甲斐駒ヶ岳直登ルート→帰りはまさかの失速・・・
- GPS
- 09:20
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,129m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:19
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八合目で分岐する箇所があります。八合目からの直登ルートは自分の体より大きい岩を超える箇所がいくつかありボルダリングをしているようでした。指先や上腕に自信のない方は右側の通常のルートをお勧めします。特に身長の低い子供は避けたほうが良いと思います。 |
その他周辺情報 | 仙流荘で日帰り温泉 大人600円 子供300円 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
GPS
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
コンロ(1)
ガスカートリッジ(1)
コッヘル(鍋)(3)
カメラ(1)
|
備考 | 持って行けば良かったのは解熱鎮痛薬 |
感想
梅雨の合間の3連休。天気図と睨めっこの結果、仕方なく最終日に登山決定。(翌日のの仕事や学校を考えると、最初の2日で行きたかったのですが・・・)
18日は結果的に最高の快晴!!遠くの乗鞍や槍ヶ岳まで見えました。
(どうやら18日、東海地方はまさかの梅雨明けだったそうで・・・笑)
前夜から仙流荘で車中泊。始発に乗ろうと張り切りすぎて早起きしたのが、後々のトラブルの原因になるとは・・・まさかの大失速でした。(後ほど記述)
さて、始発便に乗れた我々は6:30過ぎには北沢峠に到着。北沢峠から双児山経由で甲斐駒をピストンすることにしました。いつもの如く、ほぼ人並みのスピードで徐々に標高を上げて行きました。
双児山、駒津峰ととりあえず目先の目標をクリア。順調そのものでした。息子は「俺、もしかしたら日本中の山に登れるかも!!」なんて勇ましい暴言を・・・。
八合目の六万石で軽く休憩後、標準の巻き道(右側)と直登ルート(左側)があったそうですが、良く把握せず左側へ・・・。元々息子自身が直登ルートを希望していたので問題無ありませんが、現地の表示は判りにくいです。要注意です・・・。
直登ルートはボルダリングのような岩がいくつもあり、身長のない方には厳しいかもしれませんね。急ぐと危険です。また、巻き道使った方が意外と早いかも・・・。例によって息子はホイホイと岩を超えていきます。私は「お〜い!待ってくれ〜〜!!」なんて何度も言いながら・・・。疲労から足が上がらないし、指先や上腕筋の筋力に問題あり・・・。テニスで鍛えてるんだけどなあ、、、年には勝てない。(因みに息子は6年生、身長は170cm以上、ホイホイ軽く行けるそうで・・・。)
山頂はかなり広く、四方八方雄大な景色が望めます。富士山、北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳・・・眺望は最高!
深田久弥が「日本百名山」で「甲斐駒ケ岳は名峰である。もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないだろう」と書いています。まさにその通りです。
山頂で記念撮影後、食事を摂ろうとした頃から「お父さん、頭痛いよ〜」と。
息子は寝不足になると頭痛を起こす体質があり、注意をしていたのですが・・・。高学年になりそれを訴えることも殆どなくなり、すっかり油断してました。とにかく睡眠を取れば解決出来るのですが、そこは山頂。下山するしかありません。
なんとかごまかしごまかし下山するも、徐々にその程度は酷くなる一方でした。
駒津峰を過ぎたころより、頭を抱えて座り込む回数が増え、それに加えて吐き気を訴えるようになり・・・。(今回に限り鎮痛薬を持参してませんでした)
何度何度も休憩しながらソロリソロリと下山しましたが、そう簡単に距離が縮まる訳でもなく、最終のバスの時間もあるし。。。
そんな時、頭を抱えて座り込んでいる息子に声をかけて下さった60才代?の方からバファリンを頂きました。おかげで、時間とともに徐々に回復。何とかギリギリ16:00最終便に間に合う事が出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
帰りのバスの中で息子は爆睡。仙流荘に着いた時にはすっかり復活しました。息子が「もう山は嫌だ!」とでも言うかも?と思いましたが、そんな事もなく、帰りの中央道の車内から時々見える甲斐駒、北岳を見て大興奮!
私は、内心やれやれ、山嫌いにならず良かったと胸を撫で下ろしながら、二人で楽しく帰路に着きました。
帰宅後、改めてまた行きたい!とこの山に惚れ込んでいます。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
barolo1029さん、こんにちは!
息子さん、さらに成長していますね・・・
170cmですか!
うちの小6は145cmくらいだったと思います。
頭痛はつらかったでしょうが天気は最高で、山嫌いにもならず、よかったですね
夏休みはどこか行かれるのでしょうか。
「俺、もしかしたら日本中の山に登れるかも!!」って、親がついていけなくなるのもすぐですね・・・、うちも同じです^^;
お疲れ様でした〜!
mmkk さん。
ありがとうございます。無事に降りて来られてホッとしてます。
先日、息子はバスケのダンクシュートで手首を痛めました。その際、整形外科医から「成長線がはっきりとあるからこの子はまだまだ伸びるよ〜〜!」と、言われました。
もしかて、180cm以上いくのかも・・・。
中学校に行ったらバスケ部に入りたいらしく、そうなると簡単に山には行けそうにもありません。ですから、今年の夏は印象深い山を登りたいと考えてます。
その筆頭に上げられるのは、槍ヶ岳です。
立山でのキャンプも捨てがたいですね。
今だからこそ出来る事や時間、有効に使いたいですね。
双児山でお子さんの帽子を拾って渡した者です。
当日は天候・展望共に素晴らしく良かったですね。
ではまた、どこかのお山でお会いしましょう
rumomaさん
連絡下さってありがとうございます。
双児山での事、覚えてますよ。
まさか、現場でお会いした方がヤマレコを見てくださるとは・・・。
嬉しいです。
その節はお世話になりありがとうございました。
帽子探しで、足踏みするところでした。
また、どこかでお会いしたら気軽に声をかけてください。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する