「試練と憧れ」の剱岳へ(早月尾根)

2016年08月02日(火) 〜 2016年08月03日(水)

• GPS: 27:54
• 距離: 17.1km
• 登り: 2,471m
• 下り: 2,465m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:11
• 休憩: 1:06
• 合計: 10:17

4:34 馬場島
5:14 5:14 松尾平
8:30 8:36 早月小屋
11:25 11:44 カニのハサミ
11:53 12:14 剱岳
12:18 12:38 カニのハサミ
14:51 早月小屋

2日目

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:58

5:31 早月小屋
7:54 7:54 松尾平
8:29 馬場島

天候

第一日目 曇り 後 小雨
第二日目 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島の無料駐車場を利用

写真

8/2 4:35

長丁場なので、(少し明るくなってヘッデン不要な)日の出前に馬場島をスタート。

8/2 4:41

無事な登山を祈ります。

8/2 6:04

前夜に馬場島に到着した時には降っていた雨はあがり、少し青空も見えています。

8/2 7:57

これはなんという鳥？？

8/2 8:28

早月小屋手前の開けた場所。
ガスの中で眺望はありませんでしたが、ここまで良いペースで来れている＆雨は降っていないので、早月小屋で一休みの後、剱岳山頂アタックを決定。

8/2 9:31

このあたりから山頂までは、全く気の抜けない岩場・鎖場・ガレ場等のオンパレードです。

8/2 9:38

こんな岩場も何か所もあり・・・

8/2 9:59

早月小屋からカニのハサミの区間は、高山植物も多種あり。(張り詰めた神経を花で癒す)

8/2 9:59

8/2 10:15

8/2 10:15

8/2 10:19

8/2 10:20

8/2 10:40

写真に写っているのは、スタートから私とほぼ同じペースで歩いていて休憩ごとに色々話をさせていただいた方で、日帰りだそうです。
この方はヘルメットを持ってないということで、念のため先に登っていただきました。
私のヘルメットからは、汗がポタポタと滴り落ちています・・・

8/2 10:48

8/2 10:52

あとわずか700m・・・なのですが、ここから頂上まで一時間もかかっています

8/2 11:17

このあたりが「カニのハサミ」？(銘板等見つけられず)

8/2 11:18

事前に調べていなかったら、このボルトに足を掛ける決断ができたかどうか・・・

8/2 11:45

山頂まであと少し。

8/2 11:51

「試練」を乗り越え、「憧れ」の剱岳山頂に到着！
(ガッツポーズも座り込んだままでは恰好がつきませんねえ・・)

8/2 11:54

憧れの山の三角点をパシャリ。

8/2 12:08

うっすら太陽が見えているので山頂で15分ほど休憩しましたが、残念ながらガスは晴れず。

8/2 12:20

下りは登り以上に集中力を要します。

8/2 12:43

小雨が降りだした直後に雷鳥登場。
今回もこちらを向いた写真は1枚も撮れませんでした。

8/2 12:43

写真は撮り損ねましたが、この後、なんと雷鳥は飛び去っていきました。
雷鳥って飛ぶんですね・・・初めて見ました。

8/3 4:47

お世話になった早月小屋。
二日目の朝、青空が見えていますが、この日登られた方々は山頂からの絶景を堪能できたのでしょうか？

8/3 6:17

登りで見落としていた三角点をパシャリ。
ググッて見ると「主三角点」というのは明治時代に設置された古い物だそうです。

8/3 8:24

無事、馬場島に到着。

撮影機器：

OLYMPUS VH-510 オリンパス

感想

tmatsuka

憧れの剱岳へ。

天気予報と睨めっこしながら出発、久しぶりの単独行です。
基本の計画は
一日目：馬場島→早月小屋・小屋泊
二日目：早月小屋⇔剱岳ピストン・小屋泊
三日目：早月小屋→馬場島
とし、一日目の早月小屋に9時までに到着＆体力に余裕あり＆この時点で雨が降っていなければそのまま剱岳アタック、という方針です。
目論見どおり、9時前に早月小屋に付けたので、
一日目：馬場島→早月小屋⇔剱岳ピストン・小屋泊
二日目：早月小屋→馬場島
の行程となりました。

早月小屋から剱岳山頂への道は距離わずが2.5Kmほどなのに、登りコースタイム3.5時間・下りコースタイム2.5時間！！
岩場・鎖場・ガレ場など、ひとつひとつの場所は超難所という程ではないのですが、それなりの難所が切れ間なく続いているので緊張の連続となり、肉体的な疲れより精神的な疲れが蓄積していく感じで、まさに試練の山歩きでした。

ガスで山頂からの眺望は見れませんでしたが、憧れの剱岳山頂に無事登ることができ、雷鳥が飛ぶ姿も見れたので、大満足の山行でした。