甲斐駒ヶ岳（黒戸尾根＆御来光）

2016年08月06日(土) 〜 2016年08月07日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.2km
• 登り: 2,451m
• 下り: 2,455m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:20

7:10 尾白川渓谷駐車場
7:50 8:00 竹宇駒ヶ岳神社
9:30 9:50 笹の平分岐
12:40 13:00 刃渡り
13:20 13:40 刀利天狗
14:10 14:30 五合目小屋跡
15:30 七丈小屋

2日目

• 山行: 9:40
• 休憩: 1:20
• 合計: 11:00

3:30 七丈小屋
4:00 八合目御来迎場
5:40 駒ヶ岳神社本宮
5:50 6:50 甲斐駒ヶ岳
7:00 駒ヶ岳神社本宮
7:30 八合目御来迎場
9:20 七丈小屋
10:00 10:20 五合目小屋跡
11:00 刀利天狗
11:20 刃渡り
11:20 笹の平分岐
14:10 竹宇駒ヶ岳神社
14:30 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道　長坂ICもしくは須玉ICから30〜35分
竹宇駒ケ岳神社（尾白川渓谷）駐車場（無料）約100台駐車可能
トイレ、登山ポスト有り

コース状況／危険箇所等

梯子や鎖場などよく整備されていますが、所々に滑落した時は助からない絶壁があります。特に刀渡りの甲斐駒に向かって左側は草木が生えており、一見歩けるのですが垂直の断崖となっているので近づかないほうが良いです。

その他周辺情報

売店、キャンプ場があります。
尾白川渓谷は子供たちの水浴びで大賑わいでした。

写真

8/6 7:11

AM7:10駐車場の状況。（標高約770m）
舗装されているほうの駐車場はほぼ満車です。
トイレは水洗で水道使用可。ボラギノールが置いてあった（忘れ物？）長旅なので思わず自分のお尻が心配になりました。

8/6 7:16

登山ポストOK。パンパンの80リットルのザックを担いでいざ出発です。

8/6 7:24

勇みすぎたのかなぜか日向山に進んでしまいました。
もちろん途中で引き返すも30分のロス。
準備運動と気持ちを切り替え進みます。

8/6 7:52

竹宇駒ヶ岳神社で家族と今回の登山の安全を祈願しました。

8/6 7:53

定員5名の吊橋を渡ります。眼下の尾白川渓谷は白の岩肌に青い清流が美しいです。

8/6 7:54

登山道入口の標識

8/6 7:57

七丈小屋管理人さんからのお願い表示。
今回の山行ではビールにありつけそうなので一安心です。

8/6 10:17

林の中を進む。頭上では荷揚げのヘリが数回往復していました。

8/6 11:44

7月の丹沢の様に気温が高く蒸し暑い。
バテないようにゆっくり進むしかありません。
七丈小屋まで水は2リットルと非常用の経口補水液200ml
あえぎながら登りつつも水の配分が頭をよぎります。

8/6 12:46

刀渡り（標高1920m）に到着。左側は垂直の崖、右は斜度40度の一枚岩。
左側に近づかないように進みます。

8/6 12:50

刀渡りから振り返れば遠くに田園が見えます。
展望が開けると順調に高度を稼いでいることが実感できます。

8/6 13:20

梯子を何回か登り刀利天狗（標高2010m）到着。
梯子は重いザックがこたえます。
いつしか頭の中は”我慢すればジンギスカンとビールが待っている”に支配されていました。

8/6 14:06

黒戸山を右巻きに下って五合目小屋後に到着。
ここから先に急な梯子が待ち構えています。

8/6 14:51

橋を渡ればさらに急斜面に。急な梯子、鎖場が出迎えてくれますが、あえぎながらも、ジンギスカン食べたいパワーで登ります。
頭は肉に支配されこの先しばらくカメラに手が行きませんでした。

8/6 16:58

七丈小屋で幕営料600円と良く冷えたビール代800円を支払う。
空になったプラティパスに水を補給。管理人さんに感謝。
さっさとテントを張り、先ずは冷えたビール。旨い！！
800円でも安いくらい。

