まるなら降りちゃうよな〜〜〜とか・・・
そんな余裕の無い山行ばっかり考えてるからダメなんですよね。
これからは「山を楽しむ」って山行をしたいと思ってます。
でも、やっぱもうしばらくダメかも
しかし、この時期でも（暑いでしょ）雲取山は人気あるんですね。
小袖の駐車場にあんなに車が停まってるの大みそかくらいしか見たことないけど。
青木鉱泉や早川尾根小屋など、経営が難しくなってきている小屋が多い中、こうやって頑張って続けて行けるところもあるんですね。
七つ石のお水美味しいですよね。
平日行くので無人の事が多かったんですが、また通ったらのぞいてみますね

hakkutu

テク姐さん。
テク姐さん、いつもコメントありがとうございます。
青木鉱泉や早川尾根小屋などはやはり場所の問題でどうしようもないのでしょうか。
ここも不思議な場所ですが、経営的には常に厳しいと思います。
私も最初ここを覗いた時誰がこんな場所に泊まるのだろうと訝ったものです。
でもここは小屋から富士山が望め、昔から根強いファンの方々がおられるようです。
私も非力ながら何かお役に立てればと思っています。
前を通られたら是非声を掛けてみて下さい。