富士山(上り:プリンスルート、下り:御殿場ルート)
- GPS
- 27:27
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,576m
- 下り
- 2,524m
コースタイム
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:51
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 3:28
- 合計
- 10:28
天候 | 雨〜霧〜晴れ〜曇〜雨〜曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
Out) 御殿場口五合目 |
コース状況/ 危険箇所等 |
落石注意の掲示も出ていましたが、宝永火口を登っている最中に火口の上端付近で小さな落石が起こったのを見ました。富士山全般がそうだと思いますが、落石には要注意と思います。その他は特に危険な箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 下山後、御胎内温泉でさっぱりしました。 http://www.otainai-onsen.gr.jp/ |
予約できる山小屋 |
御殿場口七合四勺・わらじ館
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
マスク
膝サポーター
|
---|
感想
今年で3回目の富士山。前2回は吉田ルートだったので、今回は上りをプリンスルート、下りを御殿場ルートとしました。車は御殿場口新五合目駐車場に置き、タクシーで富士宮口五合目まで行きました。(計画では、御殿場口新五合目から水ヶ塚駐車場まで路線バス、そこからシャトルバスの予定でしたが、途中の高速道路で事故渋滞に巻き込まれて乗り遅れてしまいました。)
富士宮口五合目ではいきなり幸先悪い生憎の雨模様でした。が、宝永第一火口縁まで来たら雨もやみ、時折霧も晴れて宝永火口全体を見ることができました。
宝永火口は、その中に見える登山路に見えないぐらい小さな登山者の姿を見て、そのスケールに圧倒されました。(同時に、えー、あれを登るの〜…と愕然としました。)案の定、火口内の上りではザラザラとした砂利(?)で歩くたびにズルズルと足元が崩れただでさえ登り坂がきついのに、更にこうした足場に慣れていないために宝永馬の背まで相当な時間がかかりました。
一日目は七合五勺の砂走館に宿泊。御殿場ルートは登山者も少ないせいか急かされることもなく、あたたかく迎え入れていただき、のんびりと寛げました。夕食のカレーもおかわり自由だったので、体力の回復と称してガツガツといただきました。夜中にトイレに行った際、見上げた夜空は天の川や無数の星々が広がっていて、それだけでも富士山に来て良かったなとも思いました。
翌朝、小屋の前で御来光を拝み、朝食をいただいて出発。御殿場ルートは吉田ルートと違って標識にあと何キロといった表示がないのと八合目以降は目印も少ないので、あとどれぐらいで山頂に着けるのかがわからず、ひたすら修行のように、あ〜苦しい、辛い〜と心の中で呟きながら相当なスローペースで登りました。
幸い無事に登頂でき、富士山頂郵便局から郵便を出したり、登山証明書を貰ったり(買ったり)し、その後は、昨年とは反対に反時計回り(邪道らしいですが)でお鉢巡りをしました。今回は天候はあまり安定せず(金明水の辺りで雨に降られました)、山頂からは剣が峰を含めて結局下界を見ることはできませんでした。次回以降の目標にしたいと思います。
山頂でのんびりとし過ぎたので、(私にしては)早いペースで再び砂走館まで下り、預けていた荷物を引き取って、更に下りました。今回の富士山の一つめの目当ては宝永火口を体験することでしたが、もう一つの目当ては大砂走りを走って下りてみることでした。生憎かなり濃い霧であまり先が見えない状況でしたが、石が少なくなってきた辺りから恐る恐る走ってみました。(端から見れば早歩き程度でしょうが。)が、期待していたほど楽に下山できるものではなく、すぐに息が上がってしまいました。いくら下りとはいえ、走るのだから当然と言えば当然だったかもしれません。その後、急に足や膝に負荷をかけて小走りしたのが原因で、次郎坊の辺りで左膝が腸脛靭帯炎の激痛が発生し、その後は急激にペースダウンして左脚を引きずりながらの下山となりました。
良いことも辛いこともありつつも、無事に登って下りてこられて今回の富士山登山はとても印象に残るものとなりました。とはいえ、まだ富士山頂から下界を眺めるとか、足や膝を痛くしないで登るとか富士登山でまだ達成できていないこともあるので、また来年チャレンジしたいなと思いました。
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