8/6 16:59

小樽運河焼肉のロースジンギスカンと仙流荘前バス停で売っていた超巨大にんにく

8/6 17:12

肉は柔らかくジューシー。旨すぎる！！
残った汁にはにんにくと切り餅を投入。これも旨い！！
芋焼酎500mlがどんどん無くなります。

8/6 17:44

〆はフリーズドライの仙台テールスープと切り餅2個。
かなり芋焼酎を飲みすぎたけど大満足でした。

8/6 18:28

ガスがかかりはじめました。
夜景も期待できないので直ぐに耳栓をつけて19：00就寝。

8/7 4:10

2時ころからトイレを済ませたり、準備を始め3時ころサブザックで出発。4：10頃の御来光場。幻想的な夜明けの風景。

8/7 4:26

鳳凰三山と奥に富士山

8/7 4:29

八ヶ岳、蓼科山。雲に浮かぶ軍艦のよう。

8/7 4:59

9合目の岩の下での御来光

8/7 4:59

鳳凰三山も色がついてきました。

8/7 5:01

いろいろお祈りしました。

8/7 5:04

少し赤く染まる北岳、間ノ岳

8/7 5:05

摩利支天

8/7 5:06

いつもは白い岩肌も少し赤みを帯びます

8/7 5:10

9合目から

8/7 5:14

8/7 5:16

鋸岳

8/7 5:40

横手駒ヶ岳神社山頂本社

8/7 5:41

北岳、間ノ岳、悪沢岳、塩見岳

8/7 5:41

仙丈ヶ岳

8/7 5:49

嬉しくて半そででも寒くありません

8/7 5:50

表情を変えてゆきます

8/7 5:50

ガスがかかってきました

8/7 5:52

私の写真を撮ってくれた方は、ちょっと目を離すと岩に登っておられました。きっとイサマシ族かゴーケツ族の方ですね。

8/7 6:04

宝剣岳はじめ中央アルプスを一望
うっすら御岳も見えました

8/7 6:44

朝食にマルタイの棒ラーメン（熊本黒マー油とんこつラーメン）
を食し、熊本の復興を想う。
祠で安全と平和を祈願し下山。

8/7 6:50

富士山と鳳凰
頂上部にガスがかかりまるで雪のよう

8/7 7:32

御来光場より仰ぎ見る。
是非ともまたこの尾根を歩き登りたい。

8/7 9:20

ラジオで重量挙げ三宅選手の頑張りと高校野球の開会式を聞きながらテントを撤収。七丈小屋で水を補給し下山開始。
管理人さんありがとうございました。

8/7 9:33

梯子を慎重に下ります

8/7 10:03

五合目小屋跡まで下り少し安心

8/7 10:35

黒戸山のわきを登り進みます。

8/7 11:04

刀利天狗
順調に下ります。

8/7 11:18

刀渡りの垂直の断崖。落ちたら木の枝に引っかかることも無く、そのまま落ちます。

8/7 11:18

甲斐駒に向かって左側には近づかないほうが懸命です。

8/7 11:20

鎖があるところはたどってゆけば大丈夫。

8/7 13:04

竹宇、横手分岐。水がもうほとんどありません。

8/7 14:13

分岐から約1時間で神社着。無事登山できたことを感謝します。
近くの売店でコーラと記念バッジ購入。
冷えたコーラ最高！！

8/7 14:28

尾白川渓谷には家族連れで大賑わい。
おつかれさまでした。

撮影機器：

SZ-31MR OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ テント テントマット

備考

長丁場の山行にもかかわらず、いろいろ装備が多すぎました。

感想

uesaku

・今年の夏山の締めくくりとして、黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登ってきました。
・トレーニングの意味もあり、ザックにいろいろ使わないものまで詰込みましたが、次回ここを登るときは軽量化したいと思います。危ないので。
・山でのジンギスカン、良く冷えたビールは最高でした。病み付きになりますね。
・御来光と大展望は最高です。黒戸尾根から登って良かった。
・同じテン場の方と夜明けを見たり、登頂の喜びを分かち合えたこともいい思い出でになりました。
・七丈小屋の管理人さんには感謝です。私にとって飲料水の提供が無ければこの季節の登頂は無理です。ビールも冷えていたし、トイレも清潔にされていました。
・また是非このコースを歩きたいです。行ったばかりなのにまたすぐ行きたくなる山行でした。