甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根日帰り 同行者には試練の下りが・・・
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,363m
- 下り
- 2,368m
コースタイム
- 山行
- 10:52
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 13:05
天候 | 霧時々晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレランの聖地みたいなところなので登り易いです。 刃渡りから先は崖みたいな場所にハシゴが沢山でてきますが、注意して登れば問題なしです。 八合目の先の何の問題もないような所で同行者が足を取られて斜面を滑落しそうになりました。一見何もないような所が危険だったりします。ピストンすれば累積で2500mの登りとなるので足首やヒザへの負担も半端ないです。 ※余談ながら、今回は山梨県側から登ったので『甲斐駒ヶ岳』としました。 長野県側の戸台からの入山の場合『東駒ヶ岳』ということで('◇')ゞ |
その他周辺情報 | 日帰り温泉施設『尾白の湯』がすぐ近くにあって家族連れでにぎわってました。 820円とちょっと高め。でも200円割引券を手に入れれば620円とまあ一般的な値段に。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
備考 | カメラ忘れた。。GPSログ取れなかった〜 |
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感想
息の上がらないギリギリのペースが400m/hなので、標高差2200mそれに登り返しを含めた累積で2350mを6〜6.5時間で登りましょう♪とhamumilkさんに伝えスタート。hamumilkさん登りに強いので、私さえペース維持できれば何とかなると・・・
実際、ほぼペースを維持して途中の五合目で長めの休憩をとって他の登山者と歓談したりで7時間弱かかってしまいましたが順調に山頂に立てました。
正直なところ、展望もなく、花もなく、ひたすら登ることに集中するしかないので、あまり面白い登りではありません。歴史的な山岳信仰の聖地を登る意義や、日本一の標高差にチャレンジするという達成感を求める以外、お世辞にもお勧めできるコースではありません。
今回大勢の人がこの黒戸尾根を登ってましたが、日帰り組のほとんどはトレランでした。CT×0.5とか0.4で普通に登ってしまう人たちなので、0.7とまずまずのペースで登っている我々を高速ですり抜けて行ってしまうスピードに唖然とするばかりでした。
そんな甲斐駒ケ岳、しかし黒戸尾根は甘くはなかったですね。
下りでhamumilkさんの足がとうとう限界を迎えてしまいました。
かなり苦しそうでした。
それはそうです。谷川岳西黒尾根2回分の下りですからね。
もともと下りは苦手のhamumilkさんでしたので、
大いなる試練だったでしょう。
よく頑張りました!!
黒戸尾根日帰り登山お見事でした(^^)/
これを誇りにさらなるチャレンジ期待しています(^^♪
参考までに、
前回はソロで10時間35分のタイムでした。
登りは6時間20分。下り4時間15分。休憩が20分程度。
今回は13時間かかってますが、
登り6時間52分。下り5時間40分。休憩が2時間13分あります。
ロング系登山の場合、どこを登ってもそうなのですが、タイムは休憩時間と下りをいかに短縮するかにかかっていると思ってます。
hamumilkさんには申し訳なかったですが、下山は楽をさせてもらっちゃいました。
3度目があるかどうかは分かりませんが、次こそは10時間切り目標で頑張ってみたいかなあ〜
当初、北アルプス大天井岳日帰りを計画していましたが、北アルプスの天気が良くないと、自宅出発直前にnukaboshiさんから連絡。そして、私が甲斐駒ヶ岳に登りたい気持ちがあることを知っていたnukaboshiさんから、甲斐駒ヶ岳に変更はどう?と提案いただきました。北沢峠からの日帰りと思った私は快諾。しかし今回のテーマは、“帰宅時間を気にせず登れる日=ちょっとハードでロングなコース”だった!
