勝手に夏山合宿 甲斐駒・仙丈ヶ岳


- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,276m
- 下り
- 3,542m
コースタイム
- 山行
- 0:10
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 0:50
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:07
天候 | 3日とも、曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:尾白の湯→(タクシー)JR中央線 長坂駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は北沢峠のポストに入れましたが、各小屋にもありそうです。 |
その他周辺情報 | 黒戸尾根で御一緒した方に、車で白州町の尾白の湯まで送っていただきました。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
「今年は駒仙丈に行こう」とH田さんの発案をもとに、計画を立てました。
私にとって仙丈ケ岳は、高校1年の春山合宿の折登った、人生最初の3000m峰。思い出深い山です。でも、駒仙丈と言っても、北沢ベースの往復では面白みに欠けるので、「北沢から仙丈周回、駒を登って黒戸を下山」と、我々の年齢を考えればちょっと無謀な縦走コースとなりました。
23日集合場所の高尾ではどんよりと曇った空の下列車に乗り込みました。梅雨明けを期待していたのに、それもかなわず、雨も覚悟の合宿のスタートです。
でも、笹子トンネルをを抜けると青空が広がりだしました。
北沢峠のこもれび山荘でお昼をいただき、今日の宿、大平山荘に向かいます。当初は馬の背で泊まりたかったのですが予約が採れず、「徒歩10分」、今日の行程は終了です。
時間を持て余すと思いきや、昼寝をしたり、小屋の周りの植栽を眺めたり、夕食までゆっくり過ごすことが出来ました。清潔で、手際のいい宿でした。
24日(日)星も見えない中、ヘッドランプをともしてのスタートです。途中鋸岳の展望所がありましたが、雲の中。急な樹林帯をただひたすら登ります。でも、明るくなってくると、青空が・・・、鋸、駒ヶ岳も雲の切れ間から姿を現します。遠くには八ヶ岳も・・・。
更に足元は、いたるところ花畑。シャッターばかり押していました。
さすが仙丈ケ岳、人気があるのでしょう。ツアー客が多く、稜線は渋滞気味、こうゆう山は、ちょっと苦手です(リーダーさん前後をよく見てください)。
すっかり晴れ上がった青空の下、快調に飛ばし、北沢峠へ。そして長衛小屋を経由して、今日の宿、仙水小屋に向かいました。
仙水小屋。建物はイメージと違いましたが、食事はもとよりとても過ごしやすい小屋でした。特に、翌朝は「早出をしたいので朝食は弁当で」と言ったら、「早く作るから、朝はちゃんと炊き立ての飯と、温かいみそ汁を食べて行け!」というご主人の言葉に甘え、3時30分には朝食を食べられたのは、本当にありがたかったです。
未だ、暗い仙水峠を過ぎ、駒津峰への急登にあえいでいると、駒の向こうから太陽が、そして鮮やかな朝焼け。まさに山が燃えるようでした。(ちょっと不気味です)
仙水小屋のご主人の予想通り、雲は上がり始め、六方石トラバースルートに入り駒山頂に向けて登りはじめるころには、すっかり晴天となっておりました。
山頂で武蔵野美術大学WV部の方に写真を撮ってもらいました。
でも、今日の本番はこれから始まる、「黒戸尾根」の下降です。さすがに疲れ、足下が覚束なくなった頃、7年前正月のF先輩の事故現場で、黙祷。
再度、気を引き締め直し、駒ヶ岳神社に降り立ち、今年の「夏山合宿」も無事終了いたしました。
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