日本百名山：日帰り最難関「平ケ岳」鷹ノ巣ピストン

2016年07月31日(日) [日帰り]

• GPS: 11:27
• 距離: 22.8km
• 登り: 1,829m
• 下り: 1,812m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:50
• 休憩: 0:37
• 合計: 11:27

4:40 スタート地点
7:00 7:01 下台倉山
7:46 7:47 台倉山
8:53 8:53 白沢清水
10:08 10:14 池ノ岳
10:35 10:43 玉子石
11:21 11:21 平ヶ岳キャンプ指定地
12:11 12:30 池ノ岳
12:57 12:58 白沢清水
13:46 13:47 台倉山
14:28 14:28 下台倉山
16:06 16:06 鷹ノ巣登山口
16:07 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車中前泊

その他周辺情報

桧枝岐村「燧の湯」

写真

7/30 19:56

前夜は土用の丑の日、会津田島町に「富じ亭」に寄り相棒と一緒にうな重を食べて国道352号移動

7/30 22:04

金泉橋を渡り新潟県入り
会津からはちょうど3時間

7/30 22:23

鷹ノ巣登山口駐車場は道路沿いにありすぐに解った。
既に20台位先客がいて、バイオトイレ近くに駐車。
無料Pで広さもたっぷり。トイレがあるのが助かります。

7/30 22:30

入念に準備した車中泊グッズ。今回新調した窓ガラスを覆うサンシェードとネット袋状のドア用防虫網。視線と光を遮り、ガラス窓を開けても虫が入らず、わずかに開けて休んだが、熱気がこもらず、快適に熟睡することができた。

7/31 4:51

3時半に起床。全国から多くの登山客が来ていた。道路の反対側にもビッシリと車が駐車していました。
お湯を沸かして朝食。バイオトイレは1つしかなくて待つ列ができていました。

7/31 4:51

まだ暗い4時頃からスタートされた方の多く、やや遅れ気味に我々も後を追いました。

7/31 5:06

痩せ尾根まですぐとはあるが、急坂が続いて、後からスタートされた方にドンドン追い抜かれてしまいました。未経験である往復約25kmにもなる日帰り登山。標高差約1300m。下台倉山までの急登はゆっくり登ろう！
それでも汗が吹き出る。

7/31 5:12

眠りから覚めた双耳峰の燧ケ岳

7/31 5:19

朝日を受けて光り出す越後の山々

7/31 5:21

昨日梅雨明けとなり雲ひとつないピーカン

7/31 5:23

樹林を脱すると鷹ノ巣山
平ケ岳は遥か彼方に隠れている

7/31 5:26

痩せ尾根に立つ

7/31 5:31

夏の太陽が秘境の森に光を放す

7/31 5:33

痩せ尾根からのパノラマ

7/31 5:33

この空の下に立てた喜びに浸り、前に勧めない
「今日、来れて良かったぁ・・・」

7/31 5:34

終日ずうっと一緒の燧ケ岳

7/31 5:34

下台倉山まで続く痩せ尾根

7/31 5:35

ジリジリと音をたてるように強い日射し

7/31 5:37

7/31 5:39

7/31 5:40

7/31 5:41

7/31 5:44

7/31 5:56

7/31 5:56

まだまだ終わらない痩せ尾根

7/31 6:04

鷹ノ巣山のハート印の巨岩

7/31 6:18

7/31 6:28

7/31 6:36

下台倉山直下の岩場の急登

7/31 6:37

ここでも燧ケ岳

7/31 6:38

暑い〜・・・

7/31 6:43

7/31 6:47

7/31 6:58

スタートして約2時間。
ここが下台倉山（1604m）
登山口からの標高差は約750m

7/31 7:00

下台倉山をスルーして目指すは台倉山（1690m）

7/31 7:00

7/31 7:02

台倉山頂が見えてきました。

7/31 7:39

樹木の間から目指す平ケ岳が見えてきました。
遥かに遠〜い！

7/31 7:42

今日中に往復できるの？？？

7/31 7:43

7/31 7:44

台倉山頂までもう少し

7/31 7:48

スタートし約3時間、台倉山（1690m）。
下台倉山からは約1時間。わずかな標高差の尾根歩きでも距離がありました。
三等三角点にタッチする相棒
帽子忘れて、原始スタイル（笑）

