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Yamareco

記録ID: 924273
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

空木岳〜雨の池山尾根を越えて〜

2016年07月23日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.4km
登り
1,629m
下り
1,622m

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
1:29
合計
9:15
6:12
6:12
33
6:45
6:45
100
8:25
8:25
19
8:44
8:44
26
9:10
9:10
8
9:18
10:20
5
10:25
10:32
53
11:25
11:25
12
11:37
11:37
86
13:03
13:03
25
13:28
13:28
2
13:30
13:50
10
14:00
14:00
23
14:23
14:23
17
14:40
ゴール地点
マセキ平=マセナギと判断。
ヨナ沢の頭はポイントを現地で判別出来なかったため、記録から除外。
また大地獄・小地獄も特定のポイントではなく、その付近の登山道すべてを指しているため、記録から除外。
天候 小雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
池山林道は未舗装なので、底を擦らないように注意が必要。すれ違いは所々で可能。
池山林道終点に5時到着。駐車場の空きは数台
コース状況/
危険箇所等
コース中に特に危険箇所はないが、ダケカンバが倒れたまま放置されていたり、単管の梯子の手すりの固定が甘かったりと、ときどき注意が必要。
空木平避難小屋〜駒峰ヒュッテ間は踏み跡がわかりにくいことがあるので、濃霧時は要注意。
朝5時到着。
すでに駐車場はほぼ満車です。
1
朝5時到着。
すでに駐車場はほぼ満車です。
登山道の笹は綺麗に刈り払われています。
登山道の笹は綺麗に刈り払われています。
池山小屋の分岐点から遊歩道コースを選択。大した登りではなく、快適なコースでした。
池山小屋の分岐点から遊歩道コースを選択。大した登りではなく、快適なコースでした。
カニコウモリ。
こいつが至る所に咲いていました。
カニコウモリ。
こいつが至る所に咲いていました。
調べてみましたが同定できませんでした。
調べてみましたが同定できませんでした。
コキンレイカ?
どでかいダケカンバの倒木。
ここを通過するのはちょっと面倒です。
どでかいダケカンバの倒木。
ここを通過するのはちょっと面倒です。
たぶんベニテングタケ。
見る分には綺麗なんですけどね。
たぶんベニテングタケ。
見る分には綺麗なんですけどね。
大地獄はなかなか楽しい尾根でした。
大地獄はなかなか楽しい尾根でした。
ハクサンシャクナゲ。
花に見とれていると落ちます。
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ハクサンシャクナゲ。
花に見とれていると落ちます。
ヤグルマソウ。
夏山では必ず葉を見かけますが、花が咲いているのを見たのは初めてでした。
ヤグルマソウ。
夏山では必ず葉を見かけますが、花が咲いているのを見たのは初めてでした。
シモツケソウ。
こちらは小地獄のトラバース。
大地獄とくらべると、びっくりするほど大したことありません。
こちらは小地獄のトラバース。
大地獄とくらべると、びっくりするほど大したことありません。
迷尾根もロープが張ってあるので迷う要素なし。
迷尾根もロープが張ってあるので迷う要素なし。
トリカブト。
こいつも細かな同定は難しいですね。
トリカブト。
こいつも細かな同定は難しいですね。
ようやく晴れ間が見えてきました。
ようやく晴れ間が見えてきました。
ニッコウキスゲ。
空木平との分岐あたりにたくさんありました。
ニッコウキスゲ。
空木平との分岐あたりにたくさんありました。
ようやく山頂が見えてきた。
ちなみに木曽駒方面はガスガスでした。
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ようやく山頂が見えてきた。
ちなみに木曽駒方面はガスガスでした。
イワツメクサ。
コケモモ。
山頂。
1時間ほど粘ってみたものの、周囲のガスが完全に晴れることはなく、大パノラマは次回のお楽しみとなりました。
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山頂。
1時間ほど粘ってみたものの、周囲のガスが完全に晴れることはなく、大パノラマは次回のお楽しみとなりました。
駒峰ヒュッテから空木岳。
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駒峰ヒュッテから空木岳。
ここのテラスはなかなかいいですね。
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ここのテラスはなかなかいいですね。
帰りは空木平経由です。
1輪だけ見つけたウサギギク。
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帰りは空木平経由です。
1輪だけ見つけたウサギギク。
ミヤマキンバイ・・・だと思います。
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ミヤマキンバイ・・・だと思います。
ミツバオウレン。
こんなところで出会えるとは。
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ミツバオウレン。
こんなところで出会えるとは。
たぶん、ハクサンチドリ。
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たぶん、ハクサンチドリ。
ハクサンフウロ。
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ハクサンフウロ。
ムカゴトラノオ。
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ムカゴトラノオ。
タカネグンナイフウロ。
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タカネグンナイフウロ。
マルバダケブキ。
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マルバダケブキ。
エンレイソウ。
池山小屋。
別荘みたいですね。
池山小屋。
別荘みたいですね。

