高御位山、小富士山【兵庫県、播磨】 正月は参詣から…
- GPS
- 04:16
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 685m
- 下り
- 673m
コースタイム
北山鹿島神社 11:43 - 大鳥居 12:03 - 鹿嶋神社参詣 12:07/12:13 - 展望台 12:23 - 百間岩の上 12:34 - 鷹ノ巣山 12:53/57 - 東峰 13:00 - 桶居山への分岐 13:03 - 高御位山頂上部 13:28 - 最高点 13:39 - (昼)13:42/53 - 頂上部出発 13:57 - 小高御位山への分岐 14:11 - 中塚山 14:29 - 阿弥陀新池の脇で道へ 14:41 - 北山鹿島神社参詣 14:44/50 = 仁寿山校跡 15:18 - 林道からの登り口 15:22 - 140mピーク 15:30 - 山頂部 15:36/50 - 麻生八幡裏の登り口 16:01 - 麻生八幡神社 16:03 - 仁寿山校跡 16:07
●所要時間
・高御位山…3:01
・小富士山…0:49
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(自宅)=(北山鹿島神社P)-鹿嶋神社-高御位山-中塚山-(北山鹿島神社P)=(仁寿山校跡)-小富士山-麻生八幡神社-(仁寿山校跡)=(自宅) ●アクセスルート <高御位山> ・初詣客が多く、鹿嶋神社駐車場は国道2号線から続く渋滞だった ・北山鹿島神社に駐車すれば北山登山口が目の前、ほかにも阿弥陀新池Pに駐車すれば長尾や長尾奥登山口が目の前 ・北山鹿島神社へは、鹿嶋神社参詣道(国道2号線「阿弥陀」交差点)を北へ、墓園前で左に行けば鹿嶋神社だが、ここを右に進み道なりにくねくね進むと、阿弥陀新池Pや北山鹿島神社にたどり着く ・「長尾」に行くバスもあるが便数は少ない。墓園前は一定本数あるようである <小富士山> ・大阪方から来た場合、姫路バイパス「姫路東ランプ」で降り、そのまま並行する側道に入る。国道86kmポストの先、側道を横切る3本目の比較的しっかりした南北道路を北へ、突き当たり左手に仁寿山校跡あり。付近駐車は困難なので、突き当たりを右に行った麻生八幡付近に数台ならば駐車可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●道の状況 <高御位山> ・至って明瞭、案内標識も整備されている ・登山口が多数あるので、自分の行き先地名をしっかり認識することが大切! <小富士山> ・今回コースは明瞭。ほかにも登路はあるようだが、それらは不明 ・麻生八幡裏の登り口からのほうが利用されているような気配がある。しかし、そのコースの頂上直下にある一枚岩では、初めて上から来るとコースが把握しにくい。とはいえ、淡々と下に向かえば続く道筋に気がつくはず ●登山ポストの有無 ・たぶん、どこにもない ●周辺状況 <高御位山> ・鹿嶋神社周辺に飲食可能な店は複数あるが、コンビニ等は国道に出ないとないようだ <小富士山> ・奥山集落に入ると店舗はない ・コンビニ等は白浜や県道551号線沿いにある。マックスバリュも付近にある ・奥山集落内はあまり駐車できる場所がないので注意を要する |
写真
感想
年の初めは初詣をかねて。すでにいくつかの神社に行っているが、山登りの安全祈願の意味で。今年は播州の人気神社、鹿島神社へ。およそ20数年ぶり。
●高御位山
いきなり渋滞に気がつき、車は北山鹿島神社へ。そこから歩いて高御位山に見下ろされながら鹿嶋神社を目指す。途中で長尾登山口などの標識が目につく。高御位山の麓はまるで箱庭のよう。やがて、渋滞の車列を追い越しながら大鳥居をくぐり、神社前の喧噪へ。神社で初詣を済ませて、出口付近の登り口へ。これから百間岩を目指すのだが、背後の馬の背にやたら人影が見えるのが気になる。こちらの百間岩からも多数の人が降りてくる。皆さん山らしくない格好。鹿嶋神社詣でのついでなのか。
展望台から百間岩を登り、眼下の見渡しが一際優れる。ここでしか見えない西面を見ると、姫路市街も見えるが、より手近なところに新幹線が。残念ながら写真に収めることはできなかったが、こんな所から俯瞰するのもなかなかおもしろそう。
岩の目立つ“縦走路”を進むと程なく鷹ノ巣山。単に縦走路の途中に過ぎない。東峰付近から馬の背への分岐。先ほど麓付近に多くの人影が見えた尾根である。
さらに進むと桶居山との分岐。低山ではあるが、名付けのある山が多い一帯である。高御位山を見据えながら、起伏のない縦走路を進むと、途中で市ノ池公園や長尾奥への下降路を分ける。どちらの下降路も下まで20分だそうだが、のぞき込むと壁のよう。さぞ、登りはきついんだろうな、と思わせる。
程なく頂上部に飛び出す。まずは「天乃御柱天壇」の祀られた場があり、次に最高点の岩場。その先には社もある。社の脇に三角点がある。三角点は299.8mだが、確かに、最高点は4m以上は高い。社の脇で昼。速やかに済ます。
北山に向けて降り始めるが、どうやら山頂の社にとってはこちらが“表玄関”のよう。しっかりした階段を降りきるとハイキングコースの案内板と無骨に岩上に書かれた分岐の案内。成井、北山、長尾に行けるそうな。
長尾は先ほど麓でも見た長尾であろう。成井は志方町側である。北山は目指す北山鹿島神社である。そちらに進路をとるといきなり大きな一枚岩。登り口も降り口も一枚岩とは。と思うと、さらに大きな一枚岩。そうやって一気に下る。
途中、小高御位山の標記があるが、ピークはその地点から成井方にやや進んだところ。
さらに一枚岩を下り、やがて“箱庭”が全て振り返ることのできるように。やや登り返して中塚山。鉄塔と高圧電線がじゃまするが、箱庭の見渡しには手頃。そこから一気に壁を下りやや平坦になる。その先で左手に分岐を見送る。少し左手に進
んで見ると、こちらが正解のような気もするが、案内が何もないので、殆どまっすぐの右手を選択。しかしすぐに地平にたどりつくが、神社よりも北にある阿弥陀新池付近。やはり左であったか。残念。
北山鹿島神社参詣ののち、次の小富士山へ。
●小富士山
低山だが、確かに山容は端正な円錐形である。しかし、低山故に横切る高圧電線等に遮られ、きれいに見える所がなさそう。
車の止め処を気にしつつ、仁寿山校跡から登り始める。林道はここで車止め。しかし歩いてもわずかで、小富士山への登り口。何の案内もないので、草陰の登り口への目印は、舗装林道が大きく左にカーブを切る地点としか言いようがない。ここから急な、直線的な登りを行く。道は細いが明瞭なので、ずっと沿っていけばよい。途中背後を振り向くと、仁寿山へも舗装林道から同様の登り道が伸びているのが見える。
やがて、小ピークがあり、山頂部が見える。もうそれほど高低差もないように見える。しばらく平坦に進み、最後の登りを一気に行くと、華厳寺の境内に。山頂部にこれだけ平坦な広場があるとは、下からでは想像できない。華厳寺ではお百度参り?の方がずっと回っている。南の山頂部に行くが、こちらも平坦すぎてどこが一番高いのかもよくわからない。山頂標識もないので、さらによくわからない。朽ちかけたベンチが一つあるだけ。もっとも、山頂にあれやこれやと構築物があるよりはましだとは思うが。
景色に目をやれば、白浜の海は手が届きそうなほどに近い。左手は、小赤壁からずっと続く山並みが、隣の南山まで来ていることがわかる。小富士山も、隣の仁寿山も、はたまた隣の南山なども、海面高がわずか違えば、島だったということである。
下りは“表参道”へ。岩場を下りわずか進めば、はや登り口。目の前に麻生八幡神社があり、山門を出てみれば神社の後ろに小富士山があることに気がつく。
神社前から、狭い舗装道路を西へ進むと程なく先ほどの仁寿山校跡につく。
もう少し早ければ、仁寿山にも行けたがなぁ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する