折立から薬師岳

2016年08月05日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,742m
• 下り: 1,730m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:03
• 休憩: 1:28
• 合計: 8:31

5:14 スタート地点
5:16 5:16 十三重之塔 慰霊碑
6:11 6:11 青淵三角点(青淵山)
6:20 6:20 積雪深計測ポール
7:32 7:40 太郎平小屋
7:51 7:51 薬師峠
8:18 8:18 薬師平
8:51 8:51 薬師岳山荘
9:19 9:19 薬師岳避難小屋跡
9:31 9:54 薬師岳
10:17 10:17 薬師岳山荘
10:55 10:55 薬師峠
11:10 12:07 太郎平小屋
13:03 13:03 青淵三角点(青淵山)
13:45 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北陸自動車道立山ICから有峰林道（有料1900円）亀谷料金所を経て折立登山口へ
駐車場、トイレ、キャンプ場あります。
尚、有峰林道は、20:00〜6:00までの夜間、道路交通法に基づく車両の通行の禁止規制がされています。折立キャンプ場(所要時間約40分)まで行く場合…19:20までにゲートを通過しなければいけませんのでご注意ください。

その他周辺情報

登山後には亀谷温泉白樺ハイツで入浴（大人610円）可能です。
http://www.shirakaba-toyama.com/

写真

折立登山口駐車場。前日午後8時頃到着でほぼ満車状態でした。

登山口。右手には管理棟、左手にはトイレと自販機があります。

十三重の塔。遭難した13名の愛知大学生の慰霊碑だそうです。

青淵三角点。

積雪深計測ポール。かなり大きいです。

太郎兵衛平へと続く雰囲気のいい登山道。

ミヤマアキノキリンソウ

イワショウブ

いい感じの太郎平小屋。水の補給はこちらで。

ちょうど物資を届けにヘリが飛んできました。

薬師峠のテン場。こちらも水場、トイレ有。

薬師峠からは樹林帯の沢沿いの道を進みます。

さらにこの岩場を登ると・・・

見晴らしの良い薬師峠に到着。

男前な黒部五郎岳。

こちらは女性的な雰囲気の北ノ俣岳。

チングルマ。

ヤマハハコ。

ミヤマリンドウ。

ハクサンフウロ。

ニッコウキスゲ。

ウサギギク。

キキョウ。

薬師岳山荘。後ろに見えるピークが頂上かと思ったら・・・

東南稜分岐という手前のピークでした。避難小屋が建っています。

さらに稜線をトラバースするように進むと

ようやく山頂に到着しました。

頂上付近のケルン。

祠には薬師如来が祀ってありました。願い事をたくさんしたのでお賽銭入れときました。

祠の右側には二等三角点がありました。

特別天然記念物に指定されている薬師岳圏谷群のひとつ金作谷カール。迫力ありますね。

こちらは中央カール。

雲があがってきそうな感じなのでそろそろ下山します。

薬師峠から太郎兵衛平への登り返し。

お昼時とあって大繁盛の太郎平小屋。小屋に寄り添う感じの太郎山がかわいいですね。

太郎平小屋で記念に購入しました。

8/5 13:45

お疲れさまでした。

撮影機器：

EXILIM EX-H60 カシオ

感想

2702

当初、穂高方面の山に行く予定でしたが天気予報が微妙な感じだったので急遽、確実に天気が良さそうな薬師岳に変更。登り5時間、休憩1時間、下り4時間、計10時間と想定し、余裕持って前日に車中泊することに決め一路折立登山口へ。有峰林道の亀谷ゲートに到着したのがギリギリの7時過ぎでしたのでちょっと焦りました。平日だし昼〜夕方下山して帰る人がいるので駐車場の心配はないだろうと思っていましたが、ほぼ満車で残り数台のスペースしか空いてませんでした。前日入りして良かったと思います。

【登山口〜青淵三角点】
ブナ林〜針葉樹の樹林帯の中を進みます。展望はほとんどありません。コースの中では比較的急で多少ガレたところもありますが割と登りやすいです。

【三角点〜太郎平小屋】
三角点から多少アップダウンを繰り返した道を抜けると展望が良くなり有峰湖や遠くは剱岳まで望めます。比較的緩やかで木道を通って丘状の草原の中を歩くのは気持ちいいです。ただ丸石を敷き詰めてある登山道は登りはいいのですが下りは足裏に結構きますし足を挫かないように注意したほうがいいと思います。

【太郎平小屋〜薬師平〜薬師岳山荘】
一旦、テン場のある薬師峠まで下りそこから樹林帯の濡れた沢沿いの急な登りとなります。特に下りでは滑らないように注意したほうがいいと思います。雨が降るとここは結構つらいもんがあるのではないでしょうか？樹林帯をぬけさらに岩場をすすむと見晴らしの良い薬師平に到着します。ここからは花の種類も多く最盛期に来ると最高だろうなと思います。ここからさらにザレた急登を進むのですが、ほどなくして薬師岳山荘に到着します。ちなみに自分はこの登りあたり（標高2500付近）から少々息苦しくなってペースが上がらなくなって来ました。

【薬師岳山荘〜山頂】
薬師岳山荘から見えるピークに祠らしきものが見えたのでお疲れモードでしたが気合い入れて登ると実はそこは手前の東南稜分岐と呼ばれる場所で祠に見えたのは避難小屋でした。（道中ずっとここが山頂だと思ってました。）気を取り直してここからさらに見晴らしの良い稜線をトラバースするように進むとようやく山頂に到着しました。山頂は天気が良かったおかげで展望も良く、個人的には祠の裏手から見える金作谷カールと剱、立山方面の一連の景色が素晴らしかったです。

山頂から下山し太郎平小屋で休憩している頃から霧がかかりだし展望がほとんどきかなくなりました。前日泊で早めに出発しておいて良かったです。今回前述した通り急遽予定変更したため事前の下調べ不足で、余計な荷物を持っていったり見逃してしまったポイントなどありましたが、天気に恵まれたおかげでいい山行になったと思います。もう少し時間に余裕が出来たら次回は黒部五郎〜鷲羽〜水晶〜雲ノ平と回ってみたいと思います。夏休み期間ということもあり大きなザックを担いでテント泊されてる学生さんをたくさん見かけましたが羨ましい限りです。