そして黒戸尾根日帰り山行が始まりました。
とても長いコースなので、目標(400m/時)を決め、自分のペースを乱さず登ることを心がけました。途中トレランの方々に抜かれながら少し凹んだり頑張ろうと思ったり、休憩では登山者の方々と交流したり、厳しいながらも登ることが出来ました。
途中、道を譲ってくださった下りの方とすれ違うのに、足を踏み抜き斜面に落ちてしまいました。幸い草木のある斜面でしたが、足の疲れや集中力が途絶えると大変な事故になりかねないこと、改めて身をもって実感しました。
途中から“失速してしまった”とトレランの方と3人で歩いたのも楽しい出来事でしたね。
下りは長くて長くて・・・登り以上に辛かった!大幅に時間オーバーになってしまい、ペースを合わせてくださったnukaboshiさんには、お詫びと感謝の気持ちです。
nukaboshiさんと一緒じゃなかったら挑めなかった累計標高差2400mと云うタフなコース。貴重な経験ができました。nukaboshiさん、本当に本当にありがとう!そしてカッコいい甲斐駒ヶ岳に登れたこと、とっても嬉しかった。無事に下山できたことを、山の神様に感謝です。
七丈小屋からお供いただいた情けない登山者です。
4時間以内に登頂するつもりで登ってきましたが、七丈小屋をさかいに足が動かなくなってしまいました。
完全に黒戸尾根を甘くみてました。
以降nukaboshi / hamumilkに引っ張ってもらい何とか山頂へ導いてもらったしだいです。
返って登山本来の楽しい時間を頂いたように感じました。
hamuさんのプチ滑落も見ることができましたし、筋力、体力、精神力の限界を共有できたようにも思え、自分にとっては大変楽しい山行となりました。
どこかの山でまたご一緒したいお2人でした。
※注 山頂でのアルコールは5%未満にしましょう。
ryunchha64さん、こんにちは。
こちらこそ、山頂までご一緒できて楽しかったです。
フルパワーで七合目まで登られての失速ですから我々とは違います。
足が動かなくなってからでさえ山頂に立てたのですからスゴイと思いますよ。
下山で、hamumilkさんかなり苦しそうでしたが、途中の山小屋で出会った方々にも励まされ暗くなる前に下山できました。
次はぜひ目標達成頑張ってください。
ヤマレコでのご交流もよろしくです。
アルコールの御忠告ありがとうございます
次は5%未満にして2本持参することにしましょう
見つけてくださったのですね。先日はお世話になりました。私たちもryuncha64さんとご一緒できたこと、とても楽しかったです。ryuncha64さんがコソコソっと言うおもしろ発言に、ケラケラ笑っちゃって^^疲れた身体や気持ちが紛れて、頑張れました。
私がコロンと落ちてしまった時も、助けてくださり、ありがとうございました。ryuncha64さんも足が復活されて、無事に下山できたのですね、安心しました。
本当に、またご一緒出来たらいいですね。その時はトレランで・・・じゃないですよ(笑)私たちに合わせてくださいね(^_-)-☆
nuka隊長 hamumilkさん おつかれさまでした^_^
nuka隊長ーー
また わんこスタイルやってるしー(≧∇≦)アルコール9%飲んで下山するところさすがですね^_^
hamumilkさんも400/hキープは凄い!と思いました。
寝ていないのに良く頑張ったのですね
先日の富士山下山の速さのことはnuka隊長から聞きましたよ!
やっぱhamumilkさんは強いなーー。
2w連続での山歩きおつかれさまでした^_^
ichigoさんも富士山初登頂おめでとう
今回はのんびり山行だったようで少し物足りなかったかな
hamumilkさんはやはり登りはサクサクでした。
上部は少しお疲れ気味でしたが、それでも登り2400mをCT0.7キープですから流石だと思います。あとは下りさえ・・・
黒戸尾根は、花も少ないし、展望もあまり期待できないし、楽しく登るにはまったく適さないコースですが(;・∀・)、楽しくないのでその分登ることに集中できるかも
ichigomirukuさん♪下り、ひたすら長かったよ〜。“良く登ってきたなあ”って、下りながら何度言ったことか…。サクサク下りれるようになるには、どうしたらいいんだろう…。下りが早いichigomirukuさんに、教えていただきたいな。
コンビニでね、アルコール9%(パイン味♪)を見つけた時のnukaboshi隊長、宝物を見つけた子どもみたいな表情をしていましたよ〜(*^^*)私もいただいたのですが“この強さはマズイ!”と、一口でお返ししました(笑)ホント、さすが隊長ですよね。
今回、とても貴重な経験が出来ました。今度また、タフと言われるコースを登っても、ちょっぴり楽に感じるかもしれません。私も槍の日帰り、行ってみたいって思っているよ。
nukaboshi さん、こんにちは。
折角ここに来るのなら、もう少し寄り道して、八丁尾根から登られたら良かったかもしれません。こちらからなら、トレラン連中にあまり抜かれないと思います 。CTx0.7 なら行けるでしょう。
また、勢いがあれば、黒戸から入って鋸岳まで回って日帰りも悪くありません。鋸の稜線は、一気に人がいなくなるので、静かで良いところだと思います。ただ、岩稜は大したことないので、nukaboshi さんには退屈なコースでしょう。
私も急傾斜の下りは大の苦手。登りの方が速いことがほとんど。膝が弱いので、仕方ありません。
赤石沢の奥壁みて、ムズムズしたのではないでしょうか
でも、8合目まで登ってから本番ですので、行くの面倒ですね。まだ、バットレスの方が近いか。
流石misuzuさん、私もそちらからの周回は少し考えてました。
次ソロで登るとしたらそうなると思います。
秋の涼しい頃がいいでしょうね
概算で、谷川馬蹄程度の行程レベルとかなあ〜と。
ただ森林限界が高いので、ほとんど樹林帯というのが面白くないですね。
赤石沢奥壁はなかなかの迫力ですが、やはり登るならバットレスの方でしょうね
昔、5月連休に登りそこなってるので、一度くらいは日本最高所の岩壁に取りついてみたいものです
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