装備

個人装備
雨具 登山靴 防寒着 行動食 非常食 飲料 タオル 帽子 地形図or登山地図 シルバコンパス ナイフ 山行記録メモ 時計 携帯電話 カメラ ヘッドランプ 救急医療セット ザックカバー ツェルト

感想

足慣らし&高度順応第2弾は空木岳。

樹林帯は小雨の中を登っていったので、適度に涼しくて快適でした。
森林の雰囲気も、この天気ならでは。中途半端にいい天気だと味わえない景色です。

恵那山に登ったときはひたすら無心でしたが、ここは時期的にもさまざまな高山植物が楽しめて、コースも急登・トラバース・遊歩道・ヤセ尾根のアップダウンと変化に富んでいて飽きません。大地獄・小地獄もたしかに注意が必要ですが、普通に注意していれば落ちることはないので大丈夫です。

そして森林限界に近づいてきたあたりでこれまたタイミングよく青空が見えてきて、稜線では適度な風と青空とで、アルプスらしい雰囲気でした。近くの山々の稜線がガスで覆われてしまったのが少々残念でしたが、次のお楽しみということで。

駒石は・・・下調べの段階で登っている人がいたようなので、試しに登ってみましたが途中で断念。登れそうなポイントはあったものの。花崗岩が脆いこともあり、それなりに覚悟しないと登れないようです(おそらく登るだけであれば、剱岳や槍ヶ岳の岩場の方がはるかに楽)。

山頂には予定よりも2時間ほど早く着いてしまったので、のんびり雲の切れ間を待つことに。
カメラの電池が切れてしまったおじさんの代わりに写真を撮ったり、大学生らしい2人組が先日配信されたポケモンGOをやっていて、空木岳の山頂にはビードルがいたらしかったりと、面白い出会いもありました。(しかしなぜ毛虫なのだろうか。山なんだからニドキングとかサイドンとか、もっとこう、あるだろ的な(笑))

下山は空木平経由。
ここのお花畑も千畳敷に劣らずなかなか綺麗でしたが、いかんせん道がよくないので、思いのほか時間がかかりました。登りにとってたらかなりしんどかったと思います。
空木平の避難小屋も覗いてみましたが、無人とは思えないくらい綺麗ですね。
トイレもあり、近くの沢から水も確保できるので、避難小屋としては最高クラスだと思います。登山口付近の池山小屋も同様に綺麗でした。

天気に恵まれたこともあり、今シーズンの山の中ではナンバー1の山歩きでした。
(木曽駒も天気は良かったけれど、ロープウェイで上がれる分、登った感はイマイチ)

※登山口〜鷹打場間は直登するルートとトラバース(ジグザグ登り)するルートがありますが、直登ルートは登りはしんどく、下りは滑りやすいためおすすめしません。またコースタイムもせいぜい5分くらいしか変わらないので、よほどシビアなタイムアタックをしていない限りはトラバースをおすすめします。

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