7/31 7:50

燧ケ岳の右奥に日光白根山が見えてきました。

7/31 7:57

台倉清水

7/31 7:59

水場が無いとの事前調べだったけど、あるようだ…
途中まで下がってみたけど、もっと下がる様子なので断念。

7/31 8:47

シラビソの倒木

7/31 8:48

7/31 8:50

スタートして約4時間　　白沢清水　
ようやく3分の2まで登ってきたようです。

7/31 9:18

夏空の山頂方向

7/31 9:25

笹に覆われた直登コース
最近刈り払いされた様子で、登りやすく助かります。

7/31 9:25

どんどん高度を上げていきます。

7/31 9:25

7/31 9:32

池の岳が見えてきましたが、直登がきつい！

7/31 9:32

7/31 9:35

7/31 9:36

奥只見湖

7/31 9:38

池の岳山頂に人影がいっぱい

7/31 9:38

7/31 9:41

初めて見る広がる世界

7/31 9:42

東北最高峰の燧ケ岳と関東最高峰の日光白根山

7/31 9:42

7/31 9:43

どの方向も絶景で、どこ見たら良いやらキョロキョロ状態

7/31 9:43

7/31 9:44

ようやく平ケ岳山頂が間近に見えてきました。

7/31 9:49

7/31 9:49

越後の荒沢岳？

7/31 9:49

7/31 9:51

7/31 9:52

相棒はもう岩の上で高見の見物か！

7/31 9:52

7/31 9:52

7/31 9:53

7/31 9:59

左に切れ墜ちた花崗岩の岩場。少々スリップするので慎重に登りました。

7/31 10:02

7/31 10:02

スタート約5時間　　池の岳山頂
至仏山の右奥に上州武尊山

7/31 10:04

左が燧ケ岳、右に至仏山。中央が景鶴山？

7/31 10:08

大きな眺望に酔いしれてしまう時間

7/31 10:09

姫の池な間近です。歓声が聞こえてきて、木道を速足で進みました。

7/31 10:10

姫の池

7/31 10:10

7/31 10:11

テント場にひれ伏す相棒
ローアングルで撮影するのがポイントらしいです。

7/31 10:11

7/31 10:12

7/31 10:13

7/31 10:14

こんなに青く澄んだ池塘と出会ったのは初めてでした。

7/31 10:15

7/31 10:15

天国って、こんな感じのところなのでしょうか？

7/31 10:16

7/31 10:17

先を急ぎます。正面に平ケ岳

7/31 10:18

先ずは玉子石へ分岐を右折

7/31 10:19

あの丘のずうっと先に玉子石が待っています。

7/31 10:21

7/31 10:25

途中の池塘と荒沢岳

7/31 10:26

7/31 10:28

7/31 10:30

標高2076mの丘を更に進みます

7/31 10:31

GPSでは既に玉子石を通過していますが、まだ先の様子

7/31 10:33

池の沢登山コース（皇太子殿下コース）分岐が見えてきました。

7/31 10:34

最近修復されたばかりの木道階段
空へ登っていくようです。

7/31 10:35

玉子石への道標
風化して危険との事・・・

7/31 10:36

振り返ると姫の池は頂の更に向こうです。

7/31 10:36

ピークを下ると玉子石発見！
既に相棒が・・・

7/31 10:37

7/31 10:37

ここで行き止まりでしたが、ここにも池塘

7/31 10:37

7/31 10:39

右には越後三山の中の岳と駅後駒
八海山はその間で見えません。

7/31 10:40

7/31 10:53

7/31 10:54

玉子石の首下の部分
花崗岩で風化して砂粒状に劣化してきていました。
冬はシートで覆って劣化防止策を続けているそうです。

7/31 11:01

7/31 11:01

玉子石で早い昼食。とは言っても、朝食して7時間も過ぎていましたのでペコペコ状態。

7/31 11:05

パワーが蘇り、いよいよ平ケ岳山頂に向けてスタート。

7/31 11:06

7/31 11:07

7/31 11:08

7/31 11:15

7/31 11:17

再び荒沢岳

7/31 11:18

7/31 11:19

広い広いお花畑

7/31 11:21

7/31 11:39

あと0.8kmで山頂です。

7/31 11:46

遠かった遠かった平ケ岳山頂（2139m）
スタートして約7時間でした。

7/31 11:47

三角点　オヤ？？？カルピスソーダ
未開封で賞味期限内・・・まだ冷たいぞ？
喉はカラカラ・・・相棒と見つめあう（笑）

7/31 11:45

元気を取り戻して、絶景の中で記念撮影

7/31 11:49

7/31 11:50

7/31 11:50

天空の木道をスキップしかながら下りていきました。

7/31 11:52

7/31 11:53

姫の池遠望

7/31 12:04

分岐

7/31 12:18

姫の池
空には怪しげな雲が覆ってきていましたが、沼上はミラクルな色

7/31 12:18

波紋がこれほど美しいとは・・・

7/31 12:19

7/31 12:20

7/31 12:21

7/31 12:21

7/31 12:22

7/31 12:22

7/31 12:22

7/31 12:23

貸切状態の姫の池
