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Yamareco

記録ID: 93275
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍

焼岳

2010年05月01日(土) 〜 2010年05月03日(月)
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morimoto その他2人

コースタイム

5/2
7:30 出発
7:20 ウェストン碑
7:30 焼岳登山口 
8:20 雪道のため「スパッツ」をつける。
9:40 雪が多い。 アイゼン装着。 鉄のはしご通過
10:05 6人パ-ティ-が引き返してきた。
 聞くと、この先の雪の急斜面が登れない、登っても降りるのが危険 という。
10:10 急斜面が見えるところまで登ってみたが、先行の登山者も斜面で苦戦している。
 あの斜面はアイゼンにピッケル、更にザイルがあれば安心して登ることができる。
10:20 引き返す
11:00 昼食 おにぎりとラ-メン



    
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
どこまで行っても1.000円高速。 ありがたいですね。
沢渡駐車場に車を預けてバスで上高地へ。
コース状況/
危険箇所等
          2006年アルプスの旅 第37次合宿 報告書
   <連休で賑わう上高地 & 雪の斜面で立ち往生しました焼岳の巻>

<日時>:2010年5月1日(土)〜3日(日)
<参加者>:岩谷 中川殿下 森本 (井谷先生は欠席・オワセ奥様も欠席・寺井女史も欠席・佐久間君は備後の国へ転居したのでこれまた欠席)
<天気> 良好(日頃のおこないは決して良いとはいえないが・・)
3日間 ずっと晴れもよう 連休中こんなに好天が続くのは珍しいです。
上高地からは終日、雪の穂高連峰が望めました。

*トピックスtopicsの巻

<山はまだ冬:残雪多し焼岳ル-トに手を焼く>
今回も目的の山には雪にはばまれて、登頂できませんでした。 ちゃらりらり〜〜ん。
(言い訳は書きたくないし、言いたくないがあえて書きますと…以下)
今年は連休直前まで寒い日が続き、山々には例年になく残雪が多く、夏道は雪におおわれており、特に急斜面に残った雪が問題でした。
(かげのこえ)夏はホイホイ登れるからってナメたらあかんでよ。
 
<奇跡ですか? 混まない高速道路>
ゴ-ルデンウィ-クの高速道路は大渋滞が予想されていました。
特に5月1日は中央道で40kmの渋滞予想がでていました。
…・ところが 奇跡や奇跡 ス〜イスイ 行きも帰りもス〜〜イ スイ
渋滞なんてどこの国の話?
これはテレビやラジオで、連休の渋滞予想が何度も繰り返し放送されたので、出かける人がコ-スを変えたり予定を変更したためと思われ、更に皇室のお忍び旅行で一般人に注意をうながしたためと思われます。

<日程が予定通り消化できました>
焼岳登頂失敗を除き、3日間の日程は全く狂うことなく実行されました。
過去36回にわたる2006年合宿としては珍しいことであります。
これは中川殿下の的確な状況判断によるものと思われます。

<チェックイン後の身の置き場について考える>
今回は2泊とも、ホテルや旅館です。
報告書に「チェックイン」などという言葉がでてくるのは、我々にとってはあまりなじみの言葉ではありません。
チェックインしてしまうと、もう何もすることがありません。
殿下のように服を着替えてハンガ-に吊るす必要もありません。
それに比べ、テント泊の場合は1・テント設営 2・食事の準備 3・寝る準備等など様々な作業がひかえております。
旅館は食事の準備からふとんのあげおろしなどすべてやってくれます。
風呂にドボンとはいってさっと出たらあとは廊下の散歩程度があるだけです。
「日常」が信州に移動してきただけのような気がします。
やはり、自然の中でのテント泊(非日常)がよろしいようですが、テントと食料、寝袋などをかつぐと腰がくだけます。

アルプスの稜線をテント、シュラフ、食料を特大キスリングに詰め込んで飛ぶように歩いていた頃が懐かしい。

* コ-スタイムの巻
5月1日(土) 天気:晴れ 気温やや低め さわやか
★ 今日は1972年北鎌尾根で転落死した山中真文君の命日です★
9:00 定刻に近鉄中川駅 集合 3名はうらえの車に同乗
<車の提供、いつもありがとうございます>
Topicsでもふれたように東名阪・伊勢湾岸道・中央道ともに渋滞はなく
15:45 沢渡 到着 車を預けてバスに乗り 上高地へ
新しい釜トンネルを抜けると左手に小さな噴煙をあげる焼岳が見えた
「白いな〜 雪がだいぶ残ってるみたいだな〜」
「新緑の季節やというのに、木に若葉がついてない」
「冬みたいな風景やな〜」
それでも2年ぶりの上高地は連休と好天気で家族連れや登山者でたいへんな人出でした。
<河童橋>長さ36m 芥川龍之介の小説「河童」の舞台。
  梓川上流に見える雪の穂高連峰は、左より西穂、ジャンダルムをはさんで奥穂、吊尾根を通って前穂、明神とパノラマる(新語)
16:40 観光客でごったがえす河童橋を渡って、西糸屋旅館チェックイン 風呂
19:00 夕食  その後、な〜〜んにもすることない…9時頃には寝てしまう

5月2日(日)天気:晴れ  今日は焼岳(2.455m)に登る日
4:30 起きたけど早すぎる…散歩に出たけど寒すぎる・・部屋にもどると
5:00 皆さんは起床していたが朝食までに2時間あります
7:00 朝食→ 7:30出発 <見たまえ!!このすばやい行動を!!>
7:20 ウェストン碑 通過
<予定> 11時に焼岳頂上に立てば、嘉門次小屋で「岩魚で一杯」が可能。
11時までに頂上に立てなければ、引き返す。
7:30 焼岳登山口 ここから西穂への道と分かれる
8:20 雪道のため「スパッツ」をつける。
<Memo>M「あっ・・スパッツのゴムがない・・」
     I「ヒモでくくれば・・」
     M「ヒモは荷物といっしょに旅館に預けてきた・・」
     再びM「あった!!スパッツについとった・・」
     Iなんだか知らないけど「報告書に書くべき」
     N「……・・」
(書きましたよ。これでいいのですね。今回はチョンボが少ないのでちょっとしたことが目立つのです)
9:15 会長さんより
 「ダウンをしなさい!!」
と注意を受けて、しばらく休憩。
9:40 雪が多い。 アイゼン装着。 鉄のはしご通過
10:05 6人パ-ティ-が引き返してきた。
 聞くと、この先の雪の急斜面が登れない、登っても降りるのが危険 という。
10:10 急斜面が見えるところまで登ってみたが、先行の登山者も斜面で苦戦している。
 あの斜面はアイゼンにピッケル、更にザイルがあれば安心して登ることができる。
10:20 引き返す
11:00 昼食 おにぎりとラ-メン
13:30 河童橋までもどる。
    天気がよいので家族連れや若いカップルなどまるで京都の嵐山のような人出だ。
    ソフトクリ-ムを食べる。
13:30 西糸屋旅館に預けていた荷物を受け取った後
  <目指せ!!嘉門次小屋!!岩魚(いわな)の塩焼きが待っている!!>
<クレ-ム>:「岩魚の塩焼きで一杯」が今回の合宿のメインイベントでしょうか?
会長さんは、上高地へ来たら必ずここへ立ち寄る熱狂的な嘉門次ファン。
1992年8月、第11次合宿で奥穂高へ登ったあと台風がきて、横尾に張ったテントを放ってここまで逃げてきた。 あの時の岩魚と冷えた体に熱燗の味が忘れられない。
あれから18年も経った。

梓川右岸の道を行きながら 中川殿下は、遊歩道、遊歩道へと我々を導きなさる。 
梓川右岸道Azusa-gawa River Right –shore Path <殿下は遊歩道がお好き!!>
井谷氏がいないので話題がついついアカデミックになってしまう。
遊歩道ゆく殿下のうしろにおつきが2名(ゲゲゲのきたろう)

14:30 明神 嘉門次小屋 到着
岩魚焼く塩こぼれけり石の上(堀端蔦花)
岩魚焼く昔とおんなじ囲炉裏端(ゲゲゲのきたろう)
18年前と同じ様に囲炉裏があって、炭火で大きな岩魚を焼いていた。

16:20 氷壁の宿 徳沢園 御到着
ただちに「チェックイン」 あと何もすることなし徳沢園
(トピックスの項・参照のこと)
本日の歩数 23.638歩

5月3日(月)天気:晴れ
6:00起床  7:00朝食  7:15出発
井上靖の小説で有名な「氷壁」の舞台は「前穂高・東壁」
7:55 新村橋にて猿と鉢合わせ 威嚇される
8:20 奥又白谷 見学
8:45 徳沢園までもどりコ-ヒ-タイム
9:00 徳沢園 出発 帰路につく 
9:55 明神 帰りは梓川左岸を通る
11:10 小梨平キャンプ場横通過 飛ばしすぎて足が痛い…
12:10 沢渡駐車場 ここで会長さんは温泉にはいりたがっていたのだが、先を急ぐ殿下に押し切られ、温泉は「パス」となりました…。
12:30 手打ち蕎麦屋「みどのロッヂ」にて盛りそばの大を食べる。
昔、ここへ寄りました(会長さんは記憶にありません)
行きも帰りも「1.000円高速」 奇跡的に渋滞にまきこまれず。
17:50 近鉄中川駅前にて解散


今年の合宿はこれで終了しました。
しばらく休んで、来年(2011年)夏 再開します。
候補地として 「夏の焼岳・リベンジ」 「北海道・大雪山」 「青森・八甲田山」
などがあがっていますが、欧州アルプス遠征が来年なのか? 来年以降になるのか?
今後のスケジュ-ルに不透明な部分もあります。

          2010・5・4 森本

    
2010年05月02日 14:16撮影 by  PENTAX *ist DL , PENTAX Corporation
5/2 14:16
2010年05月02日 10:13撮影 by  PENTAX *ist DL , PENTAX Corporation
5/2 10:13
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