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Yamareco

記録ID: 933221 全員に公開 沢登り 丹沢

水無川本谷

情報量の目安: A
-拍手
日程 2016年08月05日(金) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
, その他メンバー1人
天候曇り時々晴れ
アクセス
利用交通機関
車・バイク
戸沢
・アプローチの戸川林道は途中少々ダートなのでセダン系車はお腹を擦らない
 ようご注意。
・河原に詰めて十数台
・トイレあり(旧式)、紙なし
・登山届ポストは昨年春に撤去されたので、戸川林道上の滝沢園キャンプ場入口
 分岐に新設されたものを利用ください
 (登山計画書、登山届の提出はすべての登山者が行う必須行為です)
コース状況/
危険箇所等
■水無川本谷
  渓相は決してきれいとは言えないが、点在する滝登りがこの沢の魅力です。
  入渓者が昔から多く事故も過去多発していますので、秦野市遭対協により
  主な滝にはF(フォール:滝)ナンバーの看板が設置されています。
  これは有事の際の通報時に場所を知らせる目的で設置されています。

仝預瑤ら天神尾根に続く登山道を5分進み、右側の源次郎沢に架かる堰堤手前を
 渡って石段を登り、更に右側を流れる水無川本谷の右岸(流れの左側)を歩く。
 15分ほど歩くとF1(2条10m)。
 左手に架かっている古く太い鎖沿いに上がる(卦蕁檗砲、流芯のすぐ左側を
 少々シャワーでクライミング(卦蕁法ただし後者は残置ハーケン類はないので
 フリーで登れる力が不足している方は素直に鎖沿いに登った方がよい。
 またこの鎖も同時期に設置されたF2、F5で数年前に切れだしているので
 いつ破断するかわからないから要注意。
 落ち口は特に注意。セカンド以下もロープは少し離れた安全圏に行ってから
 解除しよう。
 ここでセドノ沢との二俣になる。水量比はほぼ1:1。

∈犬遼榁にはすぐF2(6m)が架かる。
 左側の鎖は数年前に途中で切れてしまったので、ロープをFIXしている。
 右壁にも残置ハーケン&スリングが2本下がっているのでここを登る。(卦蕁棔
 さらに上部にもハーケンが1枚残っている。
 落ち口へ抜けるところが慣れていないと少々怖い。
 終了点は2m上流。
 少し歩けば左岸側に大きなルーフ岩が2つ続いている。上流側には昔のアブミ
 クライミングルートが拓かれている。

しばらく遡れば少しゴルジュになり、F3(8m)が現れる。
 右壁を登るが残置は少なく落ち口へトラバースするのでテンションは絶対に
 できない。リード者は自身でハーケン等を決め登るが、なるべく残置しないのが
 今の登山界の趨勢だ。
 後続者は回収しながらクライミングするが、トラバースルートなので、回収後に
 落ちてしまうと大怪我以上必至のため、決める位置などリーダーは充分配慮すべき
 であろう。(卦蕁棔
 高巻きは手前左手の少し苔状の壁を残置ロープと鎖上に登るが、落ち口に向け
 下降トラバースしており、一部スタンスが外傾している箇所もあり、落ち口へは
 一段下りなければならない。
 ここの鎖も前述と同時期に設置されたもので、一見しっかりしてはいるが、いつ
 欠落してもおかしくないと考えるべきであろう。
 カウテールを使って慎重にこなしたい。(卦蕁

ぢ海F4は3m滝の連瀑で右壁に比較的新しい鎖がトラバースするように付けら
 れている。(教蕁棔
 すぐにF5(2条10m)。右壁の鎖はやはり数年前に下部が破断してしまって
 PPロープでつなげてある。この鎖沿いに登る。
 終了点はRCCボルト×2、リングボルト×1。カラビナを使う際テコの原理が
 働かないよう荷重方向に注意。(卦蕁棔
 高巻きは右斜め上に戻るように張られたPPロープ沿いに登る。
 一部足元がザレているが抜ければ落ち口に出られる。
 この30m上流で書策新道(現在廃道)が横断していて、古い標識(1180mと
 書かれているが、ここの標高は880mだ)が設置されている。
 ここまでの遡行で時間が押している場合は、10m下流側右岸にPPロープが
 垂れ下がっている箇所を上がれば頼りない木組みのハシゴがあり、明瞭な書策
 (かいさく)新道※渋谷書策さんが作られた道 が戸沢に向かい続いている。
 ただ本谷に近い箇所は相変わらず崩壊気味で過去滑落死亡事故も起こっている
 ので要注意。一般登山者の道迷い〜転落事故が多数起こっているので秦野遭対協
 では自粛要請をしている。