シューズを抜いてリラックス

7/31 12:32

さぁ、下山しよう！
鷹ノ巣までは約10km
標高差約1200m落ちていきます。

7/31 12:33

7/31 12:34

走って行く相棒を落ちるように追いかけました。

7/31 12:43

7/31 13:42

登り返しがキツイ！

7/31 13:45

台倉山
姫の池からはまだ1時間でした。

7/31 13:51

下台倉山手前にモンスターがいました。

7/31 13:52

7/31 13:52

登る時には気がつかなかった風景

7/31 13:53

天女のように踊っている

7/31 13:56

下台倉山

7/31 14:00

7/31 14:20

ゴロゴロという雷音
怪しげな雲が迫ってきていました

7/31 14:49

7/31 15:17

7/31 15:19

下台倉山を過ぎて痩せ尾根へ

7/31 15:22

振り返ると気がかりな雷音

7/31 15:29

鷹ノ巣山

7/31 15:36

7/31 15:37

7/31 15:41

長く長く続く痩せ尾根

7/31 15:42

また振り返る。
きっと、このコースは最初で最後かな？
素晴らしい世界でした！

7/31 16:07

大腿二頭筋・大腿三頭筋・腿四頭筋は悲鳴をあげてバリバリ・ガタガタ状態でしたが、なんとか完走できました。

7/31 16:24

冷たいコーラが飲みたい！登山バッチも欲しい！
登山口から新潟側へ車で5分に位置する清四郎小屋へ。
露天風呂の看板を見つけて主人に聞くと、今はやっていないとの事。
桧枝岐村のの「燧の湯」へ移動しました。

8/1 14:07

岩場で見つけたシラビソの樹皮（化石化）と登山バッチと玉子石の欠片数粒がおみやげでした。

撮影機器：

TORQUE G01 au 京セラ

COOLPIX AW130 ニコン

感想

redtalecat

週末は好天の予報。
車中泊グッズも揃い、どこかに登りたいとアレコレ・・・
突然、武尊山からも見えた「平ケ岳」に行こう！
でも日帰り登山最難関と評される山で、一人では不安。
友人のYさんの詳細な記録を参考に会津の相棒に連絡。
一つ返事で決行。
ちょうど梅雨明けで、絶好の好天に恵まれました。
平ケ岳の距離の長さの厳しさを叔父からも聞いていたので、いかに装備を軽量化できるかがポイントでした。
トレランされていた方が2名いましたが、田中陽希氏のようなスピードで登っていきました。
余計な物は一切持っていない様子。
私も相棒も、昼食と行動食とハイドレに水2リットル+500ccのソルティライチと雨具。
ハイドレの水はまなぬるくて飲みにくく感じて、一度に一口程度。飲むよりもうがいをする事が多かったようで、終ってみると1ℓ余っていた。
その分を軽量化できれば、もっと負担は軽かったかもしれない。
このコースは標高差も距離もたっぷりあって、登る方は少ないのかと思っていたが、老若男女、中には小学生の少女までいて、凄いピッチで急坂を登っていき驚いてしまいました。
自分のペースでは、いくら軽量化してもついてはいけず、「・・・マイペース・マイペース」と言い聞かせながら登りました。
それでも12時間以内で下山したい目標があり、取り戻す為には平坦な木道は走り、下山はストックでバランス維持しながら駆け下りました。

「苦あれば楽あり」
大汗をかいて池の岳まで乗りきると正にそこは天国。
越後・北関東・東北が一望できる花園。
強い夏の日差しと青い空。心地よい風。
疲れなど忘れてしまいます。
本当に厳しくも癒される素晴らしい平ケ岳に感謝！
お天様と相棒にも感謝！
http://www.digibook.net/d/e3d487b7b0ce9cc8e15ea9d468ad0ade/?viewerMode=fullWindow

コメント

pi-ti

車中泊グッズ
お疲れさまでした。
予報に反して快晴でしたね(^o^)　羨ましい限りです
車中泊グッズには興味津々。今、色々なグッズが出ていますよね。それも高い！！
私も安価な方法で作ってみようとあれこれやっているところです。
でも　どうしてもフラットにならなくて。
フィットじゃ無理なのかな・・・？？？
フラットにする方法でいいものがあったら教えてくださいね。
お願いします<m(__)m>

redtalecat

Re: 車中泊グッズ
おかげさまで無事に完走することができました。
初めて登る山でも、土地勘とでも言うのか？この先にどんなところが待っているかが頭に残っていたので、ペース配分も成功したと思っています。
玉子石はpi-tiさんが引き返したポイントよりもずうっと先にありました。
確かに国土地理院の地図では同じように通過してしまっていましたよ。
雪原と違って木道以外は歩けないので迷うこともありませんでしたが、あの広い草原ではＧＰＳがないと歩けませんよね。
車中泊は熟睡できたので体調もベストで挑むことができました。
越後駒ヶ岳の登山口もあの道路を少し行ったところでしたので、近々行こうかなって思っています。でも、中の岳は遠いですねぇ〜。そしてデカイ！
最近の山は、いつもpi-tiさんの足跡探しが続いていますよ（笑）

pi-ti

Re[2]: 車中泊グッズ
暢さん　
車中泊グッズの盛りだくさん情報をありがとうございました。
とっても参考になりました。面白そうですね！！
CANONさんの車が羨ましかったのですが、私のも車中泊仕様になりますね

今年の秋は是非　相棒さんと　巻機山のヌクビ沢コースへいらしてくださいね。
お勧めですよ〜