雲取山(鴨沢〜雲取山ピストン)
- GPS
- 25:47
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,568m
コースタイム
25日(土)
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09:30 鴨沢バス停発
11:20 水場着(小休止)
12:10 堂所着
(昼食)
12:45 堂所発
14:05 ブナ坂の鞍部
14:45 奥多摩小屋
15:40 雲取避難小屋着
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26日(日)
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07:20 雲取避難小屋発
08:15 ブナ坂の鞍部
09:40 水場通過
10:50 鴨沢バス停着
11:03 奥多摩駅行きパス着
11:35 奥多摩駅着
天候 | 12/25 晴れ 12/26 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
07:05 立川発 青梅線直通奥多摩行き乗車 08:28 奥多摩着 ○バス 08:30 奥多摩発 西鴨沢行き乗車 09:15 鴨沢着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
七ツ石山まき道からすこしすると雪道。こっからはアイゼン必須。 ヘリポートあたりから、頂上まで積雪20cmくらい。 |
写真
感想
【避難小屋で水が凍る】の巻
先々週のドタキャンの埋め合わせのために、今週も雲取山に行くことになった。
コースは「鴨沢〜雲取山のピストン」の予定。
天気晴れ。月は半月に欠けるくらい。
うーむ....寒気団のせいで週末とっても寒そうなのだが...。
先週でさえ、この寒さで限界かな?と思ったのに、これ以上寒くて耐えられるのか?
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12月25日(土)
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09:30 鴨沢バス停発
11:20 水場着(小休止)
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バスの中で、ネギとニラをザックのサイドポケットに入れていた人を見かけた。
おー大胆な運搬方法だ。
ただムキ出しだと、意外とニラの匂いが漂うのが問題になるのではなかろかと思う。
夏場は危険な悪寒。
鴨沢では、増便も含め40人くらいの人が降り立つ。
この寒いのに、意外と人いるなぁ。
ポカポカ陽気っぽいのだが、気温低し。確実に先週より寒い。
歩いてても汗かかず、立ち止まると一気に冷える。
水場は相変わらず水が細いが、先週より出てたかんじ。
なんとか1リットル汲んで先をいく。
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12:10 堂所着
12:40 堂所発
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冷えるので煮込みウドンを作る。
おー、あったまるー....と食べたときは思うものの、即座に体が冷える。
ほんでもって、ウドンも急速に冷める。
この時期冬場に野外で何か作るのは、ちょっと無理有るかな?と考えてしまう。
七ツ石山をまいてしばらく行くと、雪道になる。5〜10cmの積雪。
うぉ先週は雪なんてなかったのに、1週間でこんなに変わるのか。
所々凍った所があったが、頑張ってアイゼン無しでワシワシ進んでいく。
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14:45 奥多摩小屋
15:40 雲取避難小屋着
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ヘリポートチョイ前から完全に銀世界。積雪20cmくらいか。
登りなのと雪深いので、まだアイゼン無しで登れる。
そのうちゴーという強風が、頭上をかすめていく。
マズイ。あの風の中に入ったら、体温全部取られてまう。急がねば。
しかし小雲取山前近辺で風の中に入ってしまう。あうー体温が....。
寒いつーか痛いつーか。急登なのに汗全然かかんぞ。
16時前に避難小屋に到着。
暗くなる前についてよかったー。
外の気温-9度。
しかし風がビュンビュン吹いてくるので、それ以上に寒いっす。
窓際の隅が空いていたので、そこに寝床確保。
小屋内は-1度。
-1度プラス風が無いので、なんかとっても暖かい気がする。
でも、はき出す息が常時息が白いので、勘違いなんだけどね。
普通に会話してて息が白いので
「映画のエクソシストにこんなシーンがあったよなー」
「おっ、俺もいまそう思ったとこ〜」
と変にテンションが上がる。
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16:00〜
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いつもなら、景色、日没写真撮りにずーっと外に出ているのだが、この日はダメっす。
寒すぎるっす。
風が全体温を奪う。
結局日没の風景を撮って、20分くらいで切り上げた。
天気が良くても写真撮れない時があるのね。
小屋内で寝袋にくるまりつつ、ビールを飲む(飲むのかよ!)。
うーー冷たーーい。
夕食は、豚汁とご飯炊いてカレー。
ついでに焼酎をあおり、夜は更けていくのだった。
さー時間も19:30だし、そろそろ寝ようかなーと思ったとき
ドドドっと4,5人のパーティーが乱入してきた。
おろー、この時間に登ってくるなんて....。
まー先週の0時に登って来たギターの御仁より、全然早い時間か。
本日の就寝20:00。
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12月26日(日)
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05:30 起床
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夜中にトイレに何度も起きたせいで、いまいち眠りが浅く、他の人の目覚ましで起きてもーた。
いつもなら、トイレついでに星空とか夜景とかを撮るのだが、寒すぎであっさり断念。
天気の悪さと共に、風が写真の邪魔をするのがわかった。
朝食の準備しようと思い、ペットボトルの水を使おうとしたら水が出てこない。
??
よーく見ると、口の部分と中が凍っている。
ひえー、噂には聞いていたが、小屋内でもホントに凍るんだ〜。
トースト、ベーコンエッグ、コーヒーで朝食をとり、そそくさと片付け、撤収の準備をする。
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06:00〜
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気温-10度。
ずーっと風が吹いていて、この寒さの中、じっと外居るってなんかもう罰ゲームっぽいんですが....。
朝日を見たらスグ撤収。
なんかもう
寒さ>>>>>>>>越えられない壁>>朝日の美しさ
の図式。
寒さ最強伝説。
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07:20 雲取避難小屋発
08:15 ブナ坂の鞍部
09:40 水場通過
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強風の中出発。
とにかく凄い風。風速10〜15mなんではなかろか。
まともに風を受けると、じっと立っていられない。
フラフラしつつも、修行のように道を行く。
今日は下りなので、アイゼン使用。
道は完全に凍ってます。
奥多摩小屋を通り過ぎると、テン泊団体さんが撤収の最中。
すんげー。この寒さ強風の中テン泊ですか。私ゃマネできねー。
奥多摩駅着いて温泉に入るの目指して、帰りを急ぐ。
立ち止まると体温全部もっていかれるので、一心不乱にひたすら下山。
そのうち雪が切れ、風が無くなった。
春の陽気?と勘違いするくらいに、ポカポカなかんじだった。
でも水場のところに来ると、水場からはみ出た水はカチカチに凍っている。
まだそんくらい寒いのね。
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10:50 鴨沢バス停着
11:03 奥多摩駅行きパス着
11:35 奥多摩駅着
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バス停に着いて、風のないポカポカ日光を浴びていると、とっても幸せな気分になる。
もしかして、このギャップを求めて冬山に登るのかしらんと思ったりして。
いや私は勘弁してください。
バス停には最終的に20人ばかり集まる。
奥多摩駅に着いて、速攻でもえぎの湯行く。
しかし何とぉぉ「臨時休業」の表示が....。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
まじ?
土日は休まないと思っていたのにショック。
そんなもんで、麻葉の湯にて風呂に入り温まる。
ああ天国。
その後昼食を「和尚」にてラーメンと餃子とビール。
ああああ天国。
ラーメン食べていると、店のおっちゃんに
「正月営業しようと思うんですけど....」
とさりげなく宣伝された。
正月、初日の出見る人イッパイいるから、きっと営業してるとお客さん来るような気がする....。
というわけで、元旦は営業しているそうです。
そしていいかんじにお腹がふくれ、温まった体で奥多摩駅に向かうのでありました。
おしまい。
#にしても寒かった.....
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