ゾ滝を越えていけば左手奥に2段40mの草付き涸棚が見えてくる。
 沖ノ源次郎沢出合のF1(20m卦蕁棔銑元蕁法F2(20m元蕁銑控蕁砲澄
 すぐに右手から水量比2:1で木ノ又大日沢が合わさる。
 左の本谷にはF6(6m)が架かっている。
 右コーナーを残置頼り(最近下部が切れてしまったようだ)に強引に登るか
 木ノ又大日沢二俣の右岸尾根(左側のこと)から落ち口に高巻ける。

ε精澆垢訃滝を越えていくと標高1040m金冷シ沢との二俣。水量比2:3。
 金冷シ沢は連続する小滝のすぐ上流に2段15mのこの沢の大滝がある。
 右の本谷をしばらく遡っていくと1140mで左から2段15m滝が支流で合流。
 さらに進めば水無川本谷の大滝F8(2段25m)が堂々と落ちている。
 (※F7は看板のみで滝は昔崩れている)
 F8は崩壊激しく非常に脆いので現在は登れる代物ではない。
 右手ザレの上に見えている残置ロープを辿って大きく高巻くが、上部で2本の
 ガレ沢を横切らねばならず、特に2本目のガレ沢の乗越しは悪いので要注意。
 乗り越したら沢に向かって下りている踏み跡を下る。

標高1200mで右から3m小滝を架ける支沢が水量比ほぼ1:1で合わさるが
 こちらに入ると大きなザレ場になってしまうので入らない方がよい。
 1240mで水量比1:2で右から合わさる沢に入るのが一般的だ。
 入ってすぐにF9(10m ※F看板は割れて落ちてしまった)が架かっている。
 登れなくはないが非常に脆いので、右側を戻るように尾根に登り高巻く方がよい。
 次第にガレとなりアザミの群生が目立つようになって右手の浅い尾根状を詰めて
 いけば表尾根に出て遡行は終了。

┣執澆聾預瑤肪鷦屬靴燭覆蕕仟臍卮根〜天神尾根、読図力があれば源次郎尾根、
 木ノ又小屋裏手からホソノノ尾根〜書策新道など。
 救助側からの視点であるが、遡行終了後の一般登山道のつまづきなどの事故を
 よく聞く。
 渓流シューズを履き替えたら、それと一緒に緊張感も解除してしまうのであろう。
 ハイキングの事故も悪い箇所ではなく、それを越えた何でもない箇所での事故が
 半分以上だそうだ。
 完全に下山するまで緊張感を保持し、リーダーは少しでも悪い箇所があれば
 メンバーに「この石、浮いているからね」とか「ここ滑るから注意ね」と
 必ず口に出してコミュニケーションすることがとても大切だ。

■丹沢に限定した沢登り記録集↓ (すべてkamogの記録です)
 http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図 [pdf]

写真

F1登るNさん
2016年08月05日 10:02撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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F1登るNさん
F2の上流にあるルーフ岩
2016年08月05日 11:12撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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F2の上流にあるルーフ岩
F3が見えてきました
2016年08月05日 11:26撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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F3が見えてきました
右岸側の巻きルートに取り付きます。
高巻きといってもここはかなり慎重にならなければなりません。
2016年08月05日 11:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右岸側の巻きルートに取り付きます。
高巻きといってもここはかなり慎重にならなければなりません。
1
トラバースする鎖はブッシュに隠れています
2016年08月05日 11:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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トラバースする鎖はブッシュに隠れています
2
F3落ち口に出る所は特に慎重に
2016年08月05日 11:39撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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F3落ち口に出る所は特に慎重に
1
F5
今日は沢でのリードを学習したいというNさんのためにランニングを設置しリードしていただきました
2016年08月05日 11:51撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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F5
今日は沢でのリードを学習したいというNさんのためにランニングを設置しリードしていただきました
2

感想/記録
by